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皆さん、こんにちは!キャリアに関するブログの運営を続けて5年以上、書いた記事は800以上。就活・転職マニアこと、就活マンです!
僕はキャリアに関して5年以上ブロガーとして研究し続けており、「有益で本質的な情報のみを届けること」を信念にしています。
(表面的で薄い内容の記事が多く見られるので、それを打破したい、、、!)
新卒で入社した企業を3年以内で辞めて、転職活動をしようと考えている人のことを「第二新卒」と呼びます。
僕も第二新卒として転職活動を経験した1人で、だからこそ第二新卒として転職活動をする際のポイントを理解しています。
第二新卒での転職活動で重要になるポイントは、とにかく「転職エージェント選び」にあると断言することができます。
転職エージェントとは、面談を元に求人の紹介から選考支援までを行ってくれる転職では欠かせない無料サービスのこと。
特に転職では、転職エージェントのみが保有する「非公開求人」がメインなので、そもそも転職を考えたら転職エージェントとの連携は必須です。
しかし、そう言われても「どの転職エージェントを使えば良いのかわからない」というのが本音ですよね。
(僕が転職活動を始めた時も「とりあえず大手を使えばよいか」と考えてました)
ですが、転職エージェントは数百〜数千、数万社存在するんですよ。そしてどれを利用するかで転職活動の成功率は大きく変わってきます。
そこで本記事では、“第二新卒が利用すべきおすすめの転職エージェント”を僕のおすすめランキングとして共有していきます。
転職活動に欠かせない転職エージェントのおすすめを、徹底的に解説していくので、これから転職活動を開始する人は絶対に参考にしてくださいね!
登場人物紹介
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転職エージェント
現役の転職エージェント。
転職に関して豊富な知識を持つ。
第二新卒におすすめの転職活動の流れ
まずは第二新卒の転職活動の全体像から押さえておきましょう。
基本的には「転職エージェント」と連携して非公開求人を紹介してもらいつつ、転職サイトにて気になった企業を自分でも探すことで企業選びを進めていきます。
気になった求人があれば、しっかりと口コミサイトで実情を把握してエントリーに進み、内定を獲得して転職が成立するというのが全体像ですね。
- 転職エージェントと連携する
- 転職エージェントから紹介された企業にエントリーする
(※この際に言われるがままエントリーするのはNGです) - 転職サイトを利用して気になった企業を探す
- 口コミサイトを見つつ気になる企業にエントリーする
(※転職エージェントに推薦してもらえる場合は推薦してもらう)
転職エージェントとは?|第二新卒の転職に必須な理由
先にも少し解説しましたが、そもそも「転職エージェントって何?」という人も多いかと思います。
転職エージェントとは、人材会社が提供するサービスで、面談を元にして自分に合った求人の紹介から選考支援までしてくれます。
実際に僕が転職エージェントを使って便利だったのが、「職務経歴書の作成代行と添削」や「エントリー後の面接日程の調整」までしてくれたことですね。
第二新卒だと転職初心者なので職務経歴書の書き方が分からなかったり、仕事しながら転職のスケジュールを立てるのが難しい。だからこそ非常に役立ちました。
【転職エージェントから受けられるサービス内容】
- 面談を元にした他己分析
- 自分に合った求人情報の共有
- 職務経歴書の書き方を教えてくれてた上での添削
- 面接対策
- 企業との選考日程の調整
- 転職に伴うもろもろの作業の代行
転職エージェントはなぜ無料なのか?
求人の紹介から選考支援もしてくれるのに、なぜ無料で利用できるのかと不安になる人は多いですよね。
この転職エージェントは人材会社が提供していますが、採用が決まったタイミングで紹介先の企業から「紹介料」が支払われるため、求職者は無料で利用することができます。
人材を求める企業側は、年収の約30%を紹介料として人材会社に払うので成り立っているビジネスモデルです。(それだけ企業は人を採用するのにコストをかけているんですよ!)
選考の日程調整と面接後のフィードバックが良かった
僕が転職活動をした時もこの転職エージェントを利用したのですが、日程調整までしてくれるのが本当に助かりました。
更に不採用になった場合に、「なぜ不採用になったのか」という要因を企業からヒアリングして、フィードバックしてもらうことができました。
このフィードバックによって次の選考の精度が上がります。
非公開求人を保有している
そして第二新卒が転職エージェントを必ず利用すべき理由の1つが「非公開求人」です。
転職では、就活と違って「非公開求人」が多いんですよね。
この非公開求人とは、求人サイトには公開せずに転職エージェントだけに共有されている求人のことです。
就活だとマイナビやリクナビで多くの求人が公開されていますよね。ですが、転職は一括採用じゃなく少数の採用なので、求人サイトに出さない企業が多いのです。
転職エージェントを利用しないとこの非公開求人を得ることができません。だから転職では転職エージェントの利用が必須なんですよね。
第二新卒で転職エージェントの利用が必須だと理解できたところで、次の章から僕がおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
第二新卒におすすめの転職エージェントランキング
ではここからはキャリアについて7年間研究した結果と、実際の僕の転職経験を踏まえた転職エージェントランキングを紹介します。
特に第2位のマイナビジョブズ20’sと、第3位のウズキャリは第二新卒の転職に特化しています。
よって担当者全員が第二新卒の転職に詳しいので、転職に関する相談に乗ってくれるので非常に頼りになりますよ。
他にも第4位のパソナキャリアは転職支援の質が手厚かったりと、転職エージェントによって特徴が異なります。
上位1〜6位までの転職エージェントを3つ以上、利用してみることがおすすめです。
(まずは複数のエージェントと初回面談して、自分に合う担当者を比較して利用することが重要)
ちなみにランキング化するにあたり、僕は以下のようなポイントを重視しています。ぜひ参考に!
【転職エージェント・担当者を選ぶ際に僕が重視するポイント】
- 保有求人数が多い転職エージェントかどうか
(大手の方が保有している求人数が多いので条件に合った求人に出会いやすい) - 面談が丁寧かどうか
(担当者によって異なりますが、利用者の評判を見ると面談の丁寧さは分かります) - 無理に転職を進めてこないかどうか
(仲介を成功させることによる儲けよりも転職者を第一に考えてくれるかどうか)
第1位:リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★・・
『リクルートエージェント』は株式会社リクルートキャリアが提供する転職エージェントです。
リクナビNEXTは求人データベースですが、こちらのリクルートエージェントは転職エージェントサービスです。
僕が第二新卒として転職活動した時も真っ先に利用しました。
とにかく保有する求人数が多いので、自分が提示した条件に当てはまる求人を多く紹介してくれました。
非公開求人数、日本一
リクルートエージェントの魅力はやはり紹介してもらえる求人数の数ですね。日本最大です。
求人数が圧倒的に多いがゆえに、希望の求人に出会える確率が高いので、まず最初に登録して利用することをおすすめします。
また「非公開求人」という求人サイトには出しておらず、転職エージェントからの紹介でしかエントリーできない求人も多数紹介してもらうことができます。
企業が中途採用を行う際はピンポイントに「営業部に1人中途を採用したい」と少数しか募集をかけません。
そこで求人サイトに掲載するのは割に合わない。
だからこそ転職エージェントからピンポイントで紹介してもらいたいと考えるので、非公開求人が主流なのです。
(転職において絶対に転職エージェントを利用すべき理由はここにあります。)
支援の質も高いと評判
ちなみにリクルートエージェントを利用する前は、「大手だから対応が浅いのかな?」と思っていたのですが、担当者数もその分多いので、じっくり対応してくれました。
実際に利用した方の評判を見ても、対応が丁寧という声が非常に多いですね。(もちろん担当者によるってことは念頭に置いておいてくださいね!)
転職エージェント、今回、リクルートエージェント、DODA、マイナビ、TYPEエージェントと4社使ったけど、1番リクルートが対応良かったし、結局リクルートで内定貰った(´・∀・`)
— ぺろきち@ラーメン二郎32/41店舗 (@kimeteii) February 23, 2020
そいやリクルートエージェントで話してきたけど良かった😊
ちゃんと自分が今後どういった風に進んでいきたいのか話せたし。
かなり先のことまでちゃんとプランを立ててるんですねって褒められたけど、自分の将来を考えんほうが恐ろしいわい笑
— ゆー@FX (@nekototoushi) November 2, 2019
転職エージェントの質を判断する際には、「自分の要望に耳を傾けてくれるか?」「なぜその求人を紹介してくれたのか理由が明確か?」といった点に注目してください。
そこが適当な転職エージェントは切ってしまいましょう。
第2位:マイナビジョブズ20’s
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★★★
『マイナビジョブズ20’s』はマイナビグループが運営する、20代に特化した転職エージェントサービスです。
20代・第二新卒に特化しているため、第二新卒向けの求人が豊富にあります。
また利用できる地域も「東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知、岐阜、三重、京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良」と広いです。
(※これら地域に面談へ行けない方は利用できないので注意してください。)
マイナビグループなのでサービスの質と、求人の豊富さが抜群に高いので第二新卒は利用必須です。
20代特化なので第二新卒への支援がプロ
またマイナビのエージェントサービスの中でも、これは20代に特化しているので、担当者が第二新卒の転職に詳しいです。
よって第二新卒として転職する悩みも気軽に相談できる点が嬉しいですね。
第3位:ウズキャリ
【公式サイト】https://daini2.co.jp/
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★★★
『ウズキャリ』は株式会社UZUZが提供している転職エージェントサービスです。
この株式会社UZUZは第二新卒に特化している会社なので、第二新卒なら確実に利用すべきですね。
全国どこに住んでいても利用可能
またウズキャリは「東京・大阪・名古屋・福岡」の4拠点ですが、そこに行けない方もSkype面談や電話面談が可能です。
つまり全国の方が利用可能なサービス。
創業からまだ7年にも関わらず、6万人以上の第二新卒を支援してきた実績からもサービスの実力が伺えますね。
支援の手厚さが抜群
また僕がおすすめするポイントとしては、他の転職エージェントサービスの10倍の時間をかけてキャリアカウンセリングをしてくれる手厚さにあります。
他にも1人につき2時間の面接対策や、グループディスカッションの講座まで実施しています。
転職エージェントさんのほとんどが第二新卒としてUZUZに入社しているとのことなので、親身になって相談してもらますよ。
(転職エージェントは担当者の質によって利用価値が大きく左右されるので、担当者さんが第二新卒の転職に詳しいことはウズキャリを利用する最大メリットだと言えますよ)
こちらの利用者の評判が非常に参考になりますね。
20代の人で転職経験がなくエージェントを利用する時は大手よりも第二新卒やフリーター向けのエージェントの方がいい。
大手は求人票が多くてもいいが第二新卒やフリーター向けの方が1人に多くの時間をかけて丁寧に対応してくれる。
例えば、ウズキャリやワークポート、エージェントneoが対応良かった
— 家弓(カユミ) (@kkz_108) May 29, 2020
大手よりもこうした特化型の転職エージェントは、支援が丁寧で時間をかけてじっくり支援してくれる特徴があります。
大手は求人数が多いので、「大手で広く求人を紹介してもらう+特化型で丁寧に転職支援してもらう」の併用が最も賢い転職エージェントの使い方と言えますよ。
第4位:Re就活エージェント
【公式サイト】https://re-katsu.jp/career/
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★★★
Re就活エージェントは転職サイトの「Re就活」を運営する学情が提供する20代に特化した転職エージェントサービスです。
(まずは転職サイトのRe就活を登録した上で、自分に合う求人が多いと判断したら転職エージェントも利用しましょう!)
テレビCMでもよく流れているので、知名度が高い転職エージェントの1つと言えます。
転職サイトのRe就活は登録すれば、転職サイトとして求人を見ることができます。また転職エージェントサービスも利用できるのでサービスの幅が広いんですよね。
また保有求人数も多く、更には20代に特化しているので、当然若者向けの求人のみを保有しているので第二新卒として利用した時に「紹介できる求人はありません」となりづらいのも大きなメリットになります。
20代の転職サービスとして特化している
Re就活エージェントの最大の特徴はやはり“大手なのに20代に特化している”という点ですね。
1位として紹介したリクルートエージェントは、超大手がゆえに保有している求人は20代向けから役員向けまで様々。
一方でRe就活エージェントは完全に20代に特化しているので、紹介してもらえる求人数が第二新卒でも多い。
実績として20代向けの転職サービスとして、東京商工リサーチでは4冠を獲得。特に「20代が選ぶ20代向けの転職サイト」として1位を獲得している点が評価できます。
ハローワーク等よりも圧倒的に求人の質が高い
またRe就活に掲載されている求人を見ると、圧倒的にハローワークなどに出される求人よりも質が高いです。
ハローワークは無料で求人を出すことができるので、儲かっていない企業も求人を出すことができてしまう。(それゆえに求人の質が低い傾向にあります)
一方で、Re就活エージェントには紹介料が必要なので、採用費をかけられる企業しか求人を出すことができない。
よってホワイトな中小企業の求人も十分に多く、転職経験のない第二新卒にとっては活用しやすいと言えます。
第5位:パソナキャリア
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★★・
『パソナキャリア』は株式会社パソナが提供する転職エージェントサービスです。
リクルートキャリアやdodaに比べると求人数が少ないですが、支援の質の高さに定評があります。
転職エージェントに関する口コミでも、高評価が多いサービスですね。
このパソナキャリアも僕が第二新卒として転職活動した時に利用しました。
特に良かった点は、職務経歴書を丁寧に添削してくれたことと、「どんな職場が向いているか」をじっくりヒアリングしてくれたことですね。
支援の幅が広いので第二新卒に向いている
評価が高い理由ですが、まずは支援の幅の広さにあります。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策まで徹底的にサポートしてくれるので、転職初心者である第二新卒におすすめできます。
またメールや電話などのレスが早い点も魅力だという口コミが非常に多いですよ。
(こういう担当者の細かい対応の質が、転職エージェントには重要なんですよね!)
一方で、何度も言うように担当者によって質が左右されます。利用者の評判を見ると「微妙だった…」という声もあります。
実際良かったエージェントは、dodaとリクルートエージェントかなぁ。パソナキャリアとSpring(アデコ)は正直微妙だった。。
— ken-ta (@fk0608) April 26, 2019
まずは初回面談を受けて、自分に合う担当者を最低2人は見つけられると良いですね。
転職エージェントは無料だからこそ、利用するサービスを変えることで担当者を選ぶことができる点が魅力です。
第6位:第二新卒エージェントneo
【公式サイト】https://www.daini-agent.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★★★
『第二新卒エージェントneo』は株式会社ネオキャリアが提供する転職エージェントです。
名前の通り、第二新卒に特化した転職エージェントなので、どの担当者も「第二新卒の転職」に詳しい点が魅力ですね。
面談場所は4県のみ
しかし1点残念なのが、「東京・大阪・名古屋・福岡」の4県にしかネオキャリア店舗がありません。
よって、この4県以外の人は利用しにくいサービスですね。
この4県に在住している第二新卒の方はぜひ利用してみてください。
第7位:doda(デューダ)
【公式サイト】https://doda.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★・・
『doda』はパーソルキャリア株式会社が提供する転職エージェントサービスです。
リクルートエージェントと並ぶほどの最大級の転職エージェントなので、紹介してもらえる非公開求人の数が多いのが特徴。
またdodaは紹介してもらった企業を受けるとなった時のサポートが充実しています。
転職支援の質も高い
まず受ける企業に対して「推薦」してもらえるんですよね。
応募書類を送るだけでなく、人柄や価値観について、自分に変わって企業側に伝えてもらうことができます。
この推薦があることにより、応募先の企業はあなたへの理解度が高まります。
つまり推薦があることで選考通過率が上がるんですよね。
よって早くに内定を取りやすいですし、自分が気に入る企業が見つかるまで豊富な非公開求人の中から企業を紹介してもらうことができます。
第8位:キャリトレ
【公式サイト】https://www.careertrek.com/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★★・
『キャリトレ』は株式会社ビズリーチが提供している転職サイトです。
ビズリーチのメインサービスはハイキャリア向けですが、このキャリトレは20代に特化したサービスです。
毎日5分の作業でおすすめ企業が紹介される
このキャリトレは僕も利用していましたが、1日5分だけおすすめ表示される企業に「興味がある」かを選択します。
すると、より志向性に合う求人がおすすめされたり、企業からスカウトが届くようになるんですよね。
つまり使えば使うほど、自分の志向や条件に合う企業が紹介されるようになります。
1日5分だけで目を通すことができるので、本当に利用しやすくおすすめですよ。
サイトも使いやすい点も二重丸です。
第9位:リクナビNEXT
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★★★・・
『リクナビNEXT』は株式会社リクルートキャリアが提供している転職サイトです。
転職を希望する人のほとんどが登録する転職サイトかつ、転職において最大規模の転職サイトです。
転職では転職エージェントに紹介してもらった企業だけに固執するのではなく、自分でも企業を探すことが重要です。
その際に小さな転職サイトを利用してしまうと、選択肢が狭まってしまいますよね。
リクナビNEXTは日本最大級の求人データベースなので、自分で企業を探す際はこちらで探すのが最も効率的かつ広い選択肢から探すことが可能です。
リクルートエージェントとの連携もあり
また、第1位である『リクルートエージェント』と連携しています。
よってこちらのリクナビNEXTで気になった求人をリクルートエージェントの担当者に伝えることで推薦してもらうこともできて便利ですね。
第10位:ミイダス
【公式サイト】https://miidas.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★・・・
『ミイダス』はパーソルキャリア株式会社が提供する転職サイトです。
7万人以上の転職者データを駆使したマッチングシステムによって、自分と相性の良い転職先がレコメンドされます。
自分と似た転職者の実績も見られる
またこのミイダスのすごいところは、「自分と学歴やスキルなどが似ている人材の転職実績を検索できる点」にあります。
更には、プロフィールを入力することによって適正年収の算出までが可能です。
スカウトされたら必ず面談まで進める
ミイダスでは企業からのオファーを受けることができるのですが、オファーを受けた場合は面接に必ず進むことができます。
効率的に転職活動を行う上でも非常に有益な転職サイトなので利用してみましょう。
第11位:type転職エージェント
【公式サイト】https://type.career-agent.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★・・
「type転職エージェント」は株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。
20代〜30代のIT系の求人に強みを持つ転職エージェントなので、IT系への転職を志望する第二新卒には特におすすめできます。
地方向けの求人が少ない
type転職エージェントはIT企業向けには非常におすすめなのですが、1点、地方向けの求人の保有数が非常に少ないです。
よって地方で転職することを考えている人は、大手の「リクルートエージェント」や「doda転職エージェント」を利用することをおすすめします。
(こうした転職サービスの超大手どころは地方の求人もしっかりと網羅しています)
求人サイトのtype転職をまずは確認するのがおすすめ
ちなみに「type転職」という求人サイトも運営しているので、利用する前にどのような求人があるのか目を通しておくことがおすすめ。
その上で「自分に合った求人が多そうだな!」と判断して、初めて転職エージェントのサポートを依頼するという流れがベストですよ。
第12位:DYM就職
【公式サイト】https://www.dshu.jp/
総合おすすめ度:★★★★★
①使いやすさ:★★★・・
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★★・
『DYM就職』は株式会社DYMが提供している転職エージェントサービスです。
DYMは就活イベントとして有名な「MeetsCompany」を開催している企業で、若者向けの人材サービスに特化しています。
2000社の優良企業の求人を揃えている点が非常に魅力なのでぜひ利用してみましょう。
面談場所は5拠点のみ
マイナス要素としては「札幌・東京・大阪・名古屋・福岡」の5拠点に面談へ行ける方のみしかサービスを受けることができません。
よってこれらの地域以外にお住まいの方はDYM就職を利用することができません。
『ウズキャリ』のSkype面談を利用することをおすすめします!
第13位:JAIC(ジェイック)
【公式サイト】https://www.jaic-g.com
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★・・
③若年層特化度:★★★★・
『JAIC』は株式会社ジェイックが提供している転職エージェントサービスです。
20代に特化しているので、紹介してもらえる求人はすべて第二新卒を含む20代向けの求人になります。
転職後もサポートしてくれる支援の手厚さ
またこのJAICは特定の担当者が、転職後も付いてサポートしてくれるので、転職後に入社してみてどうか、悩みを聞いてもらうこともできます。
更には徹底的にブラック企業を排除して紹介できるように、紹介する求人はすべてJAICの社員さんが足を運んで厳しい基準をクリアした企業のみです。
第二新卒者は特に転職先の情報収集に苦労するので、このように最初から紹介してもらえる企業の質が担保されている点は大きなメリットと言えますよね。
フリーター向けにも支援しているので求人の判断が重要
1点注意としては、JAICはニートやフリーターにも支援しています。
ブラック企業などは排除されているにしろ、キャリアアップを考える上ではおすすめできない求人も多いのが実態。
ニート向けの求人も多く取り扱っているため、紹介された求人の判断を自分でもすることが重要ですね。
第14位:いい就職どっとこむ
【公式サイト】https://iishuusyoku.com/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★・・
②求人の質:★★★・・
③若年層特化度:★★★★★
「いい就職どっとこむ」はブラッシュアップ・ジャパン株式会社が運営する転職エージェントです。
主に既卒と第二新卒に特化しているので、第二新卒にとっては利用価値の高い転職エージェントと言えます。
担当者の求人への理解度が高い
保有求人数は約5000件と大手と比較すると少ないものの、担当者の求人への理解度が高いことが特徴です。
担当者が求人先の企業に何度も訪問しているので、「どんな会社なのか」「どんな人が向いているのか」など、求人紹介の精度が高いんですよね。
いい就職どっとこむは提供される求人数は少ないものの、割と親身になって考えてくれるしまあまあでした。しかし20代限定
— ぶんぶんまる (@boonmaru7) February 22, 2020
このように利用者の評判を見ても、担当者がしっかりと親身になって相談してくれるので安心して利用することができますよ。
保有求人数の少なさを補完するために、大手の転職エージェントと併用するのがベストな選択だと言える転職エージェントでしょう。
第15位: ハタラクティブ
【公式サイト】https://hataractive.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★・・
③若年層特化度:★★★★・
『ハタラクティブ』はレバレジーズ株式会社が提供する転職エージェントサービスです。
既卒、第二新卒に特化しているので、担当者が第二新卒の転職に関する知識を豊富に持っています。
またサポートの質も高く、職務経歴書の添削や面接対策を何度でも行ってくれます。
求人の質は玉石混交
しかしデメリットとして、求人がハローワークにあるような求人が多くキャリアアップに繋がるような求人が少ないとのことです。
サポートは手厚いので利用する価値はありますが、求人をこちら側も見極めつつ利用する必要があるサービスと言えます。
(担当者に質の低い求人ではなく、キャリアアップに適した求人を紹介してくれるように言うのが重要!)
第16位:Spring転職エージェント
【公式サイト】https://www.springjapan.com/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★★
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★★・・
『Spring転職エージェント』は人材派遣で有名なアデコグループが提供する転職エージェントサービスです。
特徴としては担当者が求人の職種ごとに分けられていることです。
営業職の求人なら営業職の求人担当者が、医療分野の求人なら医療分野の求人担当者が付いてくれます。
しかし第二新卒が転職する場合は、特に職種ごとに分かれているメリットが少ないんですよね。
(早期退職の場合は、キャリアアップよりもその職種や会社が合わない場合が多いから)
よっておすすめ度は少し低めに設定しました。
第17位:レバテックキャリア
【公式サイト】https://career.levtech.jp/
総合おすすめ度:★★★★・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★★・
③若年層特化度:★★・・・
「レバテックキャリア」はITエンジニア・デザイナーに特化して転職エージェントです。
よって第二新卒の中でも、「ITエンジニア」「デザイナー」として転職を希望する場合におすすめできます。
運営会社はレバテック株式会社で、人材大手のレバレジーズ株式会社の子会社なので信頼度も非常に高く、安心して利用することができます。
専門性の高い職種はその職種に特化したエージェントがおすすめ
このレバテックキャリアのように、専門領域に特化した転職エージェントはIT以外にも様々存在します。
(看護師特化なら「看護のお仕事」、金融系特化なら「KOTORA」、アパレルなら「クリーデンス」など!)
このように特化型の転職エージェントは当然保有している求人がすべてその分野の求人かつ、担当者の専門性も高いので相談の精度が高い。
よって専門性の高い職種や、業界を絞っている場合は1度、特化型の転職エージェントとの連携も検討するようにしましょう。
第18位: WORKPORT(ワークポート)
【公式サイト】https://www.workport.co.jp/
総合おすすめ度:★★★・・
①使いやすさ:★★★★・
②求人の質:★★★・・
③若年層特化度:★★★・・
『WORKPORT』は株式会社ワークポートが提供している転職エージェントです。
特にIT系の分野に強いので、エンジニアへの就職やIT業界へ転職する方は利用しましょう。
IT未経験者でも利用可能
ちなみにIT業界が未経験の人でも、IT系へ転職を考えている場合は支援してもらうことができます。
個人的にもプログラマーになることは非常におすすめなので、未経験の方も一度相談してみてください。
第19位:就職Shop
【公式サイト】https://www.ss-shop.jp/
総合おすすめ度:★★★・・
①使いやすさ:★★★・・
②求人の質:★★★★・・
③若年層特化度:★★★・・
「就職shop」はリクルートグループが運営する転職エージェントです。
関東と関西に面談拠点を構えており、非常に綺麗で開かれた場所で面談できるのが嬉しいポイントですね。
100%訪問した企業のみを求人として保有
就職Shopの良い点として、紹介する求人はしっかりと運営側が訪問した企業に限る点が挙げられます。
保有求人の質をしっかりと判定していることは、転職エージェントを利用する際のポイントの1つであり、労働条件の良い求人を多く保有する転職エージェントを優先的に利用すべきですよね。
その点、就職Shopは運営側が求人をしっかりと精査しているのが好印象のサービスだと言えますよ。
拠点が関東と関西に限り紹介先もそこがメイン
就職Shopの面談場所は関東と関西のみなので、直接面談したい場合はその他のエリアの場合は不向きです。
また紹介先の求人も関東と関西が多いので、地方在住者へのおすすめ度は低めですね。
第20位:キャリアスタート
【公式サイト】https://careerstart.co.jp/
総合おすすめ度:★★★・・
①使いやすさ:★★・・・
②求人の質:★★★・・
③若年層特化度:★★★★★
「キャリアスタート」はキャリアスタート株式会社が運営する転職エージェントです。
20代に特化している転職エージェントなので、第二新卒の利用価値は高いですが、保有求人数が少ないのがデメリットと言えます。
しかし、こうした中小規模の転職エージェントの方が面談や選考支援が丁寧な場合が多く、リクルートエージェントやマイナビジョブ20’sなどと併用する価値があります。
そもそも転職エージェントの利用自体は無料でできます。よって担当者との相性を確かめるための初回面談は、積極的に参加すべきです。
保有求人数が少ないエージェントには初回面談で自分の条件に合う求人があるか確認するべし
これが重要で、保有求人数が少ない転職エージェントと連携する場合、最初に条件を伝えて、それに合う求人が複数あるかチェックしておきましょう。
そもそも自分に合う求人がない場合、無理に別業界を紹介されたりするリスクもあります。
(その業界への変更が的を得ていれば良いですが、転職エージェント側の都合によるおすすめなら納得のいかない転職に繋がる可能性があるので要注意)
第21位:ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
総合おすすめ度:★★・・・
①使いやすさ:★★・・・
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★・・・・
『ビズリーチ』は株式会社ビズリーチが提供する転職サイトです。
年収600万円以上のハイキャリア向けの転職サイトなので、第二新卒は該当する人が少ないと思います。
第二新卒で利用できるのはごく少数
ベンチャー企業などに入社して、数年で経営層になっているような第二新卒は利用できますが、少数派ですよね。
ですが第二新卒の時点で、このようなハイキャリア向けの転職サイトがあることを知っておくと良いですよ。
今後年収600万円以上のハイキャリア層になった時に、こうしたサイトを利用して年収を上げる転職もできますので!
第22位:JACリクルートメント
【公式サイト】http://www.jac-recruitment.jp/
総合おすすめ度:★★・・・
①使いやすさ:★★・・・
②求人の質:★★★★★
③若年層特化度:★・・・・
『JACリクルートメント』は株式会社ジェイエイシーリクルートメントが提供する転職エージェントサービスです。
ハイキャリア向けの求人と外資系求人に強いサイトになります。
こちらもビズリーチと同様に第二新卒へのおすすめ度は低いですが、存在は認知しておきましょう。
特に将来的に外資系企業への転職を考えている場合はこちらを利用すると良いですよ。
その他にも多数の転職エージェントが存在する
ここまで僕が第二新卒におすすめする転職エージェントを共有してきました。
基本的にここで紹介した転職エージェントは信頼できる大手企業が運営しているサービスばかりです。
個人事業主が運営する転職エージェントを含めると、日本には15000社以上の転職エージェントが存在し、僕個人としてはやはり大手を利用することを推奨しています。
(担当者の支援の質の安定性と保有求人数が多いことが最大の推奨理由ですね)
ランキング外にはなりますが、第二新卒が利用できるその他の転職エージェントをこの章の最後にまとめておきます。
【第二新卒が利用できるその他の転職エージェント】
- リクらく|総合型の転職エージェント
- エンエージェント|総合型の転職エージェント
- マイナビITエージェント|IT特化の転職エージェント
- GEEKJOB(ギークジョブ)|IT特化の転職エージェント
- キャリアカーバー|ハイキャリア向けの転職エージェント
- 看護のお仕事|看護師特化の転職サイト
- KOTORA(コトラ)|金融・経営特化の転職サイト
- クリーデンス|アパレル特化の転職エージェント
転職エージェントと併用したい第二新卒向けの転職サイト
今回の記事では「第二新卒におすすめの転職エージェント」について解説しました。
転職エージェントから求人を紹介してもらったり、選考支援を受ける一方で、自分でも求人を調べることが重要です。
転職サイトと転職エージェントには、以下のような特徴の違いがあります。
要するに、転職サイトは自分でネットを使って様々な求人にアクセスすることができる。
一方の転職エージェントは、自分で求人を検索することができない一方で、担当者から求人を紹介してもらうことができます。
特徴が全く違うので、これらを併用利用することが重要だと分かりますよね。
よって「第二新卒におすすめの転職サイトランキング」も別記事でまとめておきました。
転職エージェントに関する理解が深まったと思うので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね!
第二新卒が転職エージェントを選ぶ際のポイントについて
ここまでお疲れ様でした!
世の中にどんな転職サイトがあるのか、20代に特化した転職エージェントはどこなのか理解できたと思います。
ここで第二新卒が転職サイトを選ぶ時の注意点について少し解説していきます。
転職エージェントは複数利用すべき
まず転職エージェントは複数のサービスを利用すべきです。
その理由は以下の2つです。
- 担当者によって転職に関する知識や精度が異なるから
- サービスによって紹介してもらえる求人が異なるから
担当者の質は様々である
転職エージェントは「人」に頼るサービスでもあります。
つまり親身になってサポートしてくれるエージェントもいれば、作業のようにサポートをこなすだけのエージェントもいます。残念ながらね。
よって複数の転職エージェントを利用することで、親身になってくれる担当者に当たる確率を上げることが重要です。
複数利用して担当者を比較すべし
更には複数利用することで初めて「この担当者さんは◯◯よりも親身になってくれるな、説得力があるな」と比較することができますよね。
また転職エージェントは様々な企業が提供しています。
それら1つ1つ、紹介してもらえる求人は異なるんですよね。
リクナビNEXTやdodaなら網羅的に求人を持っていますが、逆にウズキャリしか持っていない求人もあります。
このようにサービスによって紹介してもらえる求人が異なるからこそ、複数利用した上で特に気に入った企業を受けるべきです。
選択肢を持ちすぎることは逆に判断が難しくなりますが、転職において選択肢を狭く持ちすぎることも危険なので。
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たしかに転職エージェントの質はピンキリです。入社して間もないエージェントでも優秀な人もいますが、50代でも適当にサポートしてくる人もいますからね。
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それらを比較して頼るエージェントを選定するためにも、複数利用することが重要ですよね。
転職エージェントを100%信用しない
次に転職エージェントをのことを100%信用しないでください。
転職エージェントを無料で利用できる理由は、転職先が決まった時に発生する企業から人材会社へ「紹介料」が支払われるからです。
つまり求職者に対して転職先が決まることが担当者(人材会社)にとっては利益になるんですよね。
だからこそ自分の成績を上げるために、“その人に合った企業”ではなく、“入社しやすい企業”を紹介するエージェントもゼロではない。
そういった担当者に当たってしまうリスクは少なからずあるのです。
なぜその企業を紹介してくれたのか徹底的に質問すべし
その事実を押さえた上で、「なぜその企業を紹介したのか?」と深堀りして聞くことを徹底しましょう。
(担当者を質問責めにするイメージです。)
紹介してくれた理由に納得性があるのなら、素直にその企業への転職を考える。
納得性がないのなら、その担当者は信用しないようにする。
転職エージェントは無料ですし、企業の紹介だけでなく職務経歴書の添削や面接対策までしてくれます。
だからこそ使わない手はないのですが、100%信用するのはやめて戦略的に利用してください。
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転職希望者は絶対にこの視点を忘れてはいけません。「紹介されたから自分に合うんだろうな」と安易に考えるのはNGですよ。
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わかりました。なぜその企業を紹介するのか深堀りするクセを付けるようにしますね。
自分でも業界や職種の知識を付けるようにする
最後に、転職を考えた時には必ず自分でも転職に役立つ知識を身につける努力をしてください。
キャリアアップするために僕は「成長している業界」または「今後成長する業界」に身を置くことが重要だと考えています。
成長が止まった企業は社内の噂話に花を咲かせるようになり職場環境も悪くなりますし、給料も上がりません。
ではどういった業界が今後伸びていくのでしょうか?
それを把握できていますか?
伸びている業界はどこか自ら把握しておくべし
この記事でその答えを提示することもできますが、それを自分の努力で探してみてください。
その時、「なぜその業界が伸びているのか?」または「なぜ今後伸びていくと予想されるのか?」という理由の明確化が重要です。
その理由を押さえておくことで、自らが確信を持って転職先の業界を選ぶことができますからね。
このように自分の力で転職に関わる情報を取りに行くこと。転職エージェントに頼り切りになるのではなく、自分も動くことを徹底しましょう。
転職に関する知識を付けるためにおすすめの書籍
転職に関する知識を増やすために、僕のおすすめの書籍を紹介しておきますね。
「転職の思考法」という本なのですが、キャリアアップのための転職知識が身につく良書です。
本書の中では、業界選択の重要性についても詳しく書かれているので「業界なんてどうでも良いか」と業界の選択を甘く考えている人こそ必読。
本やネットを駆使して、業界に関する知識、転職に関する知識を付ける努力を徹底しましょう!
(早期に転職を繰り返すと、どんどん転職しにくくなるので、1回1回の転職は慎重に。)
第二新卒が利用すべきでない転職エージェントについて
ここまで転職エージェントを選ぶ上でのポイントについて解説してきました。
ここで第二新卒におすすめしない転職エージェントについても解説したいと思います。
利用する転職サイトの選択を間違え、仮にそのサイトだけを使ってしまうと結果として「自分に合わない企業」へ転職することになる可能性がありますからね。
第二新卒が利用する転職サイトとしておすすめできないエージェントは以下の3つです。
- 規模が小さい転職エージェント
- 担当者が求人を丸投げしてくる転職エージェント
- 担当者が紹介先への転職を強制してくる転職エージェント
規模が小さい転職エージェント
まず「転職エージェント」を提供している企業は実は大量に存在します。
求人を紹介できる事業者は2万もいる!
転職エージェントのサービスを提供するためには「有料職業紹介」という許認可が必要なのですが、それを取得している事業所は2万弱もあるんですよね。
つまり転職エージェントとして企業を紹介してくれる企業は世の中に沢山あるんですよね。
まずは転職をサポートする会社が大量にあるという事実を押さえておきましょう。
少ない求人の中から無理やり紹介されることがある
転職をサポートする企業は大量に存在するからこそ、ここで注意点があります。
小さい会社の場合、紹介先の企業を数十社しか持たない企業が多くあるんですよね。
つまりその数十社の中から、第二新卒に対して企業を紹介するので“かなり無理矢理に”紹介先を押し付けてくる場合があります。
(少ない求人の中から無理やり紹介してくるので、そうなってしまいます。)
紹介先が少ない企業は選択肢がそもそも少ないので、その中からあまり合わなくても紹介してくる可能性がある。
更に、それを「自分にぴったりなんだ」と勘違いしてしまうと、転職の結果合わなかったという事態になりかねません。
だからこそ僕は規模が小さい企業が提供している転職エージェントをおすすめしていません。
よって転職に関する知識が少ない第二新卒は、特に大手企業が運営する転職サイトを利用すべきです。
(ちなみに今回紹介した16社は、どれも大手企業なので安心して利用できます!保有している求人も多いので。)
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特に小さい企業の場合は、紹介料を稼ぐために無理矢理にでも転職先を紹介してくることはありますね。
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それは恐ろしいですが、転職エージェントも1つのビジネスなのでそれが実情だとも思います。
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大手企業が運営している転職エージェントならそもそも求人数が多いので、その中から自分に厳選された求人はある程度精度が高いと言えますよ。
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なるほどですね。やはり転職エージェントは大手が運営しているサービスを利用すべきですね。
担当者が求人を丸投げしてくる転職エージェント
次に担当者が求人をとにかく丸投げしてくるような転職エージェントは利用を避けるべきです。
これは大手企業が運営している転職エージェントでもありえる話で、担当者によって求人を丸投げしてくる人がいます。
「求人を丸投げしてくる」とはどういうことかと言うと、「なぜその企業がおすすめなのか」という理由を伝えずにメールで求人を送ってくることを指します。
雑な担当者は求人を大量にメールで送ってくる
雑な担当者がついてしまうと、このようになぜその企業が自分に合っているのかとう理由を言わずに求人をバンバン送ってくることがありますね。
その場合はシンプルに別の転職エージェントを利用しましょう。
今回紹介したようにおすすめの転職エージェントは10社以上あるので、担当者が微妙ならば他を使えば良いですよ。
就活とは違って、転職は時間が限られていないので、いくらでも時間もサービスも利用できますから!
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担当者の質が低い場合もあるので、やはり最初から3つぐらいの転職エージェントを併用すべきです。
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運営企業が一緒でも自分についてくれる担当者によって、サービスの質は雲泥の差がつきますよね。
担当者が紹介先への転職を強制してくる転職エージェント
第二新卒におすすめできない転職サイトの特徴として、最後は「担当者が紹介先への転職を強制してくる転職エージェント」です。
これはつまり、担当者から紹介された企業に対して、自分は納得したり気に入ってないのに「絶対にここにすべきです!」と強制してくることを意味します。
転職エージェントは転職を成功させて初めて利益が出るビジネスモデル
転職エージェントは、転職を成功させて初めて売上が発生します。
だからこそ担当者によっては「とにかく早く転職させてやるぜ」と考えているブラックな人が存在する。
そんなブラックな担当者を見極めるポイントが、この「転職を強制してくるかどうか」であり、 1度でも強制されるようであればもう面談する必要はありません。
「知人からの紹介によって転職が決まりました」と連絡して関係を終わらせましょう。
ここまでブラックな担当者の話ばかりしてきましたが、実際はこういう担当者は少数派。
特に大手企業が運営している転職エージェントは、担当者の質がある程度担保されています。
しかしここで紹介したようなブラックな担当者も存在するということをぜひ認識しておいてくださいね。
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ブラックな担当者は少数派です。親身になって転職を成功させたいと、一緒に頑張ってくれる担当者が多いですからね。
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なるほどですね。ブラックな担当者も存在することを頭の片隅に置きつつ、うまく利用することが重要ですね。
第二新卒として転職を成功させるコツ
ここまでの解説にて、第二新卒が利用すべき転職サイトと選び方のポイントについて把握できたと思います。
転職エージェントとの連携と、転職サイトを利用した求人探しができれば「転職先が見つからない」と悩むことはありません。
しかし第二新卒は企業側から「定着しにくいのでは?」と疑問を持たれるリスクが高い状況にあります。
実際に第二新卒は「早期退職のリスクが高い」と判断されやすいのが事実です。
よってこの章では第二新卒として転職を進める上で、上手くいくためのコツを紹介していきますね。
コツを押さえておけば大丈夫です!
①離職理由は「ポジティブで前向き」が必須
第二新卒として転職を考えた場合に、意識すべきは転職先に対して「うちでも定着しないのでは?」と思わせないことです。
わざわざ採用するのにすぐに退職されたら企業側は赤字になります。
だからこそ、すぐに退職しそうな人材を採用することはありません。人事の仕事はその見極めにあります。
第二新卒は前職を1〜3年で辞めている(またはこれから辞める)ので、余計にまたすぐに辞めるのでは?と思われやすいんですよね。
ポジティブな理由での離職ならマイナス評価されない
ではどうすれば転職先では定着すると思ってもらえるのでしょうか?
それは第一に「離職理由を前向きでポジティブなものにすること」です。
ここに2人の第二新卒者がいるとしましょう。
彼らに前職の離職理由を聞いたところ、次のように返答しました。
- Aさん「残業が長く体力的にキツかったからです。また仕事も多くキャパオーバーでした。」
- Bさん「前職よりも更にキャリアアップを測りたい、挑戦したいと考えたからです。」
Aさんはネガティブな理由で離職している
まずAさんの離職理由ですが、体力がないこと、そして仕事がさばけなかったことを露呈していますよね。
この離職理由を転職先が聞いた時に思うことは「うちに入社しても同じ理由で辞めそうだな」です。
もしあなたが転職先の人事だとしても同じことを思いませんか?
「うちの会社の仕事は楽だと考えているのかな?」と疑問に思うはずです。
よってネガティブな理由で退職したAさんは当然評価されません。
Bさんはポジティブな理由で離職している
一方のBさんの離職理由は「キャリアアップをしたいから」というポジティブな理由。
Bさんからより詳しく話を聞いてみると、前職では何十年たっても同じ仕事内容を任され続けるようで、40代50代の社員の専門性が低い職場とのことでした。
こうしたポジティブな理由で転職している人材に対しては「うちの会社でも定着しなさそう」とは思いません。むしろ向上心を感じます。
もし仮にその会社もキャリアアップできないような環境なら、「うちの会社でもこの子は満足できないだろう」と判断され不採用にする可能性はありますが、それならこっちからも願い下げ。
キャリアアップができる環境が整っている企業なら「ではうちなら努力次第でキャリアアップを目指せますよ!」と思ってくれるはずです。
このように離職理由はポジティブなものを用意することが重要なんですよね。
ちなみにポジティブな離職理由としておすすめは以下の2つです。
ポジティブな離職理由の例
・違う職種や業界に興味を持ち働きたいと考えた
・やる気のある社員が少なく社内に活気がない職場だったから
これらの理由で離職している場合は、「うちでも同じ理由で辞めそうだな」と思われる可能性が下がります。
本音では「年収が少ないから・残業時間が多いから・上司が気に食わない」という理由が多いのは分かります。
しかし、それをそのまま転職先に伝えてもネガティブな印象を持たれ、早期離職する可能性を考え不採用にされる可能性が高まるので、建前でもこれらポジティブな理由を伝えましょう。
もちろん転職エージェントには“本音の理由”を伝えてくださいね!
そうすることで、年収が低いことが不満なら年収が上がるような求人を紹介してもらうことができますので!
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第二新卒として転職を成功させるのなら、こうした建前を用意することは重要ですよ。
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自分が人事の立場に立った時に、「どんな人なら採用したいと思うのか?」それを考え抜けば答えは出ますよね。
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そのとおりです。就活でも転職でも“人事目線”を持つことで選考の通過率は高まります。
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僕も就活生にはそれを強く伝えていますね。自分だけの目線で考えても評価されにくいですから。
②第二新卒に求められるのは「柔軟性と素直さ」である
次に第二新卒として評価されるためには柔軟性と素直さをアピールするという方法があります。
そもそもなぜ企業は新卒ではなく第二新卒を採用するのか、その理由が分かりますか?
企業が第二新卒を採用するメリット
- 新人研修にかける時間とコストを削減できるから
- 中途採用と違い前職に染まっていない人材を採用できるから
第二新卒を採用する理由は上記の2つです。
特に新卒とは異なり、基礎的なビジネスマナーを押さえている点が大きな特徴です。
新人研修には意外にもコストがかかりますし、それ以上に上司が基礎的なことを教える時間を節約できます。
そして次に中途採用と違って第二新卒は別の会社にまだ染まっていません。
中途採用だと前職でのやり方に固執して、転職先に馴染めないなどのトラブルがありますが、第二新卒だと少ないですね。
つまり新卒同様に自社のカラーに染まってくれやすい(馴染みやすい)ということです。
この企業側のメリットを最大限にアピールするために「柔軟性と素直さ」をアピールするのです。
自社に馴染みやすいからこそ第二新卒を採用するのなら、更に柔軟性と素直さがある人材ならより馴染みやすいと判断できますよね。
新しい環境に順応したエピソードは有効
では具体的にどのようにすれば「柔軟性や素直さ」をアピールできるのでしょうか?
それは「新しい環境に順応したエピソードを語ること」によって実現することができます。
これは大学時代でも前職でも構いません。
僕の場合なら「小学生の時に転校をしたけど、すぐに周りに馴染んでサッカーをしていた」なんてエピソードも有効です。
このように新しい環境に順応したエピソードがあれば、転職先の人事も「この子は転職してもうまくやっていけそうだな」と判断できますよね。
些細なことでも構わないので、自分の過去から探してみましょう。
ちなみに全然ないという人は「新しいアルバイトを始めた時のエピソード」ならあると思うので、それを深堀りしても良いと思いますよ。
僕の場合は、新しく始めたアルバイトにて「どうやって馴染んだのか」というエピソードを語りつつ、自分なりの「新しい環境へ溶け込む術」を語るようにしていましたね。
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転職先はたしかに柔軟性や素直さを重要視しています。柔軟性があれば、転職後に早くに活躍しやすいですからね。
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第二新卒は新卒のように早く会社に馴染んでくれることを期待していますよね。そこをアピールすれば評価されそうです。
第二新卒で転職するために会社に退職を伝える際のポイント
では最後になりましたが、僕の体験談を少し。
新卒で入社した会社を1年で辞めているので、第二新卒の皆さんと同じ状況でした。
とにかく上司に退職を伝えるのが嫌でしたね。辞めることを決意してから2ヶ月ずっと言い出せなかったです。
(あの頃は本当に毎日が辛かったなぁ…!)
しかし結果としては円満に退職することができました。
①退職を伝えるポイントは「不満」を言わないこと
上司に退職を伝える際に、本当に重要なポイントがあります。
それはとにかく「会社への不満を一切伝えないこと」。
その会社について不満があるから辞めるので、不満を言いたくなる気持ちは痛いほど分かります。
しかし「不満」を伝えてしまうと、会社から「改善策」を提示されてしまうんですよね。
例えば「残業時間が多くてもう辛いので辞めます」と伝えたら、「じゃあ残業時間を減らす」と言われます。
これが続いてしまうと辞めることを認められないまま、平行線になってしまう。
とにかく会社への不満を伝えない。これを徹底してください。
②代わりに「やりたいことが他に見つかった」と伝えるべし
その代わりに「自分の夢や目標」を語りましょう!
その時に別企業でしかできないことを語るようにしてください。
例えば、別の業界への転職を考えたのなら「◯◯業界で仕事することに興味が湧いてしまいました」のような感じです。
これなら会社側は引き止める手段を持てないですよね。
僕も辞める時には会社に対して「就活のブログに力を入れていきたいので!」と伝えました。
その結果として「やりたいことがあるのなら仕方ない」と円満に退職することができたんですよね。
しっかりと考えた結果、第二新卒としての転職を決意したのなら、ぜひこのポイントを押さえた上で退職を告げてください。
(退職を伝える上で、ここで話したことは本当に重要なので覚えておいてください。)
まとめ
本日の記事はいかがだったでしょうか!
第二新卒におすすめの転職エージェントをまとめて紹介してきました。
転職エージェントや転職サイトはうまく利用することで、時間がない中でも転職活動を進めることができます。
特に職務経歴書の書き方などの知識がない第二新卒にとって転職エージェントは有用なサービスです。
転職エージェントを利用する際のポイントと注意点を最後にまとめますね。
本記事の要点まとめ
- まずは第二新卒に特化した転職エージェントを利用する
- リクナビNEXTやdodaなどの最大手転職エージェントも併用する
- 担当者の質を判断するためにも転職エージェントは複数利用すべき
- 転職エージェントに頼り切りにならず自分でも業界や職種についての情報を調べる
- おすすめしない転職エージェントは「規模が小さい企業・求人を丸投げ・紹介先を強制してくる」の3つ
- 離職理由はポジティブなものを用意することで選考通過率が上がる
- 第二新卒に求められるのは「素直さと柔軟さ」なので環境が変わった際に対応できたというエピソードを用意すべき。
これらのポイントと注意点を押さえて転職することが重要だと僕は考えています。
ちなみに大前提ですが、今の職場で「専門性」や「実績」が残せるならば継続して働くという選択肢も重要です。
安易な理由で転職してしまう人は、転職先でも同じ不満を持つ可能性は高いですし、計画性もなく転職を繰り返すとどんどん評価されなくなってしまいます。
ぜひ転職する時は「なぜ転職するのか?」を徹底的に深堀りして明確な答えを出しましょう。
そして明確な転職理由が分かれば、それを確実に満たせる企業を選ぶことが重要です。
今回お伝えした情報が少しでも第二新卒の皆さんの役に立てたのなら、本当に嬉しく思います。
本日も最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!またね〜!