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皆さん、こんにちは!最近寝起きが悪いのでアラームへの当たりが強めな、就活マンです。
今日の朝、僕が大好きなメディア「新R25」にて素晴らしい記事が上がっていました。
株式会社GOの代表をされている三浦さんのインタビュー記事です。
この記事では「三浦さんが考えるブラック企業の定義」から、「企業での働き方」について書かれています。
その中でも特に僕がめちゃくちゃ共感した部分が以下です。
全力で向き合ってみてはじめて「この仕事には向いてない」って検証できるじゃない。それで辞めるのはポジティブな決断だってことだよ。
次の職を探すうえで「こういう仕事はしない」みたいな基準ができたんだから。
本日の記事では、この発言部分を切り取って解説します。
まさに第二新卒が転職をするタイミングについての指標になると思いますよ。
前向きな転職によって第二新卒での転職の精度が上がる
GO三浦さんは、たとえブラック企業に入社することになってもまずは「全力」を出してみることを提唱しています。
ここでの注意点は、「鬱になるまで」とか「自殺を考えるほど追い込む」という全力ではないということ。
あくまでも、全力でやってみて面白さや達成感が味わえなかったら辞めて良いという意見です。
全力でやっても面白さや達成感がないなら、迷わず辞めていいと思うよ。
全力でやってこそ「合わないこと」が見える
ここがポイントです。
どんな職場でさえも、まずは全力で努力してみる。仕事に対して創意工夫をする。
それによって、「合わないこと」が見えてきます。
僕はサラリーマンを1年で辞めていますが、その1年はめちゃくちゃ努力した。まさに全力で。
その結果、営業200人のうち新卒で前年比の利益率で8位になることができたんですよね。
全力で仕事に取り組んだからこそ、見えてきたことがありました。
- 年功序列で成績が評価されない環境が嫌いだ
- この会社のルート営業では「他社でも使える能力」がそこまで付かない
- 成績よりも飲み会への参加とか、「気に入られること」が出世に影響する職場である
これらはまさに全力で取り組んだからこそ、1年で実感できたことでした。
「適当に仕事して、適当に過ごしていれば良いや」というスタンスだったら、こうした気付きは得られなかったと思うんですよね。
恋愛に例えるとわかりやすい
僕は恋愛に例えるのが大好きなので、恋愛に置き換えてみますね。
全力で恋愛すると、「この人のこういう部分が合わないな」というのが見えてきます。
それが適当な恋愛だと「まぁ、そんなに好きじゃないしいいや!」と投げやりになるので、自分と何が合わないのか見えてこない。
これはまさに会社も同じです。
先ほど話したように、仕事に全力で取り組んだからこそ「この会社とここが合わない」というのが見えました。
第二新卒としての転職時期は「見えた後」
前の章で解説したことを踏まえると、第二新卒として転職をすべきタイミングが分かります。
それはまさに「今いる会社の何が合わないかが見えた後」ですね。
つまり、ミスマッチしているポイントを明確化することができたタイミングで転職をすべきということです。
「逃げの転職」はやめるべき
つまり「なんとなく転職しよう」や「今の会社から逃げたい」というだけの逃げの転職はやめるべきだと言うこと。
三浦さんも次のようにインタビューで回答されています。
でも、中途半端に辞めてしまうと、「やっぱりもう一回試してみようかな」っていう気になってしまう。
人間はのど元過ぎると熱さを忘れる生き物だからさ。
たしかに、中途半端でやめてしまうと、その職種に対してやその会社に対して「やっぱ前のが良いかも」という気持ちを抱く可能性があります。
僕も、もし中途半端に仕事して1年で辞めていたとしたら、「やっぱり前職で働いていた方が良かったかも」と中途半端に後悔したかもしれませんからね。
「次の転職先に求める必須条件」をノートに明記しよう
今の会社のどこにミスマッチを感じているのか?どんな点が改善したらそのまま働き続けたいのか?
三浦さんがインタビューで話しているように、「単に残業時間が長いこと」はブラック企業の定義にはならない。
要するにブラック企業だと感じるポイントは人それぞれ違うんですよね。
だからこそ、もし第二新卒として早期の転職を考えるなら、「次の転職先に求める必須条件」を明確化しましょう。
それをノートに書き出して明記しておく。
そうすることで、転職エージェントに共有することもできます。
企業選びに迷ったときや、面接での逆質問でまた同じミスマッチを繰り返さないように利用することができます。
第二新卒が短期間で転職を繰り返す怖さについて
僕がこれほどに「逃げの転職」を回避すべきだと言うのには、理由があります。
それは第二新卒が早期に転職を繰り返すのには、転職しにくくなるリスクがあるからです。
転職回数ごとの転職成功率の低下
転職を重ねると、どれだけ転職しにくくなってしまうのか?
DODAの記事にわかりやすいデータがあるので、ご覧ください。
画像引用)DODA「転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性」
このデータは「転職が初めて」という人の転職成功率を「100」とした時の成功率ですね。
転職が初めての人と比較すると、24歳で4回以上になると5倍以上転職が難しくなることがわかります。
こうして転職の成功率が下がっていくと、「どこでも良いや」と投げやりになりがち。
だからこそ、1回1回の転職の精度を上げることが本当に大事になるんですよ。
第二新卒の転職時期としておすすめの時期は3月と9月
第二新卒はまずは「全力」で、今の会社の仕事に取り組んでみること。
その結果、それでも面白さや達成感が味わえないのならたしかに転職すべきです。
よってこの章からは、具体的な第二新卒の転職時期について解説していきます。
企業が第二新卒向けに求人を出すタイミング
多くの企業が求人を出すタイミングっていうのは実は決まっています。
ではどの時期に第二新卒の求人が増えるのか?
企業が第二新卒の採用を増やす時期は以下です。
- 1〜3月(特に3月)→4月入社して欲しい!
- 7〜9月(特に9月)→10月入社して欲しい!
1〜3月の時期と、7月〜9月の時期に求人が増えるんですよね。
企業の決算期に求人が増える
なぜこの時期に求人が増えるのか?
大きく影響するのが「企業の決算期」です。
「決算期って何?」って思うと思うので簡単に説明を!
決算期とは、企業が「これだけの利益が出ましたよ!」っていう最終的な売上を確定する月のことを指します。
もっと噛み砕いて話すと、「4月〜3月までの売上を今年の売上として確定します」という1年の目標の区切りとなる時期のことを、決算期って言うんですよね。
この決算期を終えて、翌月からの新年度において新しい人員を必要とするのです。
3月と9月は決算期なので退職者が出やすく人員の補充がしたい
3月と9月に決算期を設定している企業が多いです。
よって来年度である4月と10月に新たな人員を補充して、「来年はこの人達で頑張るぞー!」って会社をやっていくわけですね。
決算期は1つの「区切り」である
一方で決算期は1つの「区切り」でもあります。
「本年度で退職します」という社員も多いので、決算期は退職者もよく出る時期なんですよね。
新たな人員を補充し、かつ退職者の分も人員を補充する必要があるので3月と9月の決算期は求人が増えるのです!
つまり、決算期は1つの会社の「区切り」だから、そこで新しい人員を補充したり、退職者が出やすいのでその分の人員を確保する。
結果として決算期に向けて求人を出す企業が増えるってことですね!
(この辺りの細かい話は覚えなくても大丈夫です。3月と9月に求人が多いことだけ覚えておきましょう。)
3月は新卒の内定辞退者の穴埋めとしても第二新卒の需要が高い
ここまでの説明で3月と9月が特に第二新卒向けの求人が増えることが分かったと思います。
更に補足すると、3月が最も第二新卒向けの求人が多く、転職しやすいタイミングです。
3月に最も第二新卒向けの求人が増える理由
なぜ3月が第二新卒向けの求人が一番多いのか?
それは決算期に加えて、「新卒の内定辞退者の枠」を第二新卒で埋めようとする企業が多いからです。
新卒の内定辞退は、企業にとってはかなり深刻で、特に知名度が低い企業だと4月ギリギリに内定辞退されるとその穴埋めが大変。
ほとんどの新卒は10月までに就活を終えてしまっているので、新たに内定を出すのは難しいんですよね。
そこで企業が注目するのが、「第二新卒」というわけです。
まだ正社員経験が1〜3年なので、年齢的にも新卒と大して変わらない。
新卒と変わらないにも関わらず、ビジネスマナーを押さえているので企業は新卒の代わりとして積極的に第二新卒を採用するのです!
この新卒の内定辞退枠があるので、3月が第二新卒が最も必要とされる時期だと言えるんですね。
たしかに第二新卒と新卒はそこまで変わらないからこそ、新卒の代わりに第二新卒を採用する企業が多いのは納得できますよね。
他の期間でも第二新卒向けの求人はあるので転職できる
第二新卒の転職時期としての補足を少し。
1〜3月、7〜9月以外の時期でも、もちろん第二新卒向けの求人は大量にあります。
ここまで解説してきたのはあくまで「相対的な求人の量」なので、0か100かの話ではありません。
よって転職を考える時期にそこまでこだわる必要はないというのが僕の結論です。
1〜3月、7〜9月以外の時期でも転職活動をしてみて、そこに良い求人がないのなら1〜3月を狙ってみるという流れがベストですね。
転職は慎重にすることがマストなので、「すぐに転職しなくては!」という焦りは禁物。
鬱になりそうなほど辛い状況なら、すぐに転職すべきですが、そうではないのなら良い求人が出るまでじっくり転職活動を進めるべきですよ!
第二新卒として4月と10月に入社するそれぞれのメリット
ではでは、1〜3月と7〜9月のそれぞれの時期に転職活動した場合についてもう少し詳しい話をしますね。
1〜3月に転職が決まれば、4月入社になる可能性が高いです。
一方で7〜9月に転職が決まれば、10月入社になる可能性が高いです。
(もちろん転職が決まってすぐに翌月入社という場合もありますよ!)
4月入社と10月入社とでは、それぞれメリットが異なるのでそれをこの章で解説します!
第二新卒として4月に入社するメリット
まずは第二新卒として4月に入社するメリットは以下です。
- 新入社員と共にじっくり研修を受けることができる
- 同期が多いので心強い
新卒と同じ研修を受けじっくり馴染める
4月に入社するメリットとしては、第二新卒の場合なら新卒と同じ研修を受けられる場合があります。
よって転職後、じっくりと職場に慣れる時間を作ることができるので気持ち的に楽になりますよね。
同期がいるという安心感がある
また新卒が入社するタイミングとかぶるので、年齢は違うけど同期が多いのも嬉しいです。
やっぱり同じタイミングで入った人がいると、心強いですし、プライベートでも仲良くなりやすい。
同期の存在は4月入社の大きなメリットであることは間違いありませんね。
ちなみに僕は新卒で入社した時に配属先の支社に同期が1人もいなかったんですよね。
本当に心細かったです。
200人の中で新入社員が1人ってエグいですよねwゴミ捨てとかも全て自分が担当していたので、めちゃくちゃ面倒でした。
第二新卒として10月に入社するメリット
一方の10月に入社するメリットは以下ですね。
- 即戦力としてすぐに仕事に取り組むことができる
- 面倒な新人研修を受けずに済む
即戦力としてすぐに仕事できる
10月に入社となれば、新入社員の入社とはかぶらないので、上司や先輩社員に教わりながら最速で仕事できます。
会社によっては新入研修がめちゃくちゃダルいのも多くあるので、そうした研修なくすぐ即戦力になれるのは人によってはメリットですよね。
新人研修を受けなくて良い
次に4月入社とは違って、新卒と同じような新人研修がありません。
新人研修をしなくて良いのが第二新卒の魅力ですからね!
新人研修がないということはポジティブに捉(とら)えると、すぐに実践的な仕事に取り組めることでもあります。
長期的なキャリアを考えた時に、1日でも早く実績を積むべきでなのでこれは大きなメリットになります。
またそもそも「新人研修って面倒だよな〜」っていう人には嬉しいですよね。
すぐに先輩社員から仕事を教えてもらって、仕事に取り組みたいという積極的な人は10月入社に向いていると言えます。
まとめると、10月入社はすぐに仕事ができる環境が整っているということです。
4月入社はどうしても新卒と同じような扱いを受けやすいので、すぐに仕事を覚えられるのは10月入社のメリットだと言うことができます。
第二新卒として転職する場合の注意点
ここまでの解説で、第二新卒の転職時期についての理解が深まったと思います!
しかし、第二新卒の転職において重要なことは「転職時期」だけではありません。
むしろ転職時期の重要性はそこまで高くないんですよね。
そこで第二新卒が転職をする上で絶対に押さえておくべき注意点をここでは3つ紹介します。
1年以内に辞めるべきではない
まず最初の注意点ですが、第二新卒は1年で辞めるべきではありません。
その理由は2つですね。
- またすぐに辞めるのではと思われやすい(忍耐力がないと判断される)
- 基礎的なビジネスマナーもまだ付いていないと判断されてしまう
忍耐力がないと判断される
まず1年以内に辞めてしまうと、さすがに忍耐力がないと判断されてしまいます。
もちろん超ブラック企業に入社してしまって、鬱になりそうならすぐに転職すべきですが、極力1年以内に辞めるのは避けるべきですね。
基礎的なビジネスマナーもないと判断される
次に1年以内に辞めてしまった場合は、企業から「基礎的なビジネスマナーがまだ備わっていない」と判断されやすいんですよね。
第二新卒を採用する大きなメリットとして、「既に社会人経験があり、ビジネスマナーが備わっている」というのがあるのですが、1年以内の退職だとこのメリットを企業に感じさせにくいんですよ。
これら2つの理由から、よっぽどのことがない限りは1年以上働いた上で転職すべきですね。
ちなみに僕も1年ジャストで退職しています(16年4月入社〜17年3月退職)。
自分のキャリアを考えた時にはこのように「自分の経歴は企業からどう見られるか?」という目線を常に持ってみてください。
その上で「1年以内に辞めていてすぐに辞めそうだな」と自分でも思うようなら、そう言われた時の対策を準備しておくなどが重要になりますよ!
今の会社の問題を解決できないかまずは考える
冒頭の話にも繋がりますが、今の会社で満足できるようになるのも重要な視点です。
そのためにはやっぱり「1度は全力で取り組んでみる」という姿勢が重要。
転職は「キャリアアップ」や「新しい職種への挑戦」などポジティブな世界を広げる手段です。
しかし第二新卒で転職する人の多くは「なんとなく今の会社が嫌だから」という理由で転職を考える人も多い印象がある。
このようにネガティブな理由で転職(=逃げの転職)をすると、転職先でも同じようなことで悩む場合が多いんですよね。
「残業時間が長くて最悪!」って理由で転職をした結果、転職先でも「仕事がつまらないから最悪!」と同じような理由で悩んでいる人を多く見てきました。
ネガティブな理由での転職を考えている方はぜひ、今の会社でその問題を解決できないのかを第一に考えてみてください。
意外と言えば改善されることも多い
例えば「残業時間が長くて最悪」という悩みなら、それを上司に退職の意思と一緒に伝えてみましょう。
企業は当然退職されるのは嫌なので、一緒になって残業時間を減らす方法を考えてくれるはずです。
他にも「仕事がつまらないから最悪!」という悩みは、工夫によって何とかできる可能性も高いですよね。
成績を出している先輩社員に同行してみる、仕事をより効率化できないか考えてみる、アイデアを上司に提案するなどなど!
部署異動を待ってみるのも1手
更には部署異動などのきっかけによって、仕事内容へのつまらなさを解消できる可能性があります。
これも退職の意思とともに人事部に伝えると、部署異動などの提案をされる場合があるので有効です!
実際に僕が退職を伝えた時に、人事から「部署を移動することも可能だけどそれでも辞めるかい?」ということを言われました。
特に企業は新卒に退職されることを嫌がるので、「退職の意思」というのは現状を打破するための強力なカードになります。
転職をせずに、今の会社で自分が幸せになれる道がありそうならまずはそこを徹底的に追求することが重要です!
20代で転職するのは2回までに留める
最後3つ目の注意点ですが、20代で転職するのは2回までに留めましょう。
なぜなら20代の3回目の転職成功率はガクッと下がるからです。
もう一度、DODAのデータを引用しますね。

20代のうちに何度も何度も転職をしていると、転職の成功率が下がることは覚えておいてください。
圧倒的なプログラミングスキルや、圧倒的な営業力があれば転職回数が多くても、企業からの需要は高い。
しかし、特にスキルがない場合は企業も転職回数が少ない人を採用しますからね。
よってここで再度言いたいことは、転職は慎重にして欲しいということです。
適当に転職先を選んで入社するというスタンスはやめて、転職先の候補は徹底的に調べて入社前にはOB訪問まで行ってから転職するべきですね。
第二新卒として転職を成功させるポイント
第二新卒として転職する場合の注意点をお伝えしたところで、この章では転職を成功させるポイントを紹介します。
僕が第二新卒で転職を考えている人に押さえて欲しい成功のポイントは4つあります。
ぜひこれらを押さえて転職を成功させて欲しいと思います!
理想のキャリアを明確化する
まず転職は理想像に近づくための手段だと認識してください。
「◯◯職としてのスキルを身につけたい」「もっと若くから大きな仕事を任される環境で実績を残したい」「年収を20代で1000万円もらいたい」などなど、転職はこうした理想像に近づくための手段になります。
そこで重要なことは「理想像の明確化」ですね。
そもそも理想像が全くない状態で転職をするのは、現状から逃げたいだけの場合がほとんどです。
逃げたいから転職をしても良いのですが、それでは転職後の人生は運任せですよね。
理想像から逆算してこそ、自分に合った転職先を決めることができると僕は思います。
更に「理想像を明確化しておくこと」にはメリットがあります。
それは転職エージェントに自分の転職における価値観を共有できることです。
理想像が明確じゃないと「とりあえず」になる
理想像が明確化されていない人は、「とりあえず」で物事を語るんですよね。
転職エージェントにも「とりあえず年収は400万円以上が良いです」「とりあえず残業時間は少なめで」などなど。
話す内容が非常に曖昧な人が多いです。
これだと転職エージェントの紹介の精度は下がります。
更には「この人にはどの求人を紹介してもいいだろうな」と軽く見られる可能性もあるんですよね。
反対に理想像が明確化されている人は、希望条件が明確なので「年収は◯◯の理由で400万円以上が必須でお願いします!」とはっきり伝えることができます。
よって転職を考えているのなら、まずは理想像を明確化しましょう。
転職はその理想へ近づくための1つの階段です。
業界の理解を深める
続いてこれがかなり大事で、多くの第二新卒ができていないことなのですが、業界への理解は深めておきましょう。
業界の理解と言っても、全ての業界について調べろということではありません。
・成長している業界はどこか?
・今後成長する業界はどこか?
・利益率の高い業界はどこか?
・なぜ利益率が高いのか?
・それによって給料が高い業界か?
・安定性の高い業界か?すぐに衰退する業界ではないか?
ぜひこのような目線で業界への理解を深めてみてください。
成長業界はどこか?
まず「成長している業界はどこか?今後成長する業界はどこか?」という目線は、一番重要です。
特にキャリアアップを考えている人は、成長業界に身をおくことで大きな実績を残せる可能性が高まります。
逆に衰退業界(斜陽産業)に身をおいてしまうと、どれだけ努力しても実績が残せなかったりします。
ちなみに成長業界の代表としては以下の業界が挙げられるので、覚えておいて損はありません。
- AI業界
- HRテック業界
- フィンテック業界
- 高齢者向けサービス関連業界
- シェアリングエコノミー関連業界
利益率の高い業界はどこか?
次に「利益率の高い業界はどこか?なぜ利益率が高いのか?それによって給料が高い業界か?」という視点で業界を見るのもおすすめです。
利益率が高い業界(=儲けやすい業界)というのは、ビジネスモデルが非常に優秀だということですね。
例えばブライダル業界は利益率が低いので、どれだけ残業が多くても年収が1000万円を超える人はいません。
一方で不動産業界は利益率が高いので、普通の営業でも成果を出している人だと年収は1000万円を超える人がザラにいます。
このように利益率の高い業界に身をおくことで、年収が上がる転職が可能になります。
特に年収を重視している人は、こうした視点で業界を見ることが有効ですよ。
安定性の高い業界はどこか?
最後に「安定性の高い業界か?すぐに衰退する業界ではないか?」という視点で業界を見ることもできます。
よく「安定!安定!私は安定が一番重要なのよ!」って人がいますが、そういう人に「安定性の高い業界は?」と聞いても1つぐらいしか出てきません。
変化の激しいIT業界や、一方で安定性の高い食品業界や化学業界、インフラ業界など業界によって安定性に違いがあります。
安定を重要視する人は業界の安定性についての理解を深めておきましょう。
このあたりの業界理解については、別記事でも詳しく書いたのでご覧くださいね。
口コミサイトを参考にしてリアルな情報を入手する
次に第二新卒の転職を成功させるポイントは「口コミサイト」を利用することです。
転職サイトに記載されている情報や、転職エージェントからの話を聞くだけだと、正直リアルな情報を知ることはできないんですよね。
これはレストランを予約する時に似ています。
レストランのサイトだけを見ても、そのお店のリアルな情報は分かりません。
そこで食べログやぐるなびといった口コミサイトを見ることで、そのレストランの「ぶっちゃけ情報」を知ることができます。
レストランではなく、企業を選ぶ際もこうした口コミサイトを利用して「ぶっちゃけ情報」を入手することが重要になります。
おすすめの口コミサイト
- カイシャの評判
- Openwork
- 転職会議
複数の転職エージェントを利用する
最後、4つ目のポイントは複数の転職エージェントを利用することです。
先に紹介しましたが、転職エージェントは1人の担当者がついて転職のサポートをしてくれるサービスです。
よって担当者の質によって、サポートが全く異なるんですよね。
自分に合った企業をバシバシ紹介してくれる担当者もいれば、「なんでここを紹介したの?」と疑問しかないような企業を紹介してくる担当者もいます。
複数利用して担当者を比較すべし
担当者を比較するためにも、複数の転職エージェントを利用しましょう。
更に複数の転職エージェントを利用すれば、その分多くの求人を紹介してもらうことができるので求人の比較にも役立ちます。
目安は3社以上!
目安としては3社利用するのがおすすめですね。
4社以上になるとさすがに面談やメールの返信が大変ですし、2社だと少ないです。
第二新卒が利用すべき転職エージェントをランキング化したので、そちらの記事を参考にして連携してくださいね。
第二新卒として転職を成功させている人の実例
ここまでの解説で第二新卒の転職について詳しくなれたと思います。
最後に、ぜひ第二新卒の皆さんに知って欲しい転職の成功例を紹介しようと思います!
僕が新卒で入社した企業から、入社3年以内に転職した同期が数人います。
彼らは全員が「転職してよかった」と言っているんですよね。
まさに転職の成功例と言えるのですが、成功した特徴がありました。
それは全員が「大手食品メーカー」では満足できない向上心の持ち主だったことです。
大手食品メーカーは抜群の仕組みと、商品の安定性から営業力をそこまで必要としないんですよね。正直。
だからこそ働いている人は、社内の噂話に花を咲かせていたりします。
そんな環境は、僕や同期のような向上心の高いタイプは当然合いません。
成長志向の強い3人が進んだキャリア
よって僕は独立し、他の同期はリクルート、外資系保険会社、薬剤師とそれぞれの道を歩みました。
このように転職は企業に対して「適性が合わない」と判断した場合、適性の不一致を解決する手段として有効です。
そもそも就活生の時にそれが分かれば良かったのですが、入社してみないことには正直分からないですからね。
企業の社風やそこで働いている人との適性が合わない場合、「なぜ合わないのか」という点を明確化してから、それを改善するような転職先を見つけることで転職の成功率は上がると、同期を見ていても強く思います!
会社との適性に関しては、実際のところ入社しないことには分からない。
だからこそ、適性が全く合わない場合は、早期に転職して適性が合う会社で実績を残すほうが幸せですね。
まとめ
最後までお疲れ様でした!
第二新卒の転職時期のおすすめについて理解できたとともに、転職での注意点や成功ポイントを把握できたと思います。
転職時期については3月に第二新卒向けの求人数がピークを迎えますが、それ以外のどの時期でも第二新卒向けの求人はあります。
要するに市場に出ている求人数よりも、いかに自分に合った求人を見つけられるのかが重要なんですよね。
それを見極める手段として、複数の転職エージェントを利用し、口コミサイトで自分でも情報を取りにいくことが重要。
僕は良いレストランを見つけるのが得意なのですが、日々口コミを見るくせを付けておくと、「この口コミはガチだな」とか「この口コミのこれは重要だな」というポイントが分かるようになります。
ぜひ日頃から口コミサイトや求人サイトを見るクセを付けておいて、いざ転職する際の役に立てていきましょうね。
本日も最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!またね〜!