【第二新卒向け】未経験からIT業界に転職する方法を徹底解説

こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!

今回は第二新卒で、未経験からIT業界に転職する方法を詳しく解説します。

特に開発職はプログラミングなどの専門技術を要するため「未経験からIT業界に転職できるの?」と疑問を持つと思います。

そんな第二新卒に対して、IT業界の特徴から仕事内容、具体的な転職方法まで網羅的に解説していきます。

少しでもIT業界に興味のある第二新卒の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ITってどんな業界?

最近人気となっているIT業界ですが、転職方法を知る前に、IT業界の基本情報について確認しておきましょう。
IT業界は結論を言えば、職種に拘らなければ未経験でも転職可能ですね。

しかし、業界についてしっかりと学んだうえで転職を行わないと、「自分が今後どうキャリアアップすればよいのか?」という明確なキャリプランが見えてきません。

IT業界で地に足をつけて働くためにも、以下の業界知識は抑えておくといいですね。

  • IT業界の仕事内容
  • IT業界の年収
  • IT業界の将来性

それでは、詳しく見ていきましょう。

IT業界の仕事内容

まず、IT業界の仕事内容について解説しますね。
IT業界と言うと、最初に思いつくのがアプリなど、プログラミング言語を用いて開発する開発職ではないでしょうか。

しかし、実際にIT業界を回しているのは開発職だけではなく、IT商品を顧客に売り込む「営業・コンサルタント職」やプロジェクト全体や人を管理する「マネジメント職」など、様々な仕事によって支えられています。

具体的には、以下の4つがあげられますね。

職名 仕事内容
開発職 プログラマーに代表される、実際にアプリなどを作る仕事。
IT業界と言われたときに、まず最初に思いつく技術職。
マネジメント職 一般的な管理職としてだけでなく、プロジェクト毎に管理者として配置される職種。
プロジェクトに対する責任を負い、チームの進捗管理や人員管理を行う。
建築業界で言うところの現場監督。
営業・コンサルタント職 自社開発のIT製品を売り込んだり、顧客の経営課題を解決するために必要なIT技術を選定したりする仕事。
自分でプログラミングを組むことはないが、特にコンサルタント職はITに関する幅広い知識が必要。
マーケティング職 システムで取得した膨大なデータを基に、経営施策を打ち出す職種。
顧客データを解析し、どのような商品が売れるのかを企画する。
数字やマーケティングに関する深い知識が必要。

イメージとしてはこれらの職の下に、プログラマーやシステムエンジニアなどの職種が存在する感じですね。
これだけだと解りにくいと思うので、それぞれの職に対して、どのような職種があるのか詳しく解説しますね。

開発職

職種名 仕事内容
システムエンジニア 顧客の要望に対し、どんなシステムを作るべきかを考える職種。
プログラムの設計書を作成し、プログラマーに指示を出す。
プログラマーが作成した成果物にテストを実施し、品質を保証する。
プログラマー システムエンジニアが作成した設計図を基に、実際にプログラムを作成する。
システムエンジニアを設計士とするならば、プログラマーは大工となるポジション。
エンジニアと言われて一般的にイメージされる仕事。
インフラエンジニア システムを稼働するサーバーの設置や、入力されたデータを保存するためのデータベースなど、システムの基盤を扱う職種。
実際にシステムそのものを作るわけではないが、土台となる大切な部分を作るため非常に重要。
Webデザイナー Webサイトをデザインするデザイン職。開発チーム内に所属することはほぼない。
Htmlやcssなどのコードを書くこともあるが、基本的にはphotoshopやIllustratorなどを使用し、顧客のイメージに合うWebサイトの外観を作成する。

上記の表は、開発職に関わる職種について説明したものです。
ここからもわかる通り、開発職においても様々な職種がありますね。

そのため、開発職に興味がある人でも自分の特性や興味に合わせて選択することが大切ですね。

マネジメント職

職種名 仕事内容
プロジェクトマネージャー 開発プロジェクトの責任を負い、予算や人員スケジュールなどを管理する仕事。
システムエンジニアの上位職に位置付けられ、一般的な企業の課長クラスの管理職。
ITに関する広く深い知識だけでなく、マネジメント能力が求められる。
プロジェクトリーダー プロジェクトのチームのリーダーとしてマネジメントや顧客折衝を行う。
チームマネジメントに徹するプロジェクトマネージャーとは違い、開発業務を行いつつ、進捗管理なども実施する。

次に、マネジメント職です。
マネジメント職はプロジェクトマネージャーであっても、プロジェクトリーダーであっても深い経験が求められる職種です。

そのため、第二新卒からいきなりこの職種に転職することはかなり難しいですね。
正直、99%以上不可能と言い切れますね。それくらい責任が重く、転職には経験値が必要です。

しかし、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、システムエンジニアやプログラマーのキャリアプランの終着点ともいえる職種ですね。

後ほど詳しく解説しますが、第二新卒でいきなり転職は無理でも、目標として定めるには良い職種です。

営業・コンサルタント職

職種名 仕事内容
IT営業 顧客に対して自社のIT製品を紹介し、成約を得る仕事。
また、エンジニアの人材派遣を行う場合は、プロジェクトに合う人材を選定し、プロジェクトマネージャーに対し営業を行う。
セールスエンジニア 営業の仕事に加えて、自分自身も開発に携わる職種。
普段は技術者として製品開発を行い、営業の際に営業担当と現場に赴き、顧客からの技術的な質問に答える。
エンジニアとして経験を積んだのちに、営業技術を身に着けることでセールスエンジニアになることが多い。
ITコンサルタント 顧客の経営課題に、どのようなIT技術を用いるべきかを考える職種。
システムエンジニアが顧客の中にイメージがあるものを設計していくのに対し、ITコンサルタントは、課題解決にはそもそもどんなIT技術が必要かを考えることが求められる。
ITに関する知識だけでなく、経営に関わる知識も必要となるので難易度が高い。

営業やコンサルタント職は、ITに関する専門的な知識だけでなく、営業としてのスキルやコンサルタントの知識なども必要になりますね。
特にITコンサルタントは、企業の経営課題に深く関わっていくことになるので、責任も重く、経験も必要です。

しかし、IT営業の場合は未経験でも採用される可能性も高く、IT技術よりも人柄重視で選考を行う企業も多くあります。

そのため、IT営業から経験を積んで、ITコンサルタントへキャリアアップしていくこともできますね。

セールスエンジニアにおいては、技術職として働きながら、営業の際に顧客の技術的な質問に答えることになるので、どちらかと言えば開発職に近い職種です。
IT製品に対する深い知識と、コミュニケーション能力が求められます。

マーケティング職

職種名 仕事内容
Webマーケティング 自社サイトのPV数やサービスの登録者を増やすために、様々な施策を行う職種。
プログラミングを行うことはほぼないが、SEOやWeb広告の運用などの知識が必要。
アクセス解析やユーザーにとって重要な情報が何かを見極めることが大切。
データアナリスト 近年注目を集めているビッグデータから情報を分析する職種。
膨大なデータからターゲットの動きを予測し、ニーズを導き出す。
製品のマーケティングだけでなく、スポーツ業界などでも重要視されている。

マーケティング職は、IT技術を用いながら情報を獲得し、分析する仕事と言えますね。
IT技術に関する知識はもとより、数字への理解や物事の法則性を見出す力が必要になります。

近年できた職種ということもあり、「こうすればなれる!」というセオリーがあるわけではないんですよね。
プログラミングの知識はもちろん必要ですし、統計学の知識も大切な職種です。

一般的にはエンジニアを経験した後に転職することが多いので、マーケティング職を目指す場合は、まずは開発職を経験するのがいいですね。

IT業界の主な職種は、こんな感じですね。
IT業界は非常に職種が多い業界であるため、スタートの時点で、どのようなキャリアを歩むのか方向性を見出しておくことが大切です。

これらの職種を確認しながら、IT業界で働くうえで「将来的にどうなりたいか」をある程度考えておいてください。

IT業界の年収

仕事内容について詳しく確認できたころで、IT業界の年収につていもしっかりと押さえておきましょう。

転職サイトとして有名なDODAが約36万人のビジネスパーソンを対象に行った調査によると、IT業界の平均年収は446万円であること言われています。。
調査対象となっている全体の平均年収が408万円なので、平均よりも高いことがわかりますね。

しかし、IT業界の年収は正直、ピンキリですね。
IT業界って、職種による年収の違いが大きかったりするんですよ。

また、開発職の中でも、何の開発言語を使っているのかで大きく年収が変わってきます。
第二新卒からIT業界の転職を考えるときは、年収はかなり気になる部分だと思うので、もう少し詳しく解説しますね。

職種による年収の違い

まず、IT業界は職種により年収が大きく変わってくる業界ですね。

各職種における平均年収は、経産省が発表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」を見ると、以下のようになっています。

職種名 平均年収
ITコンサルタント 約900万円
プロジェクトマネージャー 約900万円
SE・プログラマ 約600万円
IT営業・マーケティング 約780万円

この表からもわかる通り、ITコンサルタントなどのコンサルタント職や、プロジェクトマネージャーなどのマネジメント職の年収が圧倒的に高いですね。
正直、この2つの職種は、年収1000万円以上がゴロゴロいるという感じです。

営業とマーケティング職も800万円近くとなっていますが、これは営業職なのかマーケティング職なのかで大きく変わってきます。

マーケティング職として、商品の企画などを行っている場合は、年収1000万円を超えることもあります。
しかし、営業の場合は正直、ここまで年収が高いことは稀で、マイナビエージェントの調査によると平均年収は472万円ほどです。(調査対象年齢が20代~30代が多いので実際はもう少し高いでしょうが)

また、SEやプログラマも平均年収600万円となっていますが、鵜呑みにしない方がいいでしょう。

一口にSEと言っても、大企業で自社製品を持っている企業のSEなのか、ただプロジェクトの労働力として派遣されているSEなのかで大きく変わってきます。

そのため、「プログラマやSEになれれば年収600万円になれるんだ!」と安易に考えるのは危険です。
しかし、このように職種によって年収に大きな開きがあるのは事実としてありますね。

プログラミング言語による年収の違い

次に開発職の中でも、どのプログラミング言語を使用するかで年収が変わってきます。

そのため、プログラマやWebエンジニアとして働くうえでは、何の技術を持っているのかは大切になります。
プログラミング言語ごとの平均年収は、以下のような感じですね。

プログラミング言語 平均年収
JavaScript 663万円
SQL 657万円
C/C++ 650万円
R 650万円
VBA 611万円
Python 608万円
C# 575万円
Java 573万円
PHP 545万円
COBOL 525万円
FORTRAN 521万円
VB.NET 467万円
Ruby 450万円
Scala 450万円

この表を見てもわかる通り、1番高いJavascriptとScalaでは200万円以上も差があります。

こんな感じで、開発職の中でもどんな言語を扱うかで年収が変わってくるので、プログラミング言語を学ぶ際の参考にしてください。

年収だけで言語を決めるのは超危険!

言語ごとの年収を紹介しましたが、だからと言って「年収の高い言語を学ぶのがおすすめ!」というわけではありません。

むしろ、開発職を目指す人が年収が高いからという理由だけで、プログラミング言語を学ぶのはやめた方がいいですね。
何故かというと、IT業界って技術の移り変わりがめちゃくちゃ激しいんですよ。

5年前まで単価が高かった言語の需要が、いつの間にか落ちているなんてことも頻繁にあります。(上の表の上位3つは安定して需要はありますが)

そのため、年収だけで開発言語を選ぶといざ需要が下がったときに、モチベーションも物凄く下がってしまうんですね。
「稼げると思って始めたのに…」と後悔してしまうこともあるでしょう。

何のプログラミング言語を学習するかを決めるうえで、僕が大切にした方がいいと思うことは「何を作りたいのか」で決めることですね。

例えば、あなたがIT技術を学ぶ理由が「Amazonのような便利なホームページを作りたい!」とかならPHPがいいですし、「人工知能に携わりたい!」とかならPythonが向いています。

こんな感じで動機を年収以外のことに持っておけば、例え需要が落ちてきたとしても「人工知能を完成させるまでは続けてみよう」と持ちこたえられることもあるんですよ。

また、作りたいと思うものがあると、プログラミングを楽しんで行うことができます。
年収も大事ですが、仕事は楽しんで行えることが何よりも幸せです。

長期的にエンジニア職で働くためにも「何を作りたいか」を考えることがおすすめですね。

IT業界の将来性

次にIT業界の将来性についてですが、IT業界は概ね将来性のある業界と言えますね。

「概ね」と含んだ言い方をしたのは、やはり技術の流行り廃りが激しいからです。
そのため、自分自身がIT業界のどんな分野に携わるかが、大事になっていくでしょう。

例えば、人工知能やVR、ビッグデータ解析などは今後さらに伸びていくことが予想されます。

しかし、家電や車の制御に使用されるプログラムを作る、いわゆる組み込み系などは、爆発的に需要が増えるとは考えにくいですね。
どちらかと言えば、安定した需要が続く分野と言えるでしょう。

そのため、IT業界の将来性は、急成長が予想される分野と安定して需要があり続ける分野に分かれることが予想されます。

自分が最先端で活躍したいのか、安定的に働きたいのかで目指す分野も変わってきます。

第二新卒で未経験からITへの転職は可能!

さて、前置きが非常に長くなりましたが、ここからはそんなIT業界に第二新卒が未経験から転職できるのか解説していきますね。

結論から言えば、第二新卒が未経験からIT業界に転職することは十分可能です。
主な理由としては、以下の2点があげられますね。

  • IT人材は不足している
  • 若い労働力を獲得したい企業は多い

それでは、詳しく見ていきましょう。

IT人材は不足している

まず、IT業界には、未経験者を積極的に採用している企業が多くあります。
その理由として、IT業界は慢性的な人手不足ということがあげられます。

経産省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には約45万人ものIT人材が不足すると言われているんですね。

また、この調査の中ではIT業界そのものの需要がより多くなっていくという試算も出ているので、人手不足はより深刻になっていくでしょう。

このようにIT業界全体の課題として労働力の確保があげられているので、例え経験がなくてもポテンシャルが高ければ採用される可能性がありますね。

若い労働力を獲得したい企業は多い

また、IT業界だけにとどまらず、日本全体において若い労働力を早めに確保する動きが活発です。
理由としては、日本が少子高齢社会であることがあげられますね。

下記の表は、総務省が発表した令和2年12月1日時点の人口データから、労働力とみなせる15歳~65歳までの人口を世代ごとにまとめたものです。

年齢 人口(単位:万人)
15~19 566
20~24 641
25~29 630
30~34 656
35~39 738
40~44 835
45~49 979
50~54 868
55~59 796
60~64 741

この表からもわかる通り、労働人口は45歳~49歳の979万人をピークに年々減少していっています。
そのため、今のうちから若い世代をしっかりと確保しておきたいと考える企業も多いです。

IT業界もその傾向が強いので、第二新卒で未経験であっても転職できる可能性があります。

企業が第二新卒を採用する理由については、「 【要確認】第二新卒を採用するメリット・デメリットを解説!」でも紹介しているので参考にしてください。

結論 | 第二新卒が未経験でIT業界に転職するには転職エージェントを利用しよう

IT業界は、第二新卒の未経験であっても十分転職できる可能性がある業界です。
しかし、より高い確率で転職を成功させるためにも、転職エージェントを利用するのがいいですね。

転職エージェントは、転職のプロとしてあなたの転職活動をしっかりとサポートしてくれます。

複雑でわかりにくい業界の内部事情や履歴書の書き方、面接対策といった実用的なアドバイスまで行ってくれるので、転職の強い味方になってくれるでしょう。

また、転職エージェントは複数利用するのがおすすめですね。
特にIT業界への転職の場合は、IT特化型と総合型の2種類を使うことをおすすめします。

転職エージェントは、エージェントによって得意な分野が変わるんですよね。
IT特化の場合は、IT業界のみの転職を専門にしているので、詳しい業界の内部事情や特定の分野への強いパイプを持っていることもあります。

また、総合型の場合は、専門知識こそは劣るものの、手広く求人を扱っているので多くの求人を比較できることも可能です。

このように、転職エージェントによる違いも大きいので、複数利用してメリットをしっかりと活かしましょう。

IT特化ならワークポートがおすすめ!

IT特化の転職エージェントで僕が1番におすすめするのは、「ワークポート」ですね。
ワークポートの最大の魅力は、未経験者案件を豊富に扱っているところ。

IT業界は未経験でも積極的に採用を行っている会社が多いですが、転職エージェントによっては未経験の転職を断られてしまうこともあるんですよね。
しかし、ワークポートではたとえ未経験でも、IT業界に転職ができるよう、しっかりとサポートしてくれます。

最大の魅力は何と言っても、完全未経験からプロのエンジニアを目指せる無料スクール「みんスク」を開講している点でしょう。

こちらは「Java開発コース」「PHP開発コース」「インフラコース」の3つから自分に合うものを選ぶことができ、転職する前に一定の技術力を身に着けることができます。

受講料、教材費、面接対策、転職相談の全てを無料で受けられるので、正直利用しない手はないですね。
ただ、「みんスク」を無料で受講するには、必ずワークポート経由で転職することが必要になるので、その点は注意が必要です。

様々な転職エージェントを利用したいという人は、「みんスク」以外の教材を使用し、学習するのがいいですね。

総合型ならリクルートエージェント!

総合型の転職エージェントなら「リクルートエージェント」がおすすめですね。
リクルートエージェントは、求人数が圧倒的に多く、業界最大手との呼び声も高い転職エージェント。

「他のエージェントでは見つからなかったのに、リクルートエージェントなら見つかった」と口コミでも評判となっています。

ともかく保有案件数が物凄く多いので、様々な案件から比較検討が行えるでしょう。
もちろん登録も相談も無料で行えるので、とりあえず登録しておいて損はないですね。

▼更に詳しく未経験者におすすめの転職サービスを紹介してます

第二新卒が未経験からIT業界へ転職する難易度

第二新卒が、未経験からIT業界に転職することは十分可能です。
しかし、転職難易度は職種によって大きく変わります。

正直、未経験の第二新卒がいきなりコンサルタント職やマネジメント職に転職することは、ほぼほぼ不可能です。

第二新卒が未経験からIT業へ転職する場合は、以下の2つの職種からスタートするのがおすすめですね。

  • 営業職
  • 開発職

上記2つの職種は、未経験者の採用も積極的に行っています。
しかし、開発職の場合は企業形態によっては、経験者でないと厳しい部分があるので、その点も踏まえながら詳しく解説していきますね。

営業職はポテンシャル採用が多い

営業職に関しては、例え未経験でも採用される可能性は十分ありますね。
IT業界の中でも、一番ポテンシャル採用を行っている職種です。

IT営業だからこその難易度というものは低く、どちらかと言えば法人営業の経験や提案営業の経験などが重視されるでしょう。

かと言って、営業経験がなければ難しいのかというとそういうわけではなく、「ITに関する興味」と営業に必要な「コミュニケーション能力」などをしっかりとアピールできれば、採用される可能性は高いですね。

もちろん、ITに関する知識を持っていた方が転職には有利ですが、必ず必要というわけではありません。

開発職は企業形態により難易度が変わる

開発職のおいても、第二新卒の未経験でも採用される可能性があります。
しかし、営業職と違うところは、企業形態によって難易度が変わる点ですね。

企業形態と一言にいわれてもよくわからないでしょうが、IT業界の開発に関わる会社は大きく「Web開発」「SIer」「SES」の3つに分けられます。

これだけだとちょっと何言ってるわからないと思うので、下表をご覧ください。

企業形態 仕事内容
Web開発会社 一般的に自前のWebサービスを持つ会社のことを指す。
自分たちで「こんなWebサービスがあったら面白いのでは?」と企画の立案から開発、サービスのリリースまでを一貫して行う。
SIer 顧客の要望に沿ってシステムの開発を行う。
自分たちで企画するというよりも、顧客側の「こういうシステムを作りたい」という理想を実現する仕事。
SES SystemEngineeringServiceの略。
システム開発を行う現場に、労働力として派遣される。
システム構築の提案は行わず、労働力としてのみ評価される。

このように企業形態によって「誰に」「どんなサービスを提供するのか」が大きく変わってきます。
そのため、求められる能力や転職に必要な知識量も変わってくるでしょう。

また、これはあくまでも一例なので、企業によってはSIerを行いながらSESとしての人材派遣を行っているという会社もありますよ。

Web開発会社は難易度が高い

この中で特に転職難易度が高いのは、Web開発会社ですね。
Web開発会社は、例えば「食べログ」で有名な株式会社カカクコムや、「白猫プロジェクト」で有名な株式会社コロプラに代表されるように、自社開発のサービスを運営してる会社です。

そのため、常に「消費者が必要としているサービスは何か?」「IT技術を使って面白いものが作れないか?」とクリエイティブな発想が求められます。

クリエイティブな発想を行うためには、「ITに関する技術力がある」ということが前提になってくるので、転職者に求めるスキルレベルも高くなるでしょう。

しかし、Web開発会社は、開発職として一番憧れる場所であり、楽しい場所であるのも事実です。
エンジニアを目指す人の中には、「Web開発会社で、ゲーム開発に携わりたい」と考えている人も多いでしょう。

第二新卒の未経験では、正直厳しい部分も多いため、まずはSIerやSESで経験を積んだうえで転職を検討するのが現実的ですね。

SIerはITの基礎がわかれば可能性有り!

SIerはSystemIntegratorの略で、エスアイアーと読みます。
自社のWebサービスの開発を行うというよりかは、顧客が考えているシステムを実現するというのが仕事です。

具体的には、保険や株式などの金融関係システムや工場のライン制御システム、医療事務に関するシステムなど様々な業界に必要なシステムを制作します。

SIerとしてキャリアアップしていくには、正直、業務知識が大切なんですね。
様々な業界のシステム構築に関わるので、「金融業界にはこういうシステムが必要」「医療系ならこんな機能が必要」と業界ごとの特性を熟知している必要があります。

この業務知識は正直、経験を積むことでしか手に出来ないんですよね。
したがって、SIer企業は転職者に対して、そこまで深い経験を求めないことが多いです。

様々な業務に携わりながら、IT技術と併せて業界知識も増やしていってもらえればと考えています。
そのため、ITに関する基礎基本をわかっていれば、例え第二新卒の未経験でも採用される可能性がありますね。

採用時点の能力よりも、「採用してから業務知識を付けられる人材か?」が重点的に見れられるので、自ら進んで学ぶ姿勢をアピールできれば採用して貰えるでしょう。

SESはポテンシャル採用のため難易度が低い

SESは、Web開発会社やSIerのプロジェクトに対して、労働力としてエンジニアの派遣を行う会社です。
自らサービスを提案したり、顧客要望をヒアリングするということはありません。

あくまで、Web開発会社やSIerが、サービスを開発するために必要な労働力として働くことになります。

SESの形態をとる企業は、人材紹介料を得ることで利益を上げているので、労働力の頭数を揃える必要があるんですね。
そのため、ポテンシャル採用を行っていることが多く、未経験で知識が全くなくても採用される可能性は高いです。

SESの良い点は、労働力として様々な現場に派遣されるので、エンジニアとしての経験値を高められることがあげられますね。

Web開発の案件やSIerの業務知識が必要な案件など、派遣先によって様々な経験や働き方ができるので、エンジニアとしての幅を広げることができます。
採用の敷居も低く、すぐに現場経験を積むことができますね。

第二新卒が未経験でIT業界に転職するために大切なこと

Web開発会社は難易度が高いですが、それ以外の企業の場合は、第二新卒で未経験でも採用される可能性があります。

もちろん、ITに関する知識を持っているに越したことはありませんが、それ以上に重視されるのが人間性です。
具体的には、以下の点が大切になりますね。

  • 明確なキャリアプランを持つ
  • 勉強し続ける姿勢は必須!
  • コミュニケーション能力がある
  • 問題解決に前向き

ここでは、第二新卒が未経験でIT業界に転職するために大切にすべきことについて解説します。
それでは詳しく見ていきましょう。

明確なキャリアプランを持つ

第二新卒が未経験でIT業界に転職するには、明確なキャリアプランを持つことが大切です。

IT業界って、激務であることが多いんですよね。
例えば、Web開発会社なら良いものを作って結果を出すことが求められますし、SIerなら顧客から無理難題を押し付けられることもあります。

SESは、派遣された現場の労働環境が悪い場合などは、残業が続くことも珍しくないでしょう。
そのため、「何のためにIT業界で働くのか」という明確な軸がないと、心が折れてしまうこともあるですよね。

もし、明確な目標がある場合には、たとえ今辛くても「これは将来の目標を叶えるために必要なことなんだ」と耐えることもできます。

IT業界の人事担当者はそのことを身をもって経験しているので、実際に面接の際には、このキャリアプランについて聞かれることが多いでしょう。

しかし、いきなりキャリアプランと言われてもよくわからないですよね。
IT業界でのキャリアプランには、大きく分けて2つの道があります。

  • 人を管理するゼネラリスト
  • 技術で貢献するスペシャリスト

自分の特性に合わせて、将来どちらの立場になりたいのかを考えておくといいですね。

人を管理したいならゼネラリスト

もし、IT業界の中で人を管理したいと考えるのであれば、コミュニケーション能力やマネジメント能力を備えたゼネラリストを目指しましょう。

具体的には、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの仕事ですね。
これらの職種はITの知識ももちろん大切ではあるのですが、それ以上にプロジェクトが円滑に進むよう、チーム編成を考えたり、スケジュール調整を行ったりといったスキルが重要になります。

また、顧客要望との折り合いを図る顧客折衝なども必要になるでしょう。
画面上でプログラムと格闘するというよりは、人を管理する力が求められますね。

技術で貢献するならスペシャリスト

IT業界に転職したならば、技術力を磨いてプロジェクトに貢献したいという人もいるでしょう。
そういう人には、特定の技術に秀でたスペシャリストとしてのキャリアがおすすめですね。

例えば、「会社においてJavaの知識なら、この人の右に出る人はいない!」と言われるような人材を目指しましょう。

また、システムの構築を1から全て自分で行えるようになると、様々なプロジェクトで重宝される存在になります。
さらに、それだけでなく技術力を売りにして、フリーランスとして年収を上げていくことも可能です。

実際に技術力の高いスペシャリストの人たちには、在宅で週3回だけ仕事をして年収1000万円以上稼いでいる人もいます。
いわゆる、海外を旅しながらお金を稼ぐ「ノマド生活」なども実現できる道ですね。

勉強し続ける姿勢は必須!

第二新卒が未経験でIT業界に転職するには、勉強し続ける姿勢が大切です。
何度も言うように、IT業界は技術の流行り廃りが非常に激しく、正直、一生モノの技術とは言えません。

そのため、常に勉強し続けないとすぐに時代に取り残されてしまいますね。
1つの技術だけで一生食べていくということは難しく、収入も上がりにくいでしょう。

面接においては、たとえ未経験でも「現状、ITについてどのような勉強をしていますか?」と質問されることもあります。
特にエンジニア職の場合は、技術力と収入はある程度比例するので、目指す場合には勉強し続ける覚悟を持ちましょう。

コミュニケーション能力がある

また、コミュニケーション能力は営業職はもちろんのこと、開発職においても大切です。
「開発職なのにコミュニケーション能力?」と疑問に思う人もいますよね。

実は、IT業界はたとえ開発中心の職種であっても、コミュニケーション能力が非常に重要視されます。
というのも、システム開発って基本的にチームで行われるんですね。

画面に向かって黙々と作業することももちろんあるのですが、実際に顧客と機能についての会議を行ったり、チーム内でどうやって機能の実現を図るかという話し合いを行ったりとコミュニケーションが必要になることが多いんですね。

また、作成するプログラム間でデータの引き渡しなどの処理が行われる場合には、エンジニア間で「どんなデータをどのタイミングで渡すか」といった、具体的な仕様を決めることも必要になります。
問題なく動くプログラムを作成するには、開発者同士で認識をすり合わせる必要もあるので、コミュニケーション能力は大切です。

問題解決に前向き

未経験でIT業界に転職する際には、問題解決に前向きな姿勢も大切ですね。
営業職の場合は、顧客の悩みや課題を引き出し、その解決に必要な商品や人材を紹介する必要があります。

そのため、相手の話を聞いたうえで「どうすればその課題を解決できるか?」「自社の製品で貢献できることはないか?」という考えが大切なんですね。

また、開発職に関しても「この機能の実現にはどうすればいいだろうか?」と考えることが常に求められます。
というよりも、その機能の実現を考えることこそが、開発職にとっての一番の仕事です。

問題解決に前向きになれないということは、それだけで「理想とする機能の実現が出来ない人」と思われてしまいます。

日常的にある様々な問題に対して「これはどうすれば解決できるか?」と自問自答するようにし、解決方法を考える癖をつけておきましょう。

第二新卒の未経験でのIT業界転職におすすめの資格

未経験の第二新卒が、IT業界に転職するうえで大切にすべきことを解説しました。
ここでは、IT業界に転職するためにおすすめの資格を紹介しますね。

IT業界は職種を選ばなければ、未経験からでも転職することは可能です。
しかし、より転職に向けた意欲をアピールするために、資格取得を目指すのもいいでしょう。

具体的には、以下の資格取得がいいですね。

  • 基本情報技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト
  • システムアーキテクト
  • Oracleマスター
  • Linux技術者
  • 開発言語の初級資格

これらの資格はたとえ未経験者であっても、しっかりと勉強すれば取得することが可能です。

実際に転職に成功してからも役立つ知識ですし、何よりも勉強したという事実があなたの自信にも繋がります。
それでは、詳しく見ていきましょう。

基本情報技術者試験

第二新卒が未経験でIT業界に転職する際には、基本情報技術者試験に合格するのがおすすめです。
IT系の国家資格として、一番有名な資格ですね。

データベースやネットワーク、プロジェクトの管理や方法などITに関する幅広い知識を証明できます。

また、勉強しながら「IT業界ってこういう業界なのか」「システム開発ってこんな感じなんだ」ということも知れるので、勉強しておいて損がありません。
転職前に基礎を学ぶことにも役立つので、おすすめですね。

ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストは、サーバーやネットワークなどのインフラ知識を証明する資格です。

インフラとは、プログラムを開発するというよりも、プログラムが正常に動く環境を構築する技術という感じですね。

ネットワークスペシャリストは国家資格なため権威性も高く、インフラエンジニアとして働くための基礎が身につきます。
面接においても大きなアピールとなるため、おすすめですね。

システムアーキテクト

システムアーキテクトは、システムの設計に関する国家資格です。
システムの開発において、設計って物凄く大切なんですよね。

設計書がぐちゃぐちゃだと、当時想定していたものとは全くの別物ができてしまうということも十分あり得ます。

システムアーキテクトは、システム設計に関する必要な知識の証明になるため、SIerを目指す人に特におすすめですね。
SIerは顧客の要望に合わせて、システムを設計し、製造していくため、実際に設計書を作成することも多い仕事です。

転職してから学ぶこともできますが、全くの初心者の場合は必ず躓くことになるので、転職前から学んでおくことをおすすめします。

Oracleマスター

Oracleマスターは、データベースやSQL記述に関する知識やスキルを証明する資格です。
Oracle社という世界的に有名な企業が認定している資格なので、国家資格ではありません。

しかし、Oracle社の製品はかなり有名であり、世界水準のスキルレベルとして認定してもらえるのでおすすめですね。

また、データベースはあらゆるプログラムと関連性の高い機能でもあります。
「画面上に入力したデータをデータベースに保存する」なんてことは日常茶飯事に行うことなので、知識として身に着けておいた方がいいでしょう。

Linux技術者認定

Linux技術者認定は、Linuxに関する一定の知識を証明する資格です。

LinuxはOSの一種で、いわゆるWindowsやMacなど、画面上でパソコンを動かすシステムだと思ってください。

一般家庭で使用されるパソコンはWindowsやMacといった、ITに詳しくない人でも操作しやすい製品が使用されています。
しかし、サーバー機などは、このLinuxというOSが主流なんですね。

詳しい説明をすると記事一本分になるので割愛しますが、Linuxはプログラムに直接命令することができるOSであるため、ITの現場では重宝されるんですね。
特にインフラエンジニアなどは、ガンガン操作する機会があるシステムなので覚えておいて損はないでしょう。

開発言語の初級資格

第二新卒の中で、開発職を目指す人は、開発言語の初級資格を取るのもおすすめですね。
例えば、JavaBronzeなどの資格があげられます。

開発言語は何よりも書くことで学んでいくことができますが、それ以前から触れておくことでスムーズに業務に入ることができるでしょう。

もちろん、初級資格なのでこれだけで即戦力には到底なり得ませんが、プログラムを見てそこに何が書かれているのかくらいはわかるようになります。

今後の自分のエンジニア人生の基礎となる知識なので、開発職を目指す人は取得をおすすめしますね。

おわりに

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!

第二新卒に必要なIT業界の基礎知識から、転職方法まで理解できたと思います。

IT業界の企業の質としては、本当に玉石混交で、ブラック企業もあれば儲かっていて社員への待遇が良いホワイト企業まで様々あります。

IT業界への転職を考えた時は、必ず「転職会議」などの口コミサイトにて、その企業の情報を事前確認するようにしてください。

ちなみに個人的にはIT業界は成長業界ですし、業界もスピード感があって大好きな業界の1つです。

ぜひIT業界が気になる方は、本記事を参考にして転職活動してみてくださいね。応援しています!