【第二新卒向けの退職理由】“納得度の高い”退職理由6選!

こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!

今回は第二新卒として転職する際に、転職先に伝える「退職理由」について徹底解説します。

第二新卒は入社後3年以内で転職をする人を指し、早期退職者として扱われます。

だからこそ退職理由がネガティブな理由だと、転職先の採用担当者に「うちの会社もすぐに辞めるのでは?」と思われてしまう。

よって第二新卒での転職では、「退職理由の納得度の高さ」は非常に重要。

今回の記事では、僕が第二新卒として転職活動をしていた時に使っていた退職理由も共有していきます。

この1記事読めば、ベストな退職理由を伝えられるようになるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

第二新卒に対して「退職理由」を質問する理由

まずどのような質問でも「採用担当者の質問意図」を把握することが重要。

質問意図を把握できれば、それを満たす回答を用意することができるので。

第二新卒として転職活動をおこなっている求職者に対して、採用担当者が退職理由を質問する理由は大きく2つあります。

  • 自社では長期的に働いてくれるか確認するため
  • その求職者が企業に求める条件を確認するため

これら2つの質問意図は、採用担当者側にとっては非常に大きな関心ごとで、ここの回答次第で採用・不採用が左右されるほどなんですよね。

それだけ「前職の退職理由」は重要なので、まずはこの2つの質問意図を細かく確認していきましょう。

質問意図① 自社では長期的に働いてくれるか確認するため

まず第一に、退職理由を聞くのは「自社では長期的に働いてくれるか確認するため」です。

前の会社を辞めた理由が、給料や残業時間などのネガティブな理由である場合、採用担当者は「うちに転職してきても条件が少し悪いとすぐにまた辞めるかも」と思います。

これはあなたが採用担当者側の立場に立っても同じことを思うはず。

企業は人事の人件費や求人サイトへの掲載料、転職エージェントへの紹介料など、人を採用する時に多額のコストをかけている。

だからこそ、採用してもすぐに辞める可能性が高い人を採用することはないんですよ。

退職理由を聞くことで、その退職理由が自社に当てはまらないかを確認。そのうえで自社では長期的に働いてくれるか確認するために退職理由を聞くことをまず把握しておいてください。

質問意図② その求職者が企業に求める条件を確認するため

続いて、退職理由を聞く2つ目の理由は「その求職者が企業に求める条件を確認するため」です。

例えば退職理由が「前職では社員の性格が暗い人ばかりで合わなかったから」であったら、その求職者は「明るい社員が多い環境で働きたいんだな」と把握できますよね。

このようにその求職者が企業に求める条件を確認することができます。

事前に求職者が求める条件を把握できていれば、その条件を自社が満たすかどうか確認できて、事前にミスマッチを避けることができますよね。

これら2つの質問意図を考慮すると、退職理由は「給料や残業時間などのネガティブな理由は言わず、でも正直に自分が企業に求める条件を伝える」ということが重要だと分かります。

次の章にて、具体的に使える退職理由を共有していきますね。

第二新卒におすすめの退職理由6選【例文有り】

ではこの記事の本題に入っていきます。

「どんな退職理由を伝えれば良いのか?」という疑問を持っていると思うので、転職先にネガティブな印象を持たれないようなおすすめの退職理由を共有します。

先ほど伝えたように「正直に退職理由を伝えること」は重要ですが、あまりにネガティブな理由は不採用になります。

よって退職理由として事実を選んで面接では伝えるようにしてくださいね。

  • 自分に合う職種(仕事内容)が明確化されたから
  • 仕事内容の幅を広げたいから
  • もともと転職先の業界に興味があったから
  • 評価制度に対して不満があったから
  • どうしても一緒に働きたい人が見つかったから
  • 前職の社員さんとの相性が合わなかったから

退職理由① 自分に合う職種(仕事内容)が明確化されたから

第二新卒は入社後、3年未満での転職を考えている人を指します。

だからこそ「最初に入社した企業への適性が合わなかった」というスタンスで語ることができるんですよね。

適性に関して言うと、まず第一に「仕事内容との適性」を挙げることができる。

要するに「自分に合う職種、仕事内容じゃなかったので転職を考えることにした」という退職理由ですね。

大学生のうちに具体的な仕事内容をイメージできる人は少ないので、仕事内容との不適正を理由として伝えるのは妥当。

退職理由の伝え方の例文としては以下のようになります。

【例文】

「前職の退職理由は、仕事内容・職種との適性が合わないと判断したからです。

前職では事務職として入社したのですが、入社後、じっと1箇所に留まって作業を続けることが合わないと判断しました。

この経験を活かして、現在は営業職を志望し、以前の職場で培った事務的スキルと持ち前のアクティブさを発揮したいと考えております。」

退職理由② 仕事内容の幅を広げたいから

次に使える退職理由は「仕事内容の幅を広げたいと考えたから」という理由ですね。

要するに「前の会社ではキャリアアップしてもやれる仕事の幅が非常に狭いから、もっと幅広い仕事ができる会社に転職しようと考えた」という理由。

これは非常にポジティブ、前向きな退職理由なので企業から評価されやすい退職理由と言えます。

1点注意が必要なのが、採用担当者から「それはもっと長く働いてみないと分からないのでは?」「自分で仕事の幅を広げる努力をすれば良いのでは?」と思われる可能性について。

これらの疑問は追加質問される可能性があるので、事前に回答を考えておく必要があります。

例えば「直属の上司や幹部の仕事内容が非常に少なく、それを見て仕事の幅が広い会社に今のうちに転職しようと考えた」や「自分で仕事の幅を広げるのが難しい環境で、新しい挑戦や取り組みに対して何重にも社内稟議を通さないといけないような保守的な職場でした」などの追加回答を用意できると良いですよね。

この退職理由の例文は以下のようになります。

【例文】

「前職の退職理由は、仕事の幅がより広い企業で働きたいと考えたからです。

前職ではルート営業として全く同じルートを回り続け、新規開拓を提案しても社内稟議を何度も通さないといけない保守的な企業でした。

そんな中、業務内容に幅がある会社で、挑戦し続けたいと考えたために転職を決意致しました。」

退職理由③ もともと転職先の業界に興味があったから

続いて、退職理由として使えるのが「もともと転職先の業界に興味があったから」という理由です。

要するに、そもそも新卒の際に興味があった業界で、別の業界に進んだけど、結果的にその業界への憧れや関わりたい想いが大きくなったという理由。

例えば、僕は就活生の時に「食品業界」を志望していました。しかし、同時に「人材業界」にも興味があった。

結果として食品業界に進みましたが、「人材業界の方が人の人生に大きな影響を与えることができる」という思いを捨てきれず、人材業界への路線変更を図ったんですよね。

この退職理由を伝えると、以下のような例文となります。

【例文】

「前職の退職理由は、A業界への憧れや携わりたい想いが捨てきれなかったからです。

新卒時にもともと御社が属するA業界にも強い興味があったのですが、結果として前職のB業界への就職しました。

しかし、A業界で働く友人の話や、A業界が社会に与えられる価値の大きさから、ここでA業界へと転職しないと必ず後悔してしまうという結論に至った次第です。」

退職理由④ 評価制度に対して不満があったから

次に退職理由として使えるのが「評価制度に対して不満があったから」という理由です。

残業時間や給料に対する不満は、自分の努力不足かつ、将来改善される可能性が大いにありますよね。

よって残業時間や給料の不満を退職理由として伝えるのはおすすめできません。

しかし一方で、前職の「仕組み」に対する不満は、将来的に改善する可能性は低く、1個人が改善できる問題ではありません。

その仕組みの中でも「評価制度」は、仕事のモチベーションに大きく影響します。

例えば、「挑戦することを評価されず、むしろマイナス評価されるような人事制度」に対して、入社後に不満を覚えたという退職理由なら納得できますよね。

この退職理由を伝えるなら、次のような例文になるでしょう。

【例文】

「前職の退職理由は、人事評価制度に対して大きな不満があったこと。また改善されなかったからです。

前職では営業職として、積極的に新規開拓営業も行っていたのですが、そこに対する評価はなく、既存のルート営業のみ評価されるという制度でした。

私は挑戦的な仕事がしたいタイプの人間なので、この評価制度の元で貢献することはできないと判断し、転職することに致しました。」

退職理由⑤ どうしても一緒に働きたい人が見つかったから

続いて、退職理由として使えるのが「どうしても一緒に働きたい人が見つかったから」という理由です。

僕の友人も、この理由で第二新卒としての転職をしており、「リファラル採用(紹介採用)」の場合は特にこの退職理由が有効ですね。

「◯◯さんと仕事がしたいと考えたから」という理由は、転職先の採用担当者もポジティブな印象を持ちますし、自社の社員が褒められることに悪い気はしません。

リスクとしては「では◯◯さんがこの会社から離れたらどうするのですか?」という追加質問をされる可能性ですが、「もちろん◯◯さんが働いていることに加えて、前職よりも御社の事業内容に社会的な価値とやりがいを感じました。よって私は継続して働き続けます」のように回答すれば問題なし。(このあたりの回答は柔軟に対応しましょうね)

この退職理由を伝える場合の例文は以下のとおりです。

【例文】

「前職の退職理由は、御社の◯◯部の◯◯さんとどうしても一緒に働きたいと考えため、退職することにしました。

◯◯さんとは1年前からお話させていただいており、御社の事業内容や社員さんの性格特徴まで詳しくお伺いしておりました。

そんな御社自体の魅力と、熱量があり尊敬できる◯◯さんと働きたいという思いから退職した次第です。」

退職理由⑥ 前職の社員さんとの相性が合わなかったから

では、最後に紹介する退職理由は「前職の社員さんとの相性が合わなかったから」です。

この「社員さんとの相性」に関しては入社してからしか判断が難しいので、「適当に就活したのでは?」と思われるリスクも少ないんですよね。

例えば僕は「優しく、挑戦的な人」が好きなのですが、新卒で入社した食品メーカーは「体育会系で、保守的な人」がめちゃくちゃ多かった。

よって話があう人も少なかったし、なによりも尊敬できる人が本当に少なかったんですよね。

この退職理由なら、自分の性格も転職先の採用担当者に伝えることができるので、適性を測る上で非常に有用ですよ。

【例文】

「前職の退職理由は、社員さんとの性格が合わなかったからです。

私は「優しく、挑戦的な人」が好きで相性が良いと考えているのですが、前職は「体育会系で、保守的な人」ばかりの環境でした。

そんな中、御社で働く人の全体的な傾向として「優しく、挑戦的な人」が多いと聞き、そんな御社でこそ働きたいと考えた次第です。」

ここまで「第二新卒におすすめの退職理由」を紹介しました。

これらを押さえた上で、「第二新卒が転職を駆使して年収1000万円を超える方法」を記事でまとめているので、キャリアアップを目指す人はぜひ読んでみてくださいね。

第二新卒が退職理由を伝える際の注意点

ここまで第二新卒におすすめの退職理由を共有してきました。

この章では、転職希望先に退職理由を伝える際の注意点を3つ共有しておきます。

ここで紹介する3つの注意点をはずしてしまうと評価されず不採用になる、または後々自分にとって不利益になるので押さえておいてくださいね。

  • 退職理由をすべて元の会社のせいにしないこと
  • 嘘はつかないこと
  • 待遇や条件面に対する不満を言わないこと

①退職理由をすべて元の会社のせいにしないこと

まず退職理由を「すべて元の会社のせいにしないこと」が重要です。

要するに「すべて前の会社が悪い」という言い方をしないことが重要です。

例えば退職理由として紹介した「評価制度に対して不満があったから」という理由は、まさに元の会社のせいにしてしまいがち。

しかしあくまで謙虚に、「そんな評価制度の中でも忍耐強く努力し続けることができなかった私も悪いのですが…」という低姿勢を忘れないこと。

そう謙虚でいれば、採用担当者は「その評価制度だと頑張れないよね」と共感してくれます。

逆に「前の会社は最悪!評価制度もクソだし、給料も低いし、そりゃ転職するわ!」という傲慢な姿勢でいると、採用担当者からしたら「いや、そこを選んだのは君でしょ?」となりますよね。

よって退職したのはあくまで自分の責任、判断ミスであることを自覚しつつ、謙虚でいることが重要です。

②嘘はつかないこと

続いて、第二新卒が退職理由を伝える際に「嘘はつかないこと」を重要視してください。

そもそも採用担当者が退職理由を聞く意図の1つに「その求職者が企業に求める条件を確認するため」がありましたよね。

評価制度に対する不満があって転職したらなら、それを聞いた採用担当者は「自社ならその条件を満たせる」と判断することができる。

要するに正直に退職理由を伝えることで、転職先とのミスマッチを回避することに繋がるんですよ。

何度も言うように、給料や残業時間などのネガティブな理由を退職理由として伝えるのはNGです。

退職理由がそれらネガティブな理由だけの場合、「転職先に求める必須条件」を退職理由として伝えるようにしましょう。そうすることで転職先との適性を測ることができます。

③待遇や条件面に対する不満を言わないこと

そして最後に、先ほども伝えたように「待遇や条件面に対する不満を言わないこと」です。

具体的に退職理由として、転職先に伝えるべきでない項目は以下のとおり。

  • 給料が少なかった
  • 残業時間が長すぎた
  • 有給消化が全然できなかった
  • 福利厚生が少なかった
  • 研修が少なかった

これらの待遇や条件は「自分の頑張り次第で改善することができるor入社する前に判断できたこと」ですよね。

例えば給料も、圧倒的な成果を出して交渉すれば上がる可能性がある。

残業時間の長さも、それは仕事の効率が悪かったから長かっただけであって、効率を上げれば残業を少なくすることはできたかもしれない。

このように待遇や条件面に対する不満を転職先に伝えてしまうと、「そんな理由なら自社でも長く続けられないだろうな」と思われてしまう。

採用担当者の立場に立ち、「この退職理由を伝えられたらどう思うだろう?」と考えることを徹底してみてくださいね。

第二新卒が伝えるべきでない“NGな退職理由”の回答例文

それでは先に共有した注意点を踏まえて、「こんな退職理由は評価されない」というNG例文を紹介していきます。

押さえておかないと、意外とNG例文のように答えてしまいますが、これらの退職理由を伝えると本当に評価されません。気をつけましょう。

NG例文① 退職理由を元の会社のせいにしすぎている

【NG例文】

「前職の退職理由は、元の会社があまりにも悪い会社だったことです。

給料も低いし、社員の当たりも強い。更に事業内容に将来性もありません。

働いていて楽しくないなとずっと感じていたので転職することにしました。」

まさに退職理由をすべて元の会社のせいにしている典型例ですよね。

あなたが採用担当者だとして、この退職理由を伝えてくる求職者を採用しようと思わないはずです。

いくら能力があって、実績があっても、会社に対する不満がすぐに溜まって、早期退職してしまう人材は絶対に採用しません。

他の質問項目への回答が完璧でも、この退職理由を落としてしまうとすぐに不採用になりますよ。

NG例文② 待遇や条件面に対する不満を伝えている

【NG例文】

「前職の退職理由は、給料が低かったからです。

初任給の給料にも不満足だったのですが、更にボーナスも削減されてしまいモチベーションが低下しました。

満足できない給料で継続して働くことは難しいと考え、転職するに至った次第です。」

こちらは「給料」という待遇に対する不満ですね。

転職希望先の採用担当者からすれば、「うちの会社も成果を上げれないなら給料下がるけど?」「ボーナスが削減されることは全然あるけど、その時すぐに辞めそうだな」と思ってしまう。

また給料が上がらないのは、自分が成果を出せていないからかもしれません。ましてや第二新卒は3年以上働いていないわけで。

待遇や条件面に対する不満を退職理由として伝えるのは印象最悪なので、避けるようにしてください。

NG例文③ わがままな退職理由である

【NG例文】

「前職の退職理由は、新規開拓営業をさせられたからです。

私はルート営業を希望して元の会社に就職したのですが、2年目の部署異動によって新規開拓の営業を任されました。

新規開拓の営業は苦手かつ、やりたくない仕事なので転職をすることにしました。」

このように「◯◯の仕事をしたくなかったから」というわがままな退職理由は絶対に避けるべきですね。

反対に「もっと幅広い仕事をしたい」というのはポジティブで良いのですが、特定の仕事内容をしたくないというのはマイナス評価に繋がります。

会社はその都度、方針やビジョン、戦略が変わるもの。そこに順応できない社員は不要だと判断されるので、要注意です。

第二新卒でホワイト企業に転職する方法

ここまでの解説にて、第二新卒の転職活動で伝えるべき「退職理由」が把握できたと思います。

第二新卒の転職として、1つ注意点は“短期間に転職回数をあまりに増やしすぎないこと”なんですよね。
(短期間での転職回数が増えすぎると、転職の成功率が下がっていくので)

よって、最初の転職でいかに自分に合ったホワイト企業に転職するかが重要になります。

第二新卒がホワイト企業に転職する方法に特化して解説した記事が「第二新卒で“ホワイト企業に転職”するための具体的な方法」です。

ぜひ今回の記事と合わせて参考にしてください。

本記事の要点まとめ

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

第二新卒として転職活動する際に、「前職の退職理由・転職理由」を突然聞かれると本当に困ります。

よって今回の記事を参考に、事前に用意しておくことが非常に重要。

この退職理由の質問では、加点を作るよりも、減点を避けることが重要なので。

それでは本記事の要点をまとめて終わりたいと思います。

  • 第二新卒が退職理由を伝える際に、絶対に避けるべきは「退職理由をすべて元の会社のせいにしないこと」「嘘はつかないこと」「待遇や条件面に対する不満を言わないこと」の3つである。
  • 就活マンがおすすめする第二新卒の退職理由は「自分に合う職種(仕事内容)が明確化されたから」「仕事内容の幅を広げたいから」「もともと転職先の業界に興味があったから」「評価制度に対して不満があったから」「どうしても一緒に働きたい人が見つかったから」「前職の社員さんとの相性が合わなかったから」の6つの理由である。
  • 退職理由は加点を作るよりも、減点を避けることを重要視すべき。

それではまた別の記事で会いましょう!

第二新卒の転職に役立つ情報を今後もどんどん発信していきますね!