【第二新卒を募集するIT企業例】IT企業への転職法と職種まとめ!

こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!

今回は第二新卒を募集しているIT企業について、その職種とともに徹底解説していきます。

また「IT企業」と一言で言っても、事業内容によって種類は様々なんですよね。

よってこの記事では、第二新卒として転職可能なIT企業の種類まで網羅的に解説していきます。

IT企業への転職を考えている人にとって、必ず役立つ情報になりますので、最後まで読んでみてくださいね。

第二新卒で未経験からIT企業への転職は可能

現在、ITエンジニアはあこがれの職業であり、実際に「転職したい!」と思う人も多いですよね。
結論から言えば、第二新卒で未経験からIT企業に転職することは十分可能です。

IT業界は比較的、経験よりもポテンシャルを重視している企業も多いんですよね。
その具体的な理由としては、以下のものがあげられます。

  • IT人材は不足している
  • 若い労働力を獲得したい企業は多い

それでは、詳しく見ていきましょう。

IT人材は不足している

第二新卒が未経験でIT企業に転職できる可能性が高い理由として、そもそもIT人材が不足していることがあげられますね。
世の中のIT化が目覚ましい昨今ですが、実はIT企業では慢性的な人手不足が続いているんですよ。

この人手不足は結構深刻で、経産省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には約45万人ものIT人材が不足するという試算が出ています。

現在の日本において、正直、ITはインフラ事業ともいえる存在です。
今後さらにITの重要性が高まることも鑑みると、IT人材にはさらなる需要が見込めるでしょう。

どこの企業も人手には困っているので、第二新卒で未経験でも十分目指せる可能性がありますね。

若い労働力を獲得したい企業は多い

また、日本の企業の全体的な動きとして、若い労働力を獲得したいと考えている企業は多いんですよね。

日本が少子高齢社会と言われて久しいですが、現在の日本の人口分布って子供が少なく高齢者が増加しているんですよ。
この少子高齢の流れは、今後も加速すると言われています。

つまり、労働人口が激減する未来が迫っているということでもあるんですよね。
こういった状況から、今のうちに対策をとっておこうと若手社員の採用に積極的な企業は多くあります。

第二新卒はIT業界以外においても需要が高い人材なので、若くてやる気に満ちている人はIT業界でも採用して貰えるでしょう。

第二新卒を企業が採用するメリットについては、下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

▼更に詳しく第二新卒を採用するメリットを紹介してます

第二新卒を募集しているIT企業例

第二新卒が未経験でも転職可能と聞いても信じられないこともありますよね。
また、「実際に求人を見てみたい」と思うこともあるでしょう。

転職エージェントとして有名なリクルートエージェントで「IT、未経験」で検索をかけると、公開求人だけで5,229件もの求人がヒットします。
具体的には、以下のような求人が出てきますね。

リクナビNEXTでも531件がヒット

他にもリクナビNEXTにて、第二新卒を募集しているIT企業を抽出しました。

これらはほんの1部なので、詳しくは「リクナビNEXT公式サイト」から実際に出ている求人を参考にしてみてくださいね。

【第二新卒を募集しているIT企業例】

  • DSP株式会社
  • キャロットソフトウェア株式会社
  • TDCX Japan株式会社
  • エンパワーヘルスケア株式会社
  • オリクション株式会社
  • パーソル パナソニック HRパートナーズ株式会社
  • 楽天カード株式会社
  • フレスコ株式会社
  • 株式会社アルファシステムズ
  • 株式会社カオナビ
  • 株式会社エイジェック
  • 株式会社ダイレクトマーケティングミックス
  • Earth Technology株式会社
  • 株式会社SMSデータテック
  • 株式会社リクルートライフスタイル
  • 株式会社ウィルオブ・ワーク
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

※リクナビNEXT「第二新卒・IT業界」にて検索して抽出

IT業界未経験者向けの求人もある

これらの求人は全て「業界未経験OK」または「実務経験未経験OK」の求人です。

このように第二新卒で未経験でも挑戦しやすく、IT業界に羽ばたくきっかけになる企業はたくさんあります。

IT業界が未経験で転職を考えている第二新卒向けの記事も合わせて書いたので、未経験者はぜひそちらも記事から読んでみてください。

▼第二新卒で未経験からIT企業に転職する方法はこちらの記事にて

第二新卒が目指すべきIT企業の種類と転職難易度

第二新卒がIT企業へ転職することは、十分可能です。
しかし、実際にIT企業にはどんな会社があるのか気になりますよね。

一口にIT企業と言っても、「何を作るのか?」「ビジネスの相手は誰なのか?」によって大きく企業形態が分かれます。
また、それによって「やりがい」や「年収」といった転職において重要な要素も変化しますね。

そのためIT企業へ転職するときには、その会社が「誰に向けて」「何を提供しているのか?」をきちんと調べておく必要があります。
IT企業の主な種類は、以下の3つです。

  • 自社製品を持つWeb開発会社
  • 他社製品の開発を行うSIer
  • 労働力としてエンジニアを派遣するSES

それでは、詳しく解説していきますね。

自社製品を持つWeb開発会社:転職難易度「高」

まず、IT企業の種類としてあげられるのが、自社製品を持つWeb開発会社です。
IT企業と言われてまず思いつくのが、この企業形態ではないでしょうか。

具体的には「食べログ」で有名な株式会社カカクコムや、「白猫プロジェクト」でお馴染みの株式会社コロプラなどがあげられますね。

このような会社は、簡単に言うと自分たちが独自で開発した製品を販売している会社です。
そのため、商品の企画から設計、開発、リリース後の保守や運用までを一貫して行います。

ITの製品開発をそれこそ0から100までやらなければいけないので、技術力の高さはもちろんのこと、「今の世の中のニーズは何か?」「IT技術でこんなものを作ったら面白いのでは?」といったクリエイティブな発想が求められるでしょう。

ITに関する経験だけでなく、新しい価値観を想像していくことが求められるので転職難易度は高いです。

他社製品の開発を行うSIer:転職難易度「中」

次にあげられるIT企業は、SIerですね。
SIerは「System Integrator」の略である「SI」に人を意味する「er」が付いた和製英語で、エスアイアーと読みます。

SIerの仕事は主に、顧客の依頼を受けてIT製品を作成することです。

例えば、保険や証券の金融管理システムや、商社の営業事務システム、医療関係のシステムなど、あらゆる業界に必要なIT製品を顧客に代わって製造していきます。
顧客から出される要件に従って、システムを設計していくことが求められる仕事ですね。

ITに関する知識は当然必要ですが、人と関わることが多い仕事であるため、顧客折衝の能力やコミュニケーション能力といった高いヒューマンスキルが求められます。

また、SIerとして一番大切になるのは、様々な業界に関する業務知識を持つことです。
様々な業界に独自で必要なシステムを作っていくため、「金融システムならこんな機能」「営業事務ならこんなシステム」とその業界の特性に合わせた提案を行うことが必要になります。

しかし、SIerの多くの企業は若手に対して、そこまで業務知識やIT技術を求めていません。
どちらかと言えば「採用後にどれだけ自発的に業務知識やIT技術を身に着けられるか」が見られるので、基本的なIT知識があれば転職できる可能性はありますね。

労働力としてエンジニアを派遣するSES:転職難易度:「低」

最後にあげられるIT企業は、SESですね。
SESはSystem Engineering Serviceの略で、主にエンジニアの派遣を行う会社です。

Web開発会社やSIerで発足した開発プロジェクトに対して、労働力として派遣されます。
独自で何かを開発したり、顧客との要件のすり合わせを行うというよりかは、要件に沿って設計書を作成することや設計書に沿ってプログラムを作ることが大切になります。

SESを行う企業は、エンジニアを紹介することで得られる紹介料や現場にアサインするエンジニアの単価などによって利益を上げています。

つまり、SESを行っている会社って、開発会社やSIerに対して労働力を派遣しなければ売り上げが立たないんですよね。
SESが企業として存続していくためには、何よりもエンジニアの頭数が必要になります。

そのため、IT技術が低くても若くてやる気のある人材を積極的に採用してくれますね。
この三種類の中では、最も転職難易度が低い企業形態です。

第二新卒がIT企業に転職するには転職エージェントの利用がおすすめ!

第二新卒が目指すIT企業の種類や難易度について解説しました。
Web開発会社は難易度が高いですが、SIerやSESの場合は、たとえ第二新卒で未経験でも採用される可能性は十分あります。

しかし、よりIT企業へ転職する確率を上げるには、転職エージェントを利用するのがおすすめですね。
転職エージェントは、転職のプロとしてあなたの転職活動をサポートしてくれます。

IT業界の詳しい内部事情や、面接対策の方法などもしっかりと教えてくれるでしょう。

また、転職エージェントを利用する際には、複数利用した方がいいですね。
IT企業への転職を考える際には、IT特化型と総合型の両方を使うことをおすすめします。

転職エージェントは、エージェントによって利用するメリットが変わってくるんですよね。

例えば、IT特化の転職エージェントは総合型にはない、IT業界に関するより詳しい情報を提供してくれます。
総合型の転職エージェントには、そこまでの専門性はないものの、多くの求人を扱っていることが多いです。

このように転職エージェントによって得手不得手があるので、上手に活用してメリットを最大限に活かしましょう。

ITの転職が得意!ワークポート

IT特化型の転職エージェントには、様々なものがありますが、第二新卒のIT企業への転職に僕が1番おすすめするのは「ワークポート」ですね。

ワークポートは、IT特化の転職エージェントとしての歴史が長く、何よりも未経験を積極的に採用してくれる案件を多く保有していることでも有名です。
IT企業の中には、経験者以外転職者を受け入れない企業もあるんですよね。

ワークポートでは、技術力よりもポテンシャルを重視してくれる企業を中心に取引をしているので、第二新卒でも安心して利用できます。

さらには、無料のITスクール「みんスク」を運営しているのも外せません。
「みんスク」はIT企業に転職したい若年層に向けたスクールサービスで、「PHP開発コース」「Java開発コース」「インフラコース」の3つの中から好きなものを選んで受講することができます。

転職活動を行う前に、しっかりと技術力を身に着けられるので利用しない手はないですね。
しかし、注意点としては「みんスク」を受講する場合は必ずワークポート経由で転職する必要があるので、もし様々なエージェントから比較検討したい人は、動画教材などを探して学習した方がいいでしょう。

求人数が多い!リクルートエージェント

総合型の転職エージェントの場合は「リクルートエージェント」への登録がおすすめですね。
リクルートエージェントは保有している案件数が圧倒的に多いのが特徴で、多くの案件から自分に合う転職先を探すことができます。

転職業界でNo.1との呼び声も高く、「他のエージェントにはない求人を多く扱っている」と口コミでも評判です。

IT特化に比べれば、業界に関する情報は少ないかもしれませんが、その分、多くの求人に触れることができますよ。
こんな感じで、IT特化型と総合型のメリットを上手に活用して、納得のいく転職活動を行いましょう。

▼更に詳しく未経験者におすすめの転職サービスを紹介してます

第二新卒から見たIT企業の種類ごとのメリット・デメリット

第二新卒はIT業界においても、市場価値が高く、採用する企業も多くあります。
しかし、IT企業には様々な種類があり、「一体どこを目指せばいいのかわからない」といった思いもありますよね。

ここでは、IT企業の種類ごとのメリットとデメリットを紹介します。

それぞれのメリット・デメリットをしっかりと押さえておくこで、自分が進むべき道が見えてきますよ。

Web開発会社のメリット・デメリット

まず、Web開発会社のメリットとデメリットを紹介します。

Web開発会社のメリット

Web開発会社のメリットは、以下の2点ですね。

  • 安定的に働ける
  • 自分の作りたいものが作れる

まず、Web開発会社のメリットとしては、安定的に働けるということがあげられますね。
この安定的というのは収入というよりは、労働環境や人間関係などが当てはまります。

どういうことかというと、SIerやSESは基本的にプロジェクトごとに働く相手や場所が変わるんですよね。

SIerを例にあげると金融システムの案件では、取引先の証券会社が用意したオフィスで働き、商社の営業事務システムの場合は、こちらでオフィスを手配して働くといった感じで、案件によってオフィスがコロコロと変わります。

また、プロジェクト毎に新しくチームを組むこともあるので、特定の人と長く一緒に仕事をするということはできないことが多いですね。
そのため、毎回1から人間関係を構築しなければならず、疲弊してしまうこともあるでしょう。

Web開発会社は基本的に自社の人間で組織されたチームで開発を進めていくので、勤務地もメンバーも変わらずに働くことができますね。

そして、Web開発会社の最大のメリットとしては、自分の作りたいものを作れる可能性が高いことですね。
Web開発会社は、SIerなどと違い、自分たちが「面白い!」「便利!」と思ったものを作ることが仕事です。

そのため、自分の発想を形にすることができ、IT企業で働く楽しみの醍醐味を味わうことができるでしょう。
正直、作る楽しさを一番感じられるのがWeb開発会社と言えますね。

Web開発会社のデメリット

Web開発会社のデメリットとしては、求められる能力が高いことがあげられます。
やはり、自分たちでニーズを掘り起こしてムーブメントを作っていくことが必要なので、求められるスキルや能力は他よりも高いと言えるでしょう。

IT技術は持っていて当たり前という感じなので、第二新卒が目指す場合には、有料のプログラミングスクールなどに通い、実際に1人でWebサービスを立ち上げる経験などが必要になってくるでしょう。

確実に転職が不可能というわけではありませんが、他の2種類に比べると圧倒的に難易度が高いです。

また、Web開発会社だからといって、業績が安定していて高年収が貰えるというわけではありません。
当たり前ですが、Web開発会社は開発したWebサービスが売れなければ利益が全くないんですよね。

その分、利益が出たときには、ボーナスなどで大きく収入が上がる場合もあります。
Web開発会社の収入に関しては良くも悪くも、作成した製品次第なところがありますね。

SIerのメリット・デメリット

次にSIerのメリットとデメリットを見てみましょう。

SIerのメリット

まず、SIerのメリットですが以下の2つがあげられますね。

  • 規模が大きい開発に携われる
  • 特定の業界に詳しくなる

SIerのメリットとして、まずあげられるのが規模が大きい開発に携われる点ですね。

SIerの顧客は金融や医療など、様々な企業や法人になります。
そのため、一般的なWebサービスの開発よりも予算が潤沢な場合が多いですし、企業側もわざわざSIerに開発を委託してシステムを作るため、必然的に大規模なシステム開発が多くなります。

このような開発は、正直SIerだからこそ経験できるものです。

また、特定の業界についても詳しくなれるので、一つの分野に精通できれば長く活躍することもできますね。
例えば、物流業界に詳しいエンジニアになれれば、業界がなくならない限り、物流のシステム開発に携われます。

自分の好きな業界がある人は、システム構築の側面から業界を支えていくという働き方もできますね。

SIerのデメリット

次にSIerのデメリットですが、以下の2点があげられます。

  • 実装よりも設計中心
  • キャリアパスが限られる

SIerの仕事の中心は、顧客からシステムの要件を聞き出し、設計書に落とし込んでいくことです。
そのため、実際にプログラミングをする機会に恵まれないこともありますね。

プログラミングはSIerというよりも、SIerの案件に派遣されたSESの人たちが行うという感じになるので、「プログラミングをガシガシ書きたい」という人には向かないでしょう。

それでもSIerは、プログラマーが作成したプログラムをレビューしたり、設計書の内容を的確に伝えなければいけなかったりするので、プログラムに関する知識そのものは必要になります。

また、SIerのデメリットにはキャリアパスが限られることもあげられますね。
具体的には、だいたいの人が以下のようなキャリアパスを歩みます。

  • 1~2年目:システムエンジニアとして設計に従事
  • 3~6年目:システムエンジニアのチームリーダー
  • 7年目以降:プロジェクトマネージャー

こんな感じでSEとしての経験を積んだのちに、プロジェクトマネージャーなどの管理職になるというのが一般的です。

SIerはプログラミングをしないことも多いので、プログラムに関する実践的なスキルが身につきにくいです。
そのため、「プログラミングを覚えて自由に生きる!」みたいな、最近のIT業界でトレンドになっている生き方は難しいでしょう。

ただ、プロジェクトマネージャーは年収が高く、年収1000万円を超えることも珍しくありません。
キャリアパスは限られますが、高年収を狙いたい人はSIerへの転職が向いていますね。

▼高年収を狙いたい人は以下の記事もおすすめです

SESのメリット・デメリット

最後にSESのメリット・デメリットについて解説します。

SESのメリット

まず、SESのメリットですが、以下のものがあげられますね。

  • 残業時間が抑えられる
  • あらゆる企業に出向できる
  • 未経験でも採用される可能性が高い

SESには、残業時間が抑えられるというメリットがありますね。
SEやプログラマは激務というイメージがありますが、SESで派遣されるクライアントって派遣元と労働契約をしっかりと結んでいるんですね。

具体的には、「残業を月に60時間以上させない」や「残業40時間以上を3ヶ月連続でさせない」など、労働時間に関する契約をしっかりと行っています。
そのため、Web開発会社やSIerに比べれば、残業時間を押さえやすいです。

また、あらゆる企業に出向されるというのもSESならではの魅力ですね。
これは人によっては、「もっと腰を据えて働きたい」と思ってしまう理由にもなりますが、SESはエンジニアとして様々なプロジェクトに派遣されます。

案件によっては、大手企業のシステム開発に関わることもできるので、たくさんの経験を積むこともできるでしょう。
企業によって使用する技術や風土なども違うため、エンジニアとしての幅を広げていくことができます。

さらに、これらのSESは慢性的な人手不足に悩まされているIT業界にとって、大変貴重な存在でもあります。
「たとえ未経験者であっても人手が欲しい!」という企業は多いため、未経験でも採用される可能性が高いですね。

未経験でも大手企業で働ける可能性があるのは、SESならではの魅力と言えますね。

SESのデメリット

良いところが多いSESですが、その分デメリットも大きいです。
具体的には、以下の2つがあげられます。

  • 収入が上がりにくい
  • 自社との関係は希薄

まず最大のデメリットとして、収入が上がりにくいことがあげられます。
IT業界って、いわゆるゼネコン構造であることが多いんですよ。

ゼネコン構造というのは、主に建築業界に見られるものなのですが、ようは大手企業が仕事を受注し、それを下請けの会社に委託し、下請けの会社はさらに商流の低い下請けに委託といった感じです。

つまり、大きな仕事をどんどん下に流していき、その中間マージンを得るというビジネスモデルなんですね。

これはSESでも同様で、大手SIerから仕事を受注したSES企業が、さらに下請けのSES企業にエンジニア派遣を要請し、そのSES企業もさらに下のSES企業にエンジニア派遣を要請するという感じになるんですね。

そのため、商流が下がれば下がるほど、エンジニアの収入が低くなっていきます。
これはあなたが技術力をつければ年収が上がるわけではなく、会社の規模そのものの問題に直結してしまううんですよ。

また、SESは自社での勤務ではなく派遣先に常駐して仕事をするので、自社との関係性が希薄になりますね。
特別な事情がない限り、雇用元の企業に出勤することってほぼないんですよ。

そのため、折角入った会社に対して所属感が得られにくく「何のためにここにいるんだろう…」とモチベーションが上がりにくいこともありますね。

第二新卒におすすめのIT企業の種類は?

IT企業の種類に対する、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。
第二新卒でIT企業に転職する際は、これらのメリットとデメリットを理解したうえで転職するのがおすすめです。

しかし、「結局自分にとってどんなIT企業が合うのかわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、第二新卒におすすめのIT企業の種類を目的別に紹介していきます。
具体的には、以下の内容です。

  • 作りたいものが明確な人はWeb開発会社
  • 上流工程に携わりたい人はSIer
  • 様々な現場を経験したい人はSES

それでは詳しく見ていきましょう。

作りたいものが明確な人はWeb開発会社

IT企業に転職を考えている第二新卒の中で、作りたいものが明確な人はWeb開発会社を目指すのがおすすめです。

たとえば「どうしてもPythonを使用して人工知能に携わりたい」「C言語を使ってゲームアプリの開発に関わりたい」など、使用する言語と作りたいものが明確になっている人ですね。

こういう人の場合は、SIerだとそもそもプログラミングをする機会が少ないですし、SESの場合は派遣される現場によるので正直、運に左右されてしまい向いていません。
それならいっそのこと、技術力をしっかりと身に着けて、最初から関わりたい分野への転職を狙った方が確実です。

Web開発会社は即戦力を求める傾向が強いので、転職難易度は高めになります。
第二新卒から転職を狙いうなら、「自分の夢の実現のため!」と思い切ってプログラミングスクールに通うのも良いでしょう。

上流工程に携わりたい人はSIer

「プログラミングには正直そこまで興味はないけど、IT業界には転職したい!」という人には、SIerがおすすめですね。

SIerはどちらかというとガシガシプログラムを書くよりは、顧客やプログラマーとの関係性を深めていくことが大切になりますね。

もちろん専門的な知識も必要なのですが、それよりも「業務知識がある」「コミュニケーション能力などのヒューマンスキルに優れている」という方が重要です。

第二新卒での転職の場合、そういった人間性をもとに採用してくれるので、転職もしやすいでしょう。
将来的にはプロジェクトマネージャーなどの管理職を目指せることもあるので、高年収を目指したい人にもおすすめです。

様々な現場を経験したい人はSES

「明確にキャリアプランがあるわけではないけど、とりあえずIT業界で働いてみたい」という人にはSESがおすすめですね。

SESは、エンジニアとして様々な現場に派遣されます。
派遣先によって使用する技術力や企業風土も違うので、エンジニアとして多くの経験を積める魅力がありますね。

しかし、僕個人の意見としては、SESは長くキャリアアップを積んでいくには向いていないですね。
現場もコロコロ変わるので様々な経験は確かにできますが、経験値と年収が比例していくということは少ないです。

また、キャリアアップもしにくく、ずっとSEやプログラマーとして派遣され続けることも珍しくありません。

そのため、SESへの転職は色々な経験値を積む場と割り切った方がいいですね。
現場経験を多く積み、自分の得意分野や特性が明確になってきたうえで、大手SIerやWeb開発を目指すのもありです。

SESへ転職するときは、メリットと上手に活用することを考えましょう。

第二新卒がそれぞれのIT企業に転職するための方法

それでは最後に、第二新卒がそれぞれのIT企業に転職するための方法を解説します。

それぞれのIT企業が求めていることをしっかりと理解し、転職に役立てましょう。
具体的には以下の内容です。

  • 開発会社はプログラミング知識必須
  • SIerはITの基礎知識と設計知識を持っておく
  • SESは明確な志望動機とやる気をアピール

それでは詳しく見ていきましょう。

Web開発会社はプログラミング知識必須

まず、Web開発会社に転職する場合は、プログラミング知識は必須です。

Web会社会社は主に、特定の言語を使ってWebサービスを開発しています。
そのため、募集要項にも「※C言語の開発経験2年以上」など、具体的な言語と経験年数が指定されていることも多いです。

このようなWeb開発会社に入るためには、正直、プログラミングスクールに入るのが近道ですね。
プログラミングスクールなら、実装レベルの高い技術力が身に着けられるうえ、転職支援のサービスも受けられます。

第二新卒で経験がない場合は、このような方法以外では入ることが非常に難しい会社ですね。

SIerはITの基礎知識と設計知識を持っておく

SIerに転職する場合は、ITに関する基礎知識と設計知識を持っておくことがおすすめですね。
具体的には以下の2点の資格を取得するといいでしょう。

  • 基本情報技術者
  • システムアーキテクト

まず、基本情報技術者はIT系の中では一番有名な国家資格です。
ITに関する技術に加え、プロジェクト管理の方法など、実務的な事柄に対しても基本的な知識を有することが証明できます。

ITに関する基本を知っていることの証明になるので、SIerの転職に役立つでしょう。

また、SIerの場合は、システムアーキテクトもおすすめですね。
システムアーキテクトはシステム設計に関する知識を証明する国家資格で、取得することでシステム設計に関する一定の知識を証明できます。

SIerは仕事の性質上、設計をしないということはまずないので、必ず勉強しておいた方がいいでしょう。

この2つの資格を持つことで、ITに関する基本とシステム設計の知識の両方を証明できるので、転職を成功させる可能性も高まりますよ。

SESは明確な志望動機とやる気をアピール

SESへの転職を目指す人は、明確な志望動機ややる気をアピールすることが大切です。
SESはポテンシャル採用を積極的に行っている企業が多いので、正直そこまでIT技術に関して求められることはありません。

どちらかというと、「転職してからどれくらい成長できるのか?」の方が重要視されますね。

もちろん、IT技術を持っているに越したことはないですがそれよりも、IT業界にどうしても入りたい理由や仕事をやりきる気持ちなど人間性をアピールできるようにしましょう。