こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!
第二新卒で就職する場合、業界とともに重視すべきなのが職種です。
なぜなら自分が日々行う業務内容を決めることに直結するから。
逆にいうと、どれだけ良い業界や大手企業に入社したとしても、職種が合わなければ働くことが本当に辛くなりますからね。
そこで本記事では、第二新卒におすすめの職種について解説していきます!
おすすめする職種への転職方法まで共有していくので、ぜひ最後まで読んでください。
第二新卒におすすめの職種は?
おすすめ職種① IT系開発職
第二新卒が転職するなら、まずおすすめなのがIT系の開発職です。
おすすめする理由は、主に次の2点。
- 成長産業である
- 専門性の高いスキルを身につけられる
ITはいまや生活に欠かせないものとなり、あらゆる分野で必要な技術です。
今度も飛躍的な成長と拡大が望める業界で、そのなかで働くことで自分自身もスキルアップでき、成長が望めます。
専門スキルが身につく点もおすすめのポイント。
転職先の企業でスキルを磨き市場価値を上げておけば、より良い条件で他企業に再転職することもできるでしょう。
将来的にフリーランスで働くという選択も可能になります。
どのような職種がある?
IT系の仕事とひとことでいっても、実は多くの職種に分かれています。
どのような職種があるか、おおまかに説明しましょう。
- 開発職
- マネジメント職
- 営業職
- マーケティング職
開発職は、プログラマーやシステムエンジニア、Webデザイナーなど開発業務を行う仕事です。
第二新卒で転職するなら、開発職がいいでしょう。
時期を問わず求人が多く、未経験でも応募できるものもたくさんあります。
ただし、採用にあたっては最低限でもプログラミング言語を習得しているほうが有利になります。
そのため、IT開発職をめざすなら、スクールなどを利用して学んでおきましょう。
マネジメント職はプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなど、プロジェクトが円滑に進行するようマネジメントする仕事です。
ある程度、開発職として実績や経験が必要となります。
営業は、自社のWebサービスの導入をすすめたりメンテナンスを行ったりします。
売り込むために、ITに関する幅広い知識が必要です。
マーケティング職はさまざなデータを把握し、分析する仕事を指します。
近年、ビッグデータの重要性が重視されるようになったことから、より注目を集めている仕事です。
おすすめ職種② コンサルタント
コンサルタントとは、企業の抱える課題に対する解決策を提案したり、戦略を練ったりする仕事です。
クライアントの課題を解決するために、あらゆるデータや状況を分析して解決策を提案する必要があり、質の高い仕事が要求されます。
それだけにやりがいがあり、高収入も狙えます。
「そんな大変な仕事、第二新卒から未経験で挑戦できるの?」と思う方もいるでしょう。
実は、コンサル業界はここ数年で飛躍的に大きくなり、その結果人手が不足ぎみです。
そのためもあって、多くのコンサルティングファームが未経験の求職者を積極的に採用しています。
教育体制も整っていることが多く、クライアントにはチームを組んで対応するため、未経験で採用されて活躍している人はたくさん存在しているのです。
要求される水準は高いものの、それだけやりがいがあり、年収も高い傾向にあります。
おすすめ職種③ 法人営業
営業には個人営業と法人営業の2つがあります。
違いはシンプルで、個人営業は一般の消費者を相手に自社の商品やサービスを売り込む仕事、法人営業は会社相手に売り込む仕事です。
営業ときくと「ノルマがキツそう」「休みがなさそう」など、とにかく大変そうなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
このキツい、大変というのはほとんどが個人営業の場合です。
個人のお客様相手であり、ひとりあたりの売上が大きくないため数をこなさなければなりません。
当然、ノルマがキツくなります。
お客様の数が増えれば要求やクレームも増え、その対応にも苦労します。
さらに、土日や平日でも夜に対応しなければならないなど、顧客の都合に合わせて動かなければならないので、ハードワークになりがちです。
もちろん、人と話すのが好きで、売り込むのがうまく成果を上げる自信があるなら、挑戦すると良いでしょう。
営業は売上を上げるほど給料も上がるため、高年収も狙えます。
法人営業は企業が対象です。
相手も企業なので、業界や扱う商材にもよりますが、基本はカレンダーどおりの働き方になります。
取引額が大きいだけに成約まで大変という側面はあるものの、会社にもよりますが、個人営業のようにノルマに追われて休みもないような大変さは基本的にありません。
高収入より働きやすさを重視する人なら、法人営業を狙うのも良いでしょう。
特に、化学業界や食品業界のような安定した業界の法人営業がおすすめです。
電力やガスなどのインフラ業界の営業もおすすめですが、こちらは中途採用の求人そのものがあまり出ません。
第二新卒におすすめではない職種は?
ここでは、第二新卒が転職する際に、あまりおすすめできない職種を紹介します。
おすすめできない職種① 一般事務
一般事務は書類の作成やデータ入力、ファイリングなどを行うサポート業務がメインです。
ルーティンワークが多く、業務内容にさほどの発展性はありません。
デスクワークが主でノルマもなく身体的な負担もないため、女性に人気の職種です。
しかしながら、一般事務は転職先としてあまりおすすめできない職種です。
その理由を以下に説明しましょう。
理由① 求人に対して希望者が多い
一般事務は働きやすいため、さほど人が辞めません。
また、コスト削減のため、基本的に誰でもできる一般事務職は正社員ではなく派遣社員や契約社員に任せる企業が増えています。
中途採用の正社員求人がほとんど出ないにもかかわらず、転職先としては人気があるため、競争率がかなり高いです。
実際、厚生労働省による「一般職業紹介状況」によると、一般事務の有効求人倍率は0.31しかありません。
有効求人倍率とは、求人数を求職者数で割ったもの。
0.31ということは、3件の求人に対して約10人が応募している状況ということです。
この数字はパート求人は除かれていますが、派遣社員や契約社員の求人は除外されていません。
そのため、正社員だけに絞るともっと狭き門になる可能性が高いです。
応募してもなかなか採用されず、転職活動が長引く恐れがあります。
理由② 専門スキルが身につかない
おすすめできない理由として、専門的なスキルが身につかない点も挙げられます。
現在は、1つの企業にいつまで勤めていられるかわからない時代です。
勤め先が倒産したりリストラを敢行したりする可能性はいつだってあります。
専門スキルを身につけていれば、たとえ勤め先が立ち行かなくなっても再就職も適うでしょう。
リストラが行われたとしても、能力があれば対象から免れる可能性があります。
しかし、一般事務では専門性の高いスキルは身につきません。
市場価値が高まらないので、30代に入ってから急に職を失うことになったときなど、次の転職が難しくなる可能性が高いです。
理由③ 年収が低い
事務職の年収はあまり高くありません。
下記は、「doda」が公表しているデータから一部抜粋してまとめた職種別の平均年収です。
職種分類 | 平均年収 | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) | 601万円 | 638万円 | 509万円 |
企画/管理系 | 516万円 | 570万円 | 437万円 |
営業系 | 442万円 | 468万円 | 378万円 |
金融系専門職 | 426万円 | 584万円 | 358万円 |
クリエィティブ系 | 381万円 | 422万円 | 348万円 |
事務/アシスタント系 | 332万円 | 391万円 | 317万円 |
販売/サービス系 | 329万円 | 358万円 | 298万円 |
見てのとおり、事務系は322万円とかなり低めであることがわかるでしょう。
「国税庁の統計」によると、2019年度の国内企業の平均給与は436万円です。
事務職はこれより100万円以上低いわけですね。
給料は安くても働きやすければ良いという人以外、あまりおすすめできる金額ではありません。
おすすめできない職種② 販売職
販売職は、文字通りお客様に対して商品を販売するのが主な仕事です。
接客やレジ打ちのほか、品出しや商品整理、在庫管理なども行います。
未経験でも応募できる求人も多く、転職先として検討している人もいるでしょう。
それでは、どうしておすすめできないのか以下に理由を説明します。
理由① 仕事がハード
販売職は自分から売り込む営業とは違い、来られたお客様を相手にする仕事です。
そのため、なんとなく楽な仕事とのイメージを持つ人もいますが、実際にはそんなことはありません。
店舗や扱う商品にもよりますが、基本的には立ち仕事を強いられます。
開店前の準備もあれば閉店後の雑務もあるため、労働時間も長くなりがち。
世間が休みの日に稼ぐスタイルのため、休日が不規則なことも多いです。
さらに、お客様からのクレームが多かったり、店舗によってはスタッフの上下関係が厳しかったりもします。
精神的にも肉体的にもなかなかにつらいことが多い仕事なのです。
理由② 専門スキルが身につかない
特別なスキルが身につかない、キャリアアップしづらい点もおすすめしない理由です。
販売職は、仕事の内容が大きく変わることはあまりなく、工夫の余地もそれほどありません。
扱う商材にもよりますが、基本的に専門的なスキルが身につきづらい仕事です。
理由③ 年収が低い
事務職同様、販売職もあまり給料が良いとは言えません。
さきほどの表では、販売職の平均年収は329万円と、332万円の事務職よりもさらに低い額になっています。
比較的身体的・肉体的負担の少ない事務職であれば、給料より働きやすさを優先して選ぶ人もいるでしょう。
しかし、販売職は身体的にも精神的にもキツいことが多く、これで低賃金では割に合わないと言わざるを得ません。
おすすめできない職種③ 介護職
介護施設において、利用する高齢者の生活を支えるのが介護職です。
介護士、介護福祉士、ケアマネージャーなどがあります。
高齢化社会においてなくてはならない仕事ですが、よほどの覚悟や理念がない限り、あまりおすすめできません。
理由① 激務
介護業界は慢性的な人手不足が続く業界です。
「経済産業省の統計」によると、2035年には介護職員が79万人不足すると試算されています。
人手が足りないために職員ひとりあたりの負担が大きくなり、残業も多く、長時間労働になりがち。
利用者から目が離せないため、休憩が満足にとれないこともあるでしょう。
施設にもよりますが、夜勤も含めた変則的なシフト制を採用しているケースも多いです。
身体的にも精神的にも負担の大きな仕事です。
理由② 年収が低い
介護業界は仕事が過酷なわりに給料が安く、将来的にあがる見こみもあまりありません。
「平成30年賃金構造基本統計調査 」から算出すると、ホームヘルパーの年収は約333万円です。
これまた低い額ですね。
給与は、国家資格である介護福祉士を取得してもあまり変わりません。
介護職員の不足を懸念する国が処遇の改善を図るよう指導していますが、現場に反映されていないのが現状です。
おすすめできない職種④ 飲食店スタッフ
飲食店で正社員として働く場合、キッチンスタッフやホールスタッフを経験し、店長やエリアマネージャーして飲食店の運営に関わるケースが多いです。
やりがいのありそうな仕事ですが、おすすめできない理由を紹介しましょう。
理由① 仕事がハード
販売職と同様、飲食店も開店前の準備から閉店後の片付けまで雑務が多く、立ちっぱなしでの長時間労働になりがちです。
変則的なシフトを採用しているところも多く、有給や連休もとりづらい店舗も珍しくありません。
身体的な負担が大きく、年を重ねてからも現場で働くのは大変です。
理由② 年収が低い
激務なわりに、給料はあまり良くありません。
「doda」によると、レストランスタッフの平均年収は343万円です。
「厚労省の発表」では、飲食サービス・宿泊業の離職率は33.6%(2019年)と非常に高い割合を示しています。
これは、ほかの産業より一段飛びぬけた数字です。
離職率が高いということは、それだけ耐え切れず辞める人がでているということ。
将来的に独立して自分の店を持つために経験を積みたいなどの目的があれば別ですが、そうでなければあえて目指すのはおすすめできません。
第二新卒がおすすめ職種で採用されるための方法3つ
おすすめした職種に応募して採用されるためには、効率よく転職活動を行う必要があります。
そこで、ここでは採用されるための効果的な転職活動の方法について紹介しましょう。
方法① 転職支援サービスを利用する
もっともおすすめなのは、転職支援サービスを利用することです。
転職支援サービスには、主に転職サイトと転職エージェントの2つがあります。
この2つは、似ているようで異なります。
たまに混同している人がいるので、違いを正確に知っておきましょう。
転職サイト | 転職エージェント | |
主な目的 | 求人情報を提供する | 企業に求職者を紹介する |
主なサービス |
|
|
メリット |
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デメリット |
|
|
このように、転職サイトと転職エージェントはそれぞれ役割やサービスの内容が異なります。
そのため、どちらも活用するのがおすすめです。
特に、転職エージェントはプロのアドバイザーがついてキャリア相談からしてくれるため、初めての転職でどうしたら良いかわからない求職者にとって非常に心強い味方となります。
おすすめの転職サイトは?
まずおすすめなのが、「リクナビNEXT」です。
業界最大手であるリクルートのグループ企業が運営している転職サイトで、保有求人数が多く全国をカバーしています。
とりあえず何か1つ登録するなら、まずは押さえておきたい転職サイトです。
あとに紹介する転職エージェントの「リクルートエージェント」と連携して使うと良いでしょう。
「doda」も求人数が多く、使い勝手の良いサイトです。
転職サイト内のサービスの1つとしてエージェントサービスも提供していますので、ばんばん利用すると良いでしょう。
「Re就活」は、第二新卒をはじめとする20代の転職に特化した転職サイトです。
20代の社員を積極的に採用したいと考える企業が求人広告を出していて、未経験でも応募できる求人がたくさんあります。
ただし、なかには質の悪い求人も含まれているため、「転職会議」などの口コミサイトで企業の評判を調べてから応募するようにしましょう。
転職サイトは1つに絞る必要はありません。
登録してお金をとられたり電話がかかってきたりすることもないので、複数に登録しておくと良いでしょう。
それだけ求人情報も集めやすくなります。
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おすすめの転職エージェントは?
まず最初におすすめしたいのが、「リクルートエージェント」です。
企業がほかの転職サイトやハロワなどで公開していない「非公開求人」を非常に数多く保有しています。
非公開求人はキャリアアドバイザーからの紹介がなければ応募できない案件で、魅力的な条件のものが多いです。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーの質が高いことでも知られています。
安定して丁寧なサポートが受けられるので、登録しておくべきといえるでしょう。
「ウズキャリ」も、第二新卒におすすめの転職エージェントです。
第二新卒に特化していて、手厚い支援を受けられます。
求職者ひとりひとりに時間をかけて、じっくりと丁寧にサポートしてくれると評判です。
「マイナビジョブズ20’s」にも登録しておくと良いでしょう。
20代の求職者に特化した転職エージェントです。
第二新卒向けの求人も多く、キャリアアドバイザーの質も良いと高い評判を得ています。
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方法② 自己分析し強みを把握する
転職活動をするのであれば、自己分析が欠かせません。
自己分析をすることで自分自身の強みや価値観、将来の自分像が明らかになり、選ぶべき仕事が見えてくるからです。
また、転職活動の選考では、自分自身の価値をうまくアピールする必要があります。
自分自身のことは意外とわかっていないもの。
十分な準備をしないで選考にのぞめば、うまく話せずに終わりかねません。
自己分析をして自分という人間を十分に掘り下げ言語化しておけば、面接でどのような質問が来ても慌てずに答えられるようになります。
自己分析に決まったやりかたはありません。
- どうして転職したいのかを自分に問い、その答えに対してさらにどうしてそう思うのかを問いかけ、掘り下げていく
- 業務上の経験や印象的な出来事を書き出し、そのときどのように感じたか、どのような成果を上げたか、何を得たかなどの点から分析する
- プライベートで特に関心を寄せていることについて書きだし、自分の価値観や志向の傾向など振り返る
上記のように、あらゆる角度から自分自身を分析しましょう。
そして、自身の強みや興味のあることなどを整理します。
仕事において自分が将来どのようになりたいのか、キャリアビジョンを明確化することも大切です。
自己分析は自分ひとりでもできなくはありませんが、十分に深堀せずに終わってしまうことがあります。
転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。
方法③ 志望企業について深く研究する
志望企業についても深く研究することが欠かせません。
これは、自分のやりたいことができる職場かどうかを判断するためです。
同じ業界・業種でも、企業によって事業内容は異なり、企業風土や雰囲気、理念もさまざまです。
よく理解しておかなければ、入社してから「企業風土になじめない」「自分のしたいことができなくてつらい」などということになりかねません。
そこで、コーポレートサイトやパンフレット、業界誌や新聞、会社四季報などさまざまな媒体を使って、どのような企業なのか調査しましょう。
転職エージェントは企業と直接やりとりしているため、豊富な情報を持っています。
そこで、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。
第二新卒が志望職種を選ぶときのポイント3つ
現職が辛くて転職を考えているものの、特にやりたい仕事がなく、どのような基準で仕事を選べばいいかわからない第二新卒の人もいるでしょう。
そこで、ここでは志望職種を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。
ポイント① 専門的なスキルが身につくか
第二新卒では、まだ特定の専門的なスキルはあまり身についていないでしょう。
だからこそ、専門スキルが身につく職種を選ぶのがおすすめです。
業務に役立つ高度な技術や深い知識を習得すれば、市場価値が高まります。
将来的により良い条件の企業に移ることもできるでしょう。
ポイント② 将来性があるか
将来性があるかどうかも大切なポイント。
2013年に、オックスフォード大学のマイケル・A・准教授が「AIによって多くの職業が消える」という趣旨の論文を発表したのを知っているでしょうか。
この論文によると事務員や小売り・飲食店スタッフ、タクシー運転手などは高い確率で消えるとする一方、クリエイティブ系やマネジメント系、テクノロジー系などAIが苦手な分野は生きのこるだろうとしています。
実際に消えるかどうかはなんともいえません。
とはいえ、あえて先細りになる可能性のある職種ではなく、これからも高い需要が継続すると考えられる職種を選ぶほうが賢明でしょう。
ポイント③ やりがいがあるか
自身がやりがいを感じられるものかどうかも外せないポイントです。
働きやすい環境であっても、何もやりがいを感じられない仕事では続けるのが苦痛になるでしょう。
反対に、少々大変な環境でもやりがいのある仕事であればがんばれるものです。
何にやりがいを感じるかは人それぞれ違います。
自己分析をして、自分はどのようなときにやりがいを感じる人間なのか知っておきましょう。
第二新卒が良い企業を選ぶポイント4つ
ポイント① 成長性があるか
転職に成功したのに、数年で業績が悪化してリストラの対象になってしまったなんて事態は避けたいもの。
なかなか難しいですが、業績が拡大している成長性のある企業を選ぶことが大切です。
業績の安定や利益率の高さだけではなく、時代の流れに即した明確な戦略やビジョンはあるか、人材の育成に力を入れているか、価値のある技術に投資しているかなどのポイントからも企業を検討しましょう。
ポイント② 離職率が低いかどうか
離職率が高い職場はなんらかの問題を抱えている可能性が高いです。
転職したのに環境が悪く、再転職するはめになる事態は避けたいもの。
そこで、応募するまえに離職率を確認しておきましょう。
とはいえ、離職率を公表していない企業も多いです。
そこで、転職エージェントを利用しているなら、キャリアアドバイザーに相談するといいでしょう。
「転職会議」のような企業の口コミサイトで情報が得られることもあります。
企業の面接時に聞くこともできますが、「離職率はどれくらいですか」などと直接聞くことは避けたほうが無難です。
「御社で長く働きたいと考えております。社員の方の勤続年数はどれくらいでしょうか」などと遠回しに聞くと、意欲もアピールしつつ、社員がすぐ辞める職場かどうか知ることができます。
ポイント③ 研修制度が充実しているかどうか
教育体制が整わず、あるいは人手不足で手が回らず、新人をまともに育成しない会社は実は珍しくありません。
このような環境では、なかなか仕事の全体像がのみこめず能力を発揮することもできないでしょう。
反対に、研修制度が充実している企業は、人材を育てる重要性を理解しているといえます。
将来性があり、働きやすい環境でもあることが多いです。
企業のサイトや求人票、口コミサイト、転職エージェントのアドバイザーなどから、人材の育成を重視している企業かどうか確かめるといいでしょう。
ポイント④ 若手が活躍できる社風か
会社には培ってきた歴史があり、そこから生まれてきた独自の文化や価値観があります。
これが社風です。
社風は会社によって大きく異なり、合う人もいれば合わない人もいます。
たとえば、同じ職場に勤めていても「堅苦しく窮屈に感じる」人もいれば「きちんとしていて働きやすい」人もいる、といった調子です。
人によって異なるため、どのような社風が良い、悪いとは一概に言えません。
ただし、第二新卒で転職するなら、上下関係が厳しく若手は一切活躍できないような社風の企業は避けたいところです。
口コミサイトを調べたり転職エージェントを利用したりして、事前にリサーチしておきましょう。
まとめ
第二新卒が転職するなら、おすすめしたいのは以下の職種です。
- IT系開発職
- コンサルタント
- 営業職(法人)
個人のスキルを伸ばし、成長したいというのであればIT系開発職やコンサルタントが、働きやすさを重視したいなら法人営業がおすすめです。
反対に、あまりおすすめできないのが以下の職種です。
- 一般事務職
- 販売職
- 介護職
- 飲食店スタッフ
もちろん、いずれも立派な仕事です。
とはいえ、どの職種も給料が安く、事務職以外の3つは労働環境もあまり良いとはいえません。
あえて選ぶ必要はないといえます。
転職はしたいけれどどのように職種を選んでいいかわからない人は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職活動を効率的に進めたい人も、相談してみると良いでしょう。
プロのキャリアアドバイザーがつき、仕事選びのアドバイスからさまざまな転職支援まで行ってくれます。
無料で利用できるので、まずは登録してみると良いでしょう。
あなたがぴったりの仕事を見つけ、転職に成功することをお祈りしています。