【第二新卒の職務経歴書の書き方】記入例を元に徹底解説します!

こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!

キャリアに関して5年以上ブロガーとして研究し続けており、「有益で本質的な情報のみを届けること」を信念にしています。
(表面的で薄い内容の記事が多く見られるので、それを打破したい、、、!)


今回は「第二新卒の職務経歴書の書き方」について、記入例を元に解説していきます。
第二新卒は実務経験が少ないことから、職務経歴書に対する不安が大きいですよね。

ただ、第二新卒でも評価される職務経歴書を作ることは可能です。
そのためには、徹底した事前準備や構成などを把握しておくことが重要。

そこで本記事では、第二新卒の職務経歴書の書き方について、書くべき項目や内容、実際の例文などを全てまとめました!

この記事を最後まで読んでもらえれば、第二新卒でも評価される職務経歴書の書き方を理解できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

職務経歴書は書き方次第!第二新卒でも十分にアピール可能

新卒での就活とは異なり、転職活動では履歴書のほかに職務経歴書の提出を求められることがよくあります。

長く経験を積み、実績を上げてきた中途退職者ならともかく、第二新卒の職歴は1~3年ほど。
「職務経歴といっても書くことがほとんどない」「アピールできる要素がない」などと困っていませんか。

実はこれは間違いです。
職歴や実績がそれほどなくても工夫次第で書けることはあるものです。

まずは、採用担当者が職務経歴書から何を読み取ろうとしているのか知っておきましょう。

採用担当者が職務経歴書で重視する4つのポイント

一般に、採用担当者が第二新卒の職務経歴書で重視しているのは以下のようなポイントです。

  • 採用して活躍できるスキル・ポテンシャルがあるか
  • 自社の社風に合った人材か
  • 仕事に対する意欲が感じられるか
  • 基本的なビジネスマナーやスキルは身についているか

20代後半以降の転職者を中途採用する場合は、職歴や業務経験、実績・成果などが重視される傾向にあります。
これは、即戦力を求めているからです。

第二新卒を採用する場合は、事情がやや異なります。
そもそも職歴が浅いので、華々しいキャリアや実績にはあまり期待していません。

それよりも、すでに新人研修を受けて基本的なビジネスマナーやビジネススキルを身に着けている点を重視しています。
入社後に自社で研修する手間やコストがかかりませんからね。

また、若いことから今後のポテンシャルや伸びしろにも期待しています。

重要なポイントを意識して書く

職務経歴書というと、これまで携わってきた職務をただ羅列すれば良いと考えていませんか。
残念ながら、経験した仕事の内容が書かれているだけの職務経歴書では、採用担当者の気をひくことはできないでしょう。

採用担当者は多くの応募者の書類に目を通す必要があり、一人の応募書類にかける時間は30秒~1分程度といわれています。
つまり、目を通して1分以内に「この応募者と会って話を聞いてみよう」と思わせないといけません。

そのために有効なのが、先に述べた採用担当者が重視するポイントを意識して作成することです。

たとえば、志望企業を研究し求める人材やスキルを把握したうえで、それに合致する人材だと示せる経験を書けば、「活躍できるポテンシャルがある」「自社の社風に合っている」と思わせることができます。
前向きな志望動機や転職理由を書くことで、意欲も伝えられますね。

新人研修で学んだことを記載するのもおすすめです。
基本的なビジネススキルやマナーがあることが示せます。

フリーのフォーマットをDLして使ってもOK

職務経歴書は形式が決まっていません。
用紙はA4サイズにすることが一般的ですが、そこにどうレイアウトして何を書くのも自由です。

とはいえ、自由に構成していいといわれると、かえって何をどう書けばいいか悩む人もたくさんいるでしょう。

インターネット上にはフリーでダウンロードできる職務経歴書のフォーマットがたくさんあるので、それをダウンロードしてアレンジして使うのもおすすめです。

第二新卒の職務経歴書の基本項目|それぞれの書き方ポイント

職務経歴書は、志望企業に対して活かせる経験やスキルを持っていますよと自分を売り込むための資料です。

明確な決まりはないものの、書くべきことはおよそ決まっています。
ここでは、一般に職務経歴書に盛りこまれることが多い項目について、内容や注意すべきポイントを解説します。

経歴要約

採用担当者の興味をひく仕掛けとして冒頭に置かれることが多いのが、【経歴要約】です。
これは、文字どおりこれまでの職歴を簡潔にまとめたもの。

書類の最初に職歴の要約を配置することで、採用担当者がすぐに応募者の経歴を把握できます。
求めている経歴の持ち主だとわかれば、そのまま興味をもって読み進んでもらえるでしょう。

そのため、経歴要約は、何も考えずにこれまでの経験をただまとめたものではいけません。
企業が求める職務経験やスキルを有してますよ、こんな風に活かしていこうと考えてますよ、という方向でまとめるのがベストです。

要約なので、冗長になることのないよう200~250文字程度でまとめましょう。

職務経歴

勤めた企業の社名や規模、事業内容、資本金などをまとめた項目です。
まとめておくことで、どのような会社に勤めていたのか採用担当者が把握しやすくなります。

職務経歴詳細

職務経歴書の中心となる、これまでの職歴を詳しく説明するスペースです。
職務を書くだけでなく、どのような点に工夫したか、どのような姿勢で仕事に取り組んでいたかなどを盛り込むのがポイント。

長い文章でだらだらと説明するのはNGです。
それでは効果的なアピールになりません。

たとえば<業務内容><業務において心がけたこと>など見出しをつけてアピールしたいことを書く、担当した職務や工夫したポイントを箇条書きにする、実績は表にしてまとめるなど、一目見て何がどう書かれているかわかるように工夫しましょう。

免許・資格・スキル

応募職種で活かせる免許や資格がある場合は、実力のアピールにつながるので記載しましょう
もし、複数の資格を取得していて業務には関係のないものが含まれている場合、すべてを記載する必要はありません。

資格の数よりも、志望職種に活かせる知識や資格を習得しているかどうかのほうが大切だからです。

ただし、運転免許や語学関連、パソコン関連の資格は幅広い職種で活かせるため、特に応募職種で必要がなさそうでも記入しておくと良いでしょう。

記入するときは、箇条書きや表にして取得年月日と免許・資格の正式名称を書きます。

書けるような免許や資格がないときは?

書く内容がないときは、以下のふたつの方法があります。

  • 免許・資格欄をなくす
  • 勉強中の資格について書く

「書くことがないときは『特になし』と記入する」と説明しているサイトがありますが、わざわざそのような見栄えの悪いことをする必要はありません。

免許や資格欄は、あくまで自分の強みや能力を伝えるための項目。
特に書くことがなければ、そもそも項目自体をつくらなくて構いません。

その分、自己PRや志望動機のスペースを増やしてアピールしましょう。

ただし、志望職種と関連する資格の取得を目指して勉強中であれば、書くのがおすすめ。
仕事に対する意欲のアピールにつながります。

もちろん、実際には勉強していないのにアピールのためだけに書いたりしないでくださいね。

自己PR

自己PR欄を書くときのポイントは、自分自身の能力や強みが入社後にどう活かせるのかを端的に説明することです。
応募企業や職種で求められる能力が何かを見極め、それに合致する強みやアピールポイントを2つか3つに絞って書きましょう。

説得力をもたせるために、具体的なエピソードを添えることも大切です。

文章が長くなるとどうしても焦点がブレがちになるので、簡潔にまとめることも大切なポイントです。
要点が明確になるよう、1つのアピールポイントあたり200文字程度でまとめると良いでしょう。

退職理由

退職理由は、採用担当者が気にするポイントの1つ。
面接に進めば、おそらく1度は聞かれるでしょう。

とはいえ、職務経歴書には必ず書かなければならないものではありません。
特に、自己都合による退職の場合は後ろ向きな印象を与えがちのため、無理して書く必要はないでしょう。

ただし、「これまでの経験を活かしキャリアアップできる環境を求めた」などのポジティブな印象を与えるものであれば、あえて書いてアピールにつなげるのも1つの方法です。

なお、志望企業が指定する職務経歴書があり、フォーマットに退職理由のスペースがある場合は空白にしてはいけません。
なるべくポジティブな内容を書くことが大切です。

たとえば、「残業時間が多くてつらかった」が退職理由であっても、そのまま書くのはNG。
「現職は残業が月に〇時間を超え、スキルアップをするための時間も取れないため」などとすれば、仕事に対する意欲はあると伝わる前向きな書き方になります。

志望動機

志望動機は「数ある同業のほかの会社ではなく、この企業を志望する理由」を説明する必要があります。

「人と接する仕事がしたいので」「御社の企業理念に感銘を受けたから」など、ほかの企業でも通用するような内容にしてはいけません。

志望企業について調べれば、必ずその企業にしかない特徴が見つかるものです。
サービスや商品、事業、取り組みなど、しっかりリサーチして魅力を感じるポイントを見つけましょう。

それだけでなく、入社したら自分の強みを活かしてこのような貢献ができると考えてる、というところまで伝えられるとベストです。

第二新卒で職務経歴書を書くときは事前準備が重要

職務経歴書は、採用試験においてとても重要な役割を果たす書類です。
採用担当者は、職務経歴書から応募者の業務経験や能力、強み、仕事に対する意欲やスタンスを読み取って採用するかどうかを判断します。

そのため、単にこれまで経験してきた職務を書くだけでは不十分です。
採用担当者の目に留まり、たくさんいるライバルに勝つために、精度の高い内容を書く必要があります。

そのような魅力的な職務経歴書は、ただなんとなくこれまでやってきたことを思い出して書いているだけでは作れません。

面倒でも入念な下準備をする必要があります。

また、職務経歴書に書いたことは面接でもよく質問されます。
時間をかけて丁寧に作成しておくほど内容がしっかり整理されて頭にはいるので、面接で質問されたときにも落ち着いて返答できるようになりますよ。

ここでは、職務経歴書をどのような手順で作成すれば良いか説明します。

これまでの経験を書き出して整理する

まずは、入社してから現在までの職務経験をすべて書き出しましょう。
いわゆるキャリアの棚卸ですね。

たとえば、以下のような内容を書き出します。

  • 入社~退社年月日
  • 会社名・配属部署名
  • 新人研修の内容、学んだこと
  • 業務内容(どのような仕事か、どう取り組んだか)
  • 取得資格
  • 具体的な成果・実績

業務内容の説明だけでなく、どう考え、どのように取り組んだかまで書きだす

業務については、職務内容だけでなく、取り組むにあたって工夫したことや意識したことなども書き出しましょう。

先にも書きましたが、職務経歴書の職歴欄は担当した職務を書くだけでは不十分です。
自分なりにどう考えどう取り組んできたかまで書くことで、深みを持たせることができます。

採用担当者は、その内容を見て「仕事に対する意欲が高そうだ」「このような業務への適性がありそうだ」などと評価するのです。

特に、第二新卒は社会経験が浅く職歴として書ける内容が少ないので、このような部分でアピールしましょう。

ちなみに、成果や実績だけでなく、失敗した経験も書き方次第でアピール材料にすることができます。
もちろん、「失敗しました」だけではダメ。それをどうリカバリーしたのか、教訓をどのように活かしているかなどを書くと良いでしょう。

新人研修について書いてもOK

第二新卒の場合、業務内容だけでなく、入社後に受けた新人研修について書くのもアリです。

先述した通り、第二新卒を採用する企業は、応募者に対して「基本的なビジネスマナーやビジネススキルは習得済み」であることを期待しているからです。

数値で表せる成果や実績は具体的な数字を出す

具体的な数字で出せる実績や成果があれば、それはぜひ書くべきです。
たとえば、「〇年度売上:営業スタッフ50名中3位達成」などですね。

注意したいのは、客観的な基準も示す必要があること。
基準が抜けているケースは意外とあります。

たとえば、「支店内で売上3位を達成」と書いても、何人のなかでの順位なのかわからないのでイマイチすごさが伝わりません。

仮に3名しかいない支店なら最下位ですしね。
50名と具体的に基準を書くことで、立派な成績だとわかるわけです。

第二新卒では、具体的に数字で表せる成果はまだないという人もいるでしょう。
しかし、成果や実績でなくても、たとえば努力した結果を書く手もあります。

たとえば、「テレアポでのアポ率が低かったため、同期は平均1日50件のところ、1日100件の電話をかけることを徹底しました。その結果、アポ率が〇%から〇%に向上しました」といった感じですね。

応募企業に刺さる要素を抜き出し厳選する

キャリアの棚卸ができたら、次はそのなかから職務経歴書に何を書くかを決めます。
志望企業にもっともアピールできるポイントは何かを考え、選びましょう。

訴求力の高い内容にするためには、志望企業で求められている人物像を正確に把握することが大切です。

これは、志望企業のコーポレートサイトや募集要項などを熟読することで見えてくるでしょう。

たとえば、募集要項には「必要なスキル」「あると良い経験」などが書かれていることが多いです。
その場合はもちろん、そのような経験・スキルがあると伝えられるエピソードを選びます。

また、企業のサイトには企業理念や経営者の考えが掲載されています。
そういったものからでも社風や企業風土がわかるもの。どのような人材が求められているのかも読み取れるでしょう。

活躍している社員の話などが掲載されていたら、目を通しておくのがおすすめです。
どのような社員が求められているかを知る手掛かりとなることがあります。

この職場ではチームワークが重視されていることが読み取れたら、チームで業務にあたった経験を書くといった調子です。

職務経歴をアピールするのに合った形式を選ぶ

職務経歴書の【職務経歴】の書き方には、以下のような形式があります。

  • 編年体:時系列で過去から現在に向けて携わった職務について書いていく形式
  • 逆編年体:直近の経歴から過去へとさかのぼって書いていく形式
  • キャリア式:職務内容ごとにまとめて書く形式

編年体がもっとも一般的な書き方です。
履歴書と同じ並びになるので、採用担当者にとって読みやすく理解しやすいのが大きなメリット。

ただし、経歴が長い人は直近の成果をアピールしにくい、転職回数が多い人はコロコロ職が変わっている印象を与えやすいなどのデメリットがあります。

とはいえ、経歴の浅い第二新卒にとっては特に大きなデメリットがある書き方ではないので、編年体で書くと良いでしょう。

逆編年体は、職歴が長く、直近にもっともアピールしたい実績がある人に向いています。
キャリア式は、転職回数が多い人や派遣社員で多くの会社を経験している人などに向いた書き方です。

形式が決まったら、あとは読みやすさを意識して文章を整え書き進めていきましょう。

第二新卒の職務経歴書で押さえておくべき7つの注意点

ここでは、職務経歴書の作成にあたって注意すべき7つのポイントを紹介します。

① 「採用担当者がどう思うか」の視点を意識する

採用担当者は、求職者が提出した職務経歴書や履歴書を見て面接に進ませるかどうかを判断します。

そのため、「採用担当者がどう思うか」を意識しながら作成することが大切です。
いいかえれば、「自分が採用担当者なら、この職務経歴書を見て応募者に会ってみたいと思うかどうか」ということですね。

採用担当者の立場になって考えてみれば、どの経験を掘り下げて書くべきか、不要な情報はどれかなどが見えてくるでしょう。

たとえば、「営業事務として、営業スタッフがスムーズに業務を遂行できるようアシスタント業務を行ってきました」と書いていたとしましょう。

採用担当者として見たら、これでは具体的な内容が何もわからないな、と気づけるはず。
そこで、「営業事務として、必要書類の作成やスケジュール管理、顧客対応などの業務を行ってきました」と言い換えてみましょう。

さらに、業務を具体的に掘り下げるエピソードとして、たとえば「業務フローを見直すことで必要な書類がすぐに準備できるよう改善し、営業スタッフから評価されました」とつけ足せば、ずっと魅力的な内容になりますね。

② わかりやすく簡潔な文章をこころがける

人に読んでもらう文章なので、「読みやすさ」「わかりやすさ」もとても大切なポイントです。

あれもこれも伝えようと、長文でみっちり書くのはNG。
単純に読みづらいので、採用担当者が途中で読むのをやめてしまう可能性があります。

要点を押さえてコンパクトに書くことが大切。
箇条書きや表をうまくとりいれれば、要点を伝えやすくなります。

③ 見やすいレイアウトにする

わかりやすい文章を書くことにも通じますが、全体のレイアウトにも気を配りましょう。
全体にメリハリがなく、見出しも地の文も同じフォントサイズで書かれているような職務経歴書では、要点がすっと頭に入ってきません。

見出しはかっこをつける、太字にする、下線を引く、文字サイズを大きくするなどの装飾をしてメリハリをつけることが大切です。

文字の塊にならないよう、適度に改行して行間も調整しましょう。

④ 多すぎず少なすぎずA4サイズ1~2枚にまとめる

枚数が多すぎる職務経歴書は好まれません。
決まりはありませんが、第二新卒であれば1~2枚程度にまとめると良いでしょう。

職歴の長いハイキャリアの転職者ならともかく、第二新卒で3枚以上になると「簡潔にまとめる力が足りない」と判断される可能性もあります。

あれもこれもアピールしたくなりますが、必要な情報を厳選して2枚程度でおさめるようにしましょう。

用紙のサイズは、特に指定がない限りA4サイズにすることが一般的です。
履歴書の場合はB5(B4サイズ2つ折り)が主流ですが、それに合わせて職務経歴書もB5にすると、書くスペースが小さくなってしまいます。

採用担当者にとっても、ほかの応募者のものと異なるサイズで提出されると扱いづらくなるので、素直にA4を選びましょう。

ただし、企業によってはサイズを指定しているところもあるので、先にしっかり確認してください。

用紙は上質紙がおすすめです。
あまりこだわることはありませんが、ペラペラの薄いコピー用紙などは見栄えが良くないので避けたほうが無難ですよ。

⑤ 書くことがない人は自己PR欄に注力する

職務経歴欄は重視されるポイントの一つですが、職歴の短い第二新卒では、それほど厚みのある内容を書けないこともあるでしょう。
そのときは、自己PR欄や志望動機欄に力を入れるのがおすすめです。

ここで自分の強みや説明し、それが具体的にどのように応募職種に活かせるかを書くことで、職歴の少なさをカバーできます。

ただし、注力するといっても職務経歴書の大半が自己PRで埋まっているといったことのないように、全体のバランスを考えて文章量を調整することも必要です。

⑥ 研修のみで辞めても「職歴なし」としない

第二新卒のなかには、新人研修は受けたものの、ほとんど実務経験がないまま辞めてしまった人もいるでしょう。

その場合、「実務経験がないからアピールのしようがない」と考えがち。
だからといって、職務経歴書に「職歴なし」と書いてはいけません

職歴なしと書くと、学校を卒業してから働いた経験のない既卒と間違われかねないからです。
志望企業が社会人経験のある応募者のみを選考対象としている場合、落ちてしまいます。

これは非常にもったいないですね。

先にも少し書きましたが、第二新卒であまり書くことがない人は、新人研修について述べたり自己PRでたくさんアピールしたりすればOKです。

⑦ 最後まで気を抜かず何度も見直しを

職務経歴書が作成できたら、最後はしっかり見直しましょう。
1度見直しをした後、時間をおいてもう1度見直しをすると、見落としていたミスに気づくことも意外とよくあります。

記事の最後に、作成後のチェックポイントをまとめましたので活用してください。

なお、職務経歴書は一回作れば終わりではありません。

志望企業に合わせて自己PRや志望動機は変える必要があります。
そのたびに、十分に見直しをしましょう。

第二新卒の職務経歴書の書き方【例文】

同じ内容を書いていても、書き方ひとつでプラスの印象を与えることもあればマイナスの印象を与えることもあります。
印象の悪い書き方をしていると書類選考を通過するのが難しくなり、転職活動が進みません。

そこで、どのような書き方が良くないのか、どう書けば良いのか知っておきましょう。

悪い書き方とは?

まずは避けるべき書き方の例を紹介します。参考にしてください。

悪い例① 冗長で要点が分からない

くどいようですが、職務経歴書は簡潔に読みやすく書くことが大切です。
以下のような、だらだらと区切りなく続ける書き方はやめましょう。

〇〇会社の経理として主に伝票処理、会計ソフトへの仕分入力、現金出納管理や小口現金管理を行い、毎月の業務として経費精算や月次決算書の作成にもかかわり、業務を行う上で間違いがあってはならないので、正確に行うことを第一に心がけ自分で作成したチェック表をもとに必ず2回見直しを実施するといったこともしました。

悪い例② 具体性に欠ける

職務経歴書は、読んだ採用担当者が「この応募者を採用したらどのように活躍してくれるだろう」とイメージできるように書くことも大切です。

そのためには、職務内容だけを書いたり「熱心に取り組みました」などと抽象的な書き方をしたりしてはいけません。

ちょっと極端な例ですが、以下のような書き方では仕事のイメージがわきませんよね。

住宅メーカーの営業職として毎日体当たりで頑張り、たくさんの実績をあげてきました。積極的な姿勢は部署内でも評価されてきました。御社でも経験を活かして売上に貢献できればと考えております。

悪い例③ 内容がネガティブ

後ろ向きな印象を与える書き方もNGです。

たとえば、志望動機を書くときにネガティブな退職理由を絡めて書いてしまうケースなどです。
実際にネガティブな理由だったとしても、それを正直に書くのは避けましょう。

志望動機は未来を向いた前向きな内容にすべきです。

前職では、インターネットサービス会社で訪問営業に従事しました。自分なりに資料作成など頑張りましたがお客様から断られることも多く、仕事が大変苦痛でした。営業は向いていないと思います。コツコツ取り組む性格なので営業事務への転職を希望しています。

良い書き方

ここでは、上記の悪い書き方をこのように変えたほうが良いという例を紹介します。

良い例① 要点をまとめて見やすく

文章で書くよりも、箇条書きを用いるのがおすすめ。
パッと見てわかりやすくなります。

【職務経歴詳細】
20××年×月~現在 〇〇会社経理部経理課配属
経理スタッフとして以下の業務を担当しています。<業務内容>

  • 伝票処理
  • 会計ソフトへの仕分入力
  • 現金出納管理
  • 小口現金管理
  • 経費精算
  • 月次決算書の作成補佐

<心がけていること>
間違いがあってはならないので、正確に行うことを第一に心がけ業務にあたっています。具体的には、自分で作成したチェック表をもとに必ず2回見直しを行う、不安な点は必ず周囲に確認するなどを実施しています。

良い例② 具体的なエピソードを添える

「熱心に仕事に取り組みました」「実績をあげました」などと書いても、具体性に書けるために強い印象を与えることはできません。

どのように取り組んだのか、どういった成果があったのかなど、具体的なエピソードや数値を付け加えて書きましょう。

前職では、住宅メーカーの営業職として、展示場に来場されたお客様に積極的にお声がけしてきました。丁寧なヒアリングでニーズをくみとり適切な提案ができるよう心がけ、入社2年目にして契約件数で支社15人中3位を達成しています。御社でも、培ったコミュニケーション能力と提案力を活かして営業ができればと考えております。

良い例③ 前向きな内容に言い換える

職務経歴書に嘘を書くのは厳禁ですが、なんでも正直に書けば良いものでもありません。

後ろ向きな内容はできるだけ書かないようにし、前向きに聞こえる話をしましょう。

現在は、インターネットサービス会社で主に通信回線の訪問営業に従事しています。わかりやすい説明を心がけており、説明資料も改善を繰り返しながら自分で作成しており、お客様から好評を得ています。受注後は設定担当者と密に連絡をとるようにしており、調整がスムーズな点を評価されています。このような経験から、サポート業務にやりがいを感じるようになりました。資料の作成や調整能力には自信があり、営業担当者と営業事務の連携を重視する貴社に貢献できればと考え、志望しました。

第二新卒の職務経歴書は転職エージェントに添削してもらうのがおすすめ!

自分なりに考えて職務経歴書を作成しても、これで良いのかなかなか自信が持てないものではないでしょうか。
また、力を入れて作成したにもかかわらず、書類選考になかなか通らないという人もいるでしょう。

そのようなときは、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
ここでは、どうして転職エージェントに相談すると良いのかについて解説します。

転職エージェントなら効果的に添削してもらえる

転職活動を始めるにあたって、転職サイトを利用している第二新卒の方は多いのではないでしょうか。
転職サイトは求人情報を収集するのに有効な手段です。

ただし、一部を除くと職サイトにはサポートサービスがありませんよね。
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーがついて転職活動がうまくいくようにさまざまなサポートをしてもらえます。

職務経歴書や履歴書の作成代行や添削もそのうちの1つ。

ここは転職エージェントの多くが得意とする分野です。
応募企業が求める人材を把握しているので、職務経歴書の内容を訴求効果の高い内容にブラッシュアップしてもらえます。

「これは書くまでもないか」と思って省いた経験やスキルが、企業からすると強みとらえられるようなケースも意外とあるものです。

じっくりカウンセリングしながらアドバイスしてくれるような転職エージェントなら、そういった取りこぼしもうまく拾いあげてもらえるでしょう。

求職者は無料で利用できるのため、積極的に登録して活用するのがおすすめです。

職務経歴書が自動生成できるサービスも

大手転職エージェントの多くは、指示に従って入力していくだけで自動的に職務経歴書がきれいに生成できるサービスを実施しています。

たとえば、「リクルートエージェント」の職務経歴書エディターや「doda転職エージェント」のレジュメビルダー、「マイナビ転職エージェント」の職務経歴書自動作成ツールなどがよく利用されていますね。

リクナビエージェントやマイナビ転職エージェントのツールは会員登録せずに使用できるので、フォーマットに悩んでいる人は利用すると良いでしょう。

ダウンロードしたあと、自由に編集できます。

ただ、どれだけ体裁を整えても、肝心の中身が伴っていなければ意味がありません。
書く内容は十分に吟味してください。

第二新卒におすすめの転職エージェントは?

転職エージェントは非常にたくさんあるので、登録するにしてもどこが良いかわからないと迷っている人も多いでしょう。

第二新卒での転職活動が成功するかどうかは、質の良い転職エージェントの支援が受けられるかどうかが大きいです。
なので、適当に選んではいけません。

選ぶ際に重視したいポイントは以下の3つ。

  • 公開・非公開あわせた保有求人数が多いか
  • 丁寧で親身なカウンセリグを行ってくれるか
  • 転職者ファーストか(無理に転職をすすめてこないか)

求人数が多いほど選択肢が増え、自分の希望にマッチした求人に出会える可能性が高くなります。

また、転職エージェントに登録すると最初にキャリアカウンセリングが行われ、これまでの職歴や希望条件などキャリアに関するさまざまなヒアリングが実施されます。

質の高いカウンセリングを受けると、自身のキャリアに対する考え方が整理されたり、気づかなかった自分の強みを引き出してもらえたりといったこともあり、非常に有益です。

職務経歴書についても、有効なアドバイスをしてもらえるでしょう。

ところが、質の悪い転職エージェントだと、カウンセリングもそこそこに手持ちの案件を適当に紹介してくるケースも珍しくありません。
条件に合わない案件だからと断ろうとしても、無理に応募するようすすめてくることも多いです。

これは、転職エージェントは企業が紹介した求職者を採用しなければ儲けにならないためです。
しかし、これでは有益なアドバイスやサポートは期待できませんよね。

転職エージェントは1つに絞る必要はないので、上にあげた条件を意識しつつ、複数に登録してみましょう。

そのうえで、自分に合うところを2~3社選んで活用するのがおすすめです。
登録には費用もかからず、解約もスムーズにできますよ。

▼利用した僕がおすすめできる転職エージェント
(※複数利用して担当者の質を比較するのがベストです!目安はまず2〜3社を併用)

  • リクルートエージェント
    ー保有求人数が日本イチの転職エージェント
    ー僕が利用した時も担当者が非常に丁寧に対応・支援してくれました
  • doda転職エージェント
    ー保有求人数がリクルートエージェントに次ぐ量を持つ
    ー担当者のメールや電話のレスポンスが非常に高かったです
  • マイナビジョブ20’s
    ー20代に特化したマイナビが運営する優良エージェント
    ー利用者からの評判が非常に良いのでおすすめ

▼転職者が必ず登録しておくべき求人サイト
(※まずは下記の大手2サイトを登録して新着求人を常に確認しましょう)

  • Re就活
    ー20代の転職に特化した大手の転職サイトです、第二新卒向けの優良求人が多いのが特徴です
  • リクナビNEXT
    ー掲載求人数が日本イチの求人サイトなので絶対に登録しておくべきサイトです

【職種別】第二新卒の職務経歴の書き方のポイントと記入例

ここでは、職種ごとに注意すべきポイントについて説明します。

事務

事務職は、一般事務や営業事務をはじめ、経理や人事、生産管理など幅広い分野に及びます。
分野によって求めるスキルや経験が異なる傾向があるので、注意が必要です。

どのようなスキルが求められているのかを正確につかみ、その能力あることが示すようにしましょう。

なお、事務職に共通して求められるスキルには、以下のようなものがあります。

  • パソコンスキル:書類作成やデータ入力などの業務を円滑に行うため必要
  • 作業の正確性や素早さ:依頼されたさまざまな仕事を正確かつ素早くこなす必要がある
  • コミュニケーションスキル:顧客対応や他部署とのやりとり・調整を行う
  • 臨機応変な対応力:顧客応対や他部署との調整を適切に行う必要がある
  • スケジュール調整・管理能力:さまざまな仕事を締め切りまでにこなす必要があり、適切にスケジュールを管理できるスキルが必要。ほかの部署やほかの社員の進捗状況もある程度把握しておくことが求められる

経理や法務などは別ですが、一般に事務職にはあまり高度な専門知識は求められません。
幅広い業務に素早く正確に対応することを求められるケースが多いです。

経験者の場合

職務経歴書では、事務職として担当していた業務を詳しく述べましょう。
その際、どのような工夫をして業務にあたっていたかなどを伝えることが大切です。

未経験者の場合

前職で事務職と共通する経験を探し、アピールすることが大切です。
たとえば、販売職なら在庫管理や伝票処理などの事務作業を行っていたでしょう。

また、どうして別の仕事からその企業の事務職を志望しているのか、説得力ある理由を書くことも必要です。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴詳細】
20××年×月~現在 〇〇会社経理部経理課配属
経理スタッフとして以下の業務を担当しています。

<業務内容>
伝票処理
会計ソフトへの仕分入力
現金出納管理
小口現金管理
経費精算
月次決算書の作成補佐

<心がけていること>
間違いがあってはならないので、正確に行うことを第一に心がけ業務にあたっています。具体的には、自分で作成したチェック表をもとに必ず2回見直しを行う、不安な点は必ず周囲に確認するなどを実施しています。

営業

営業職は、当然ながら売上を上げられる人材が求められています。
そのため、高いコミュニケーション能力や提案力、積極性など売上を上げられる力があると示すことが必要です。

経験者の場合

前職も営業の場合は、具体的な数値で実績を示しましょう。
販売数でなくても、目標達成率や前年比、社員内の順位などでも構いません。

それとあわせて、営業実績を上げるために自分なりに工夫した取り組みや、営業するにあたって気をつけたことなども記載しましょう。

どのようなスタイルで営業に取り組むか、採用担当者がイメージしやすくなります。

未経験の場合

営業は特にコミュニケーション能力や積極性、ヒューマンスキルが求められる仕事です。
業務経験のなかからこういったスキルがあることが示せるエピソードを示せると、採用に近づくでしょう。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴】
〇〇株式会社  20××年×月~現在
事業内容:住宅・分譲マンションの販売 資本金:〇〇円 従業員:〇〇人

【職務経歴詳細】
営業部第1営業課 配属
〇担当地域
××地域、××地域
〇営業スタイル
新規顧客開拓60%、既存顧客のフォロー40%
反響営業を中心に、テレアポ営業も積極的に行い新規顧客を開拓しております。
丁寧なヒアリングを徹底し、お客様のニーズに合わせた提案を得意としています。競合他社の比較も行い、当社のメリット・デメリットも述べたうえで誠実におすすめすることで、信頼を得てきました。
〇実績
20××年度:売上〇〇万円(営業所内×位)
20××年度:売上〇〇万円(営業所内×位)

販売スタッフ

販売職の採用では、営業と同じように「売上が上げられる人材かどうか」という点が重視されます。

そのため、顧客対応能力や接客能力の高さが求められます

また、扱う商材や競合他社の商品についても深い知識も必要です。
向上心があり学ぶ意欲があることもアピールできれば、評価につながるでしょう。

そのほか、販売職でも在庫管理や売上管理などを行う必要があるため、ある程度のパソコンスキルも必要です。

経験者の場合

接客能力が高く売れる力があることを示すために、売上実績を具体的な数値で示しましょう。
営業同様、前年対比や目標達成率でも構いません。

それだけでなく、売上を上げるためにどのようなことを心がけてきたか、どのような取り組みが成果に結びついたかなども書き記すことが大切です。

たとえば、「相手が納得するまで丁寧に説明することを意識した」「購入後のお客様からの問い合わせにも真摯に誠実にお答えすることで、リピート客が増えた」などです。

未経験の場合

販売職の経験がない場合は、これまでの経験や習得したスキルのなかから販売職に活かせそうなものを選び、具体的なエピソードとともに記しましょう。

志望業界の商品やサービスについて深い知識があることも示すと、戦力して活躍できる人材であることの良いアピールになります。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴】
20××年×月~現在 〇〇会社
事業内容:大手通信キャリア 代理店販売
資本金:〇〇円 売上高:〇〇円

【詳細】
〇20××年×月~20××年×月:新人研修

  • 基本的なビジネスマナー(言葉遣い、名刺交換、身だしなみ、電話対応など)
  • 接客基本マナー、基本的な交渉スキル
  • 商材や業界について
  • 個人情報取り扱いの重要性

〇20××年×月~現在:〇〇店配属

  • 来店されたお客様への対応(新規契約、機種変更の手続き、料金プランの説明、携帯電話及び周辺機器の販売)
  • 電話応対
  • 店内レイアウト

<実績>

来店されたお客様のお話を徹底して聞くことを心がけ、最適なプランや機種をお勧めすることで契約率の向上につながりました。複雑なプランをわかりやすく説明できるよう、日々勉強に努めています。

ITエンジニア

ITエンジニアはSEやプログラマー、ネットワークエンジニアなど多様な職種に分かれ、それぞれ業務の内容は異なります。
当然ながら、求められるスキルも職種によって異なるものです。

とはいえ、共通して求められる能力もあります。

たとえば、コミュニケーション能力。
チームを組んでプロジェクトにあたることが多いため、円滑に業務を進めるために欠かせないものです。

クライアントの要望を的確にくみとることも必要なため、コミュニケーションスキルは欠かせません。

また、日進月歩のIT業界でエンジニアとして活躍するためには、常に学ぶ姿勢も必要です。
勉強会や講習に参加して勉強している場合は、ぜひ書きましょう。

職務経歴書では、ITエンジニアとしての実績を示すとともに、これらの能力があることも示せると良いでしょう。

経験者の場合

経験者であれば、前職や現職でこれまでに経験したプロジェクトを端的にまとめて示すことでスキルを伝えられます。

また、使用言語や環境などもきっちり書くことが必要です。

とはいえ、第二新卒ではまだこれといった開発経験がない人もいるでしょう。
アピールできる実績がほとんどない場合は、以下のような形でカバーできます。

  • 新人研修やOJTで学んだこと、取り組んだプロジェクトについて書く
  • 「業務を行う上で特に意識したこと」「心がけた点」などの項目を設け注力する

未経験の場合

IT業界は慢性的に人手不足のため、未経験でも応募できる求人はたくさんあります。
ただし、実務経験がなくても最低限の知識は必要とする求人が多いです。

独学やオンラインスクールなどで知識を学んでいる人は、積極的にアピールしましょう。

知識もまったくない状態でIT関連職への転職を本気で検討しているなら、今からでも学習を始めることが大切です。
職務経歴書では、現在学習中と正直に書き、学ぶ意欲があることをアピールしましょう。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴】
20××年×月~20××年×月:新人研修・導入研修

  • 電話応対や書類作成など基本的なビジネスマナーを習得
  • プログラム言語(Java、PHP)の基礎を徹底的に学習

20××年×月~20××年×月:〇〇会社勤怠管理システム開発設計(メンバー5名)

  • 設計
  • コーディング
  • テスト
  • 運用保守

<取り組み>
トラブルが発生したときは、徹底的に問題を洗いだして分析することを心がけました。運用ルールを見直したことにより、障害の発生頻度を下げることに貢献しました。

技術職

ここでは、ITエンジニア以外の技術職について解説します。

技術職の場合、業界のみで通用する専門用語の使用が多くなる傾向があります。
専門用語を多用すると、なんとなく「しっかり業務を行ってきた」っぽい雰囲気を演出できますね。

ただ、一般的にはこれはあまり好まれません。
なぜなら、採用担当者は必ずしも現場で使う専門用語を深く知っているわけではないからです。

また、特定の会社でのみ使用している社内用語もあります。
これは他社では通じませんので、職務経歴書に書くのは避けるべきです。

第二新卒の場合、社内用語とは知らずに業界共通の専門用語と勘違いして使っていることがあるので、特に注意しましょう。

経験者の場合

技術職の求人は、募集要項に求めるスキルが具体的に示されていることが多いです。
そこで、職務経歴書ではマッチする部分を特に強くアピールすると良いでしょう。

また、これまでに携わったプロジェクトの経験や成果をわかりやすくまとめることも大切です。

経験が浅くこれといった実績を示せないときは、仕事への取組み姿勢やどのようにプロジェクトにかかわってきたかを伝えるも良いですね。

未経験の場合

未経験からの技術職への応募は、資格取得や一定の学歴が必要なケースも多く、ハードルは高めです。
とはいえ、分野によっては未経験歓迎の求人もあります。

必要な技術や知識は積極的に学ぶ意思があることを伝えましょう。

プレゼン能力や交渉力、コミュニケーション能力も求めらることが多いため、これらの能力がある点をアピールするのも1つの方法です。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴】
20××年×月~現在 〇〇会社 〇〇工場生産技術課

事業内容:自動車部品製造
資本金:〇〇円  売上高:〇〇億円(20××年度) 従業員数:〇〇人

2年4か月にわたり、生産技術担当として工程設計から製造管理まで幅広く業務に関わってきました。生産性の向上、工数の削減に努めています。

<××生産ラインの立ち上げ>
製造部からのヒアリングをもとに生産ラインの設計や設備の選定、導入を担当、マニュアルの作成も行いました。

既存ラインの問題点を徹底的に洗い出し、工数の無駄を改善。新規に設計したラインを立ち上げることで生産性を向上させることに成功、コストの10%削減にもつながりました。

医療職

医療職で転職をする場合、特に即戦力となることが期待されます。
採用後の姿がイメージできるよう、これまでに経験した業務内容や職務領域を具体的に伝えることが大切です。

職務内容だけでなく、どのように業務を行ってきたか、どのような点を工夫したかなども、具体的な事例とともに書きだしましょう。
患者やクライアントと信頼関係を構築するために心がけてきたことを盛り込むのもおすすめ。

研究会や勉強会に参加しているなどスキルアップのために取り組んできたことがあれば、それも良いアピールになります。

職務経歴欄の書き方例

【職務経歴】
職種: 病棟看護師
期間:20××年×月~20××年×月
勤務先:医療法人財団 〇〇病院
病床数:250床

<職務内容>

  • 病棟内看護業務全般
  • 患者急変時の対応
  • 健康管理・バイタルチェック

<日々の業務で心がけてきたこと>
患者様が安心して過ごせるよう、毎日の看護業務のなかで密にコミュニケーションをととることを意識していました。容態の変化にすぐに気づいて迅速な対応につながりました。

介護職

介護業界は求人が多い一方、辞める人も少なくないため、採用に際しては「仕事の内容をしっかり理解し、長く勤めてくれる人か」という点が重視されます。

利用者ファーストの考え方ができるホスピタリティ精神があるか、利用者のニーズをくみ取り適切な介護ができるコミュニケーション能力や臨機応変な対応力があるかも大切なポイントです。

経験者の場合

採用担当者がどのような業務を担当してきたかイメージしやすいように、これまでに働いてきた施設の規模や利用者の人数、具体的な業務の内容を詳細に記入しましょう。

業務にあたってどのような点を工夫したかを書くことも大切です。

未経験の場合

未経験の場合、これまでの業務経験や身に着けたスキルのなかから、介護職に活かせる部分をアピールすることが大切です。

たとえば、前職は接客業でコミュニケーション能力を培ってきた、などですね。
介護職員初任者研修を受講しているなど介護関係で保有している資格があれば、それも良いアピールになります。

職務経歴欄の書き方例

【施設詳細】
20××年×月~現在
〇〇会社 介護付き有料老人ホーム〇〇
業種:介護 職種:介護職員 利用者:30名

【業務内容】

  • 食事介助
  • 入浴介助
  • 排泄介助
  • レクリエーションの企画立案

軽度から要介護度5の方まで、さまざまな利用者の介護を行っています。楽しく過ごしていただけるよう、特に力を入れているのが、さまざまなレクリエーションの提案です。入居者ひとりひとりにどのようなことがやりたいかをたずね、取り入れるなどの工夫をしています。

職務経歴書作成後のチェック項目

職務経歴書が作成できたら、最後に十分な見直しをしましょう

内容がどれだけ良くても、ミスが多ければ「不注意な人だ」と思われかねず、読みづらいレイアウトでは読んでもらえない可能性があります。

がんばって作ってそれでは、あまりに残念ですよね。
チェックしておきたい項目をまとめましたので、ぜひ活用してください。

  • 誤字脱字はないか
  • 日付はきちんと記入してあるか・提出日になっているか
  • 西暦・和暦が混同していないか
  • 入社・退職の年月を間違えていないか
  • 1文が長すぎずまとまっているか
  • 「です・ます体」と「だ・である体」が混じっていないか
  • 5W1Hを押さえてわかりやすい文章で書かれているか
  • 企業名や資格名など正式名称で書かれているか
  • 具体的な工夫や取り組みが書いてあるか
  • 適度な改行や余白があり、見やすい書類になっているか

まとめ

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

第二新卒の転職活動では、職務経歴書の作成は基本的に必須と考えたほうがいいでしょう。
まれに「履歴書のみ提出すれば良い」とする企業もあることはありますが、ほとんどの求人で提出を求められます。

なぜなら、企業は職務経歴書から応募者の意欲やポテンシャル、強みを判断するからです。

そこで、担当した職務だけでなく、どのような姿勢で業務に取り組んだか、どのような点を工夫したなども書くと良いでしょう。
失敗した経験も、どうリカバリしたかを書けば良いアピールポイントになります。

書き方次第で、採用担当者に強く響く職務経歴書にすることは可能です。

どうしてもわからないときや不安なときは、転職エージェントに相談すると良いでしょう。
効果的な内容になるよう、ブラッシュアップしてもらえます。

ここで紹介した書き方を参考に、魅力的な職務経歴書を作成し、内定を勝ち取ってください。
上手くいきますよう、お祈りしています。