こんにちは!
大手食品メーカーを1年で退職し、第二新卒での転職活動を経験した就活マンです!
キャリアに関して5年以上ブロガーとして研究し続けており、「有益で本質的な情報のみを届けること」を信念にしています。
(表面的で薄い内容の記事が多く見られるので、それを打破したい、、、!)
今回は「保険営業がきつい・やめとけと言われる理由」について解説していきます。
保険営業と聞くと、めちゃくちゃ大変なイメージがありますよね。
厳しいノルマもあり、親戚や家族にまで営業しないといけないなど、ブラックなイメージが強い人が多いかと思います。
この記事では、実際に保険営業はきついのか、やめとけと言われる理由などについて共有します。
合わせて、保険営業がきつい時の対処法について紹介するとともに、転職を考えている人向けにおすすめの転職方法についても解説していくので、ぜひ最後まで読んでください。
女性でも男性でも「保険営業はきつい」「やめとけ」と言われる理由
保険は、一家の大黒柱が亡くなったときに遺された家族を経済的に支えたり、ケガや病気で治療が必要になったときに費用を補償したりと、非常事態に大きな助けとなるものです。
あまり詳しくない一般の人と必要な保険商品とをつなぐ保険営業は、本来かなりやりがいのあるすばらしい仕事といえるでしょう。
しかしながら、実際には「仕事がきつい」と嘆く保険営業が多く、周囲からも「辞めとけ」といわれているのが実情です。
これは、主に保険営業をとりまく環境にさまざまな問題があるためでしょう。
ここでは、どういった問題があり、保険営業がツラいと感じるのかについて10個の理由を挙げて説明します。
① 収入が不安定
保険営業(保険外交員)は、一般的な営業職と比べ雇用形態が特殊です。
主に、以下のような雇用形態が存在します。
- 正社員として雇用される
- 個人事業主として業務委託で働く
- 個人事業主として正社員雇用される
1の保険外交員が正社員として雇用されるケースはそれほど多くありません。
このケースでは「固定給+歩合制」の給与形態となり、契約があまりとれなくても固定給が保証され、福利厚生も利用できます。
とはいえ、固定給はそれほど多くありません。
2の個人事業主として保険が会社と委託契約を結び働くケースは多く見られます。
この場合、完全歩合制です。
契約数が多ければ受け取れる報酬額も大きくなる一方、あまり契約できなかったときは収入もほとんどありません。
さて、3の「個人事業主として正社員雇用される」。
これを見て「意味が分からん」と思った人もいるでしょう。
ほかの業界ではあまり見られない雇用用形態ですが、保険営業ではよくあるようです。
この場合、収入が「会社員としての給与」と「個人事業主としての報酬」の2本立てになります。
会社員の給与部分は薄給で10万円もないことがほとんどですが、一応源泉徴収票も発行されます。
それとは別に、売上を上げれば個人事業主として報酬を得られます。こちらは給料ではない扱いなので、源泉徴収票に載りません。
肩書は正社員でありながら、個人事業主でもあるという妙な状態なんですね。
ながながと雇用形態について書きましたが、いずれの場合も共通しているのは「契約数によって月々の収入が大きく変動する」という点です。
ばんばん契約がとれる人であれば、高額な報酬が得られます。
しかし、実際にはそういった人は一握り。
とれない人はほとんど収入が得られません。
先月はそれなりに稼いだのに、今月はさっぱり、というのもよくある話。
先々の見通しが立たない不安定極まりない仕事です。
② ノルマ達成が必要|ノルマなしは建前
どんな業界でも、営業職は数を追うことが求められます。
いわゆるノルマですね。
保険営業では、このノルマが非常にシビア。
そして、その厳しいノルマが達成できなければ周囲からの当たりがきつくなります。
たとえ前の月にノルマを大幅に上回る契約をしたとしても、関係ありません。
毎月新規契約を獲得する必要があり、始終数字に追われることになります。
たまに「うちはノルマありません」という事業所もありますが、そういったところは「目標」と言いかえているだけのことが多いです。
営業というのは、基本的なノウハウは一応あるにしても、結局センスがモノをいう職業。
契約がとれる人はどんどんとれる一方で、とれない人はさっぱりうまくいきません。
あまりに契約がとれない保険外交員には、上司が自爆営業をすすめてくることもあります。
自爆営業とは、自分で保険に入ることです。
当然、保険料の支払いが発生します。
そもそも収入がほとんどない人が自爆営業をするので、生活がどんどん苦しくなっていくことは火を見るより明らかです。
③ 経費は自腹
保険の売り込みには、さまざまな経費がかかります。
人によって営業の仕方はさまざまですが、顧客のもとを訪れれば電車代やガソリン代がかかり、連絡をすれば電話代が発生します。
顧客と飲食すればその費用も発生します。
保険商品の資料や提案書を作成するための用紙やインク代も必要です。
それらの資料作成や顧客管理のため、パソコンも要るでしょう。
これらの費用は、すべて基本的に自己負担です。
保険外交員が払わなければなりません。
保険営業では毎日いろんなお客様のところに電話をしたり出かけて行ったりするわけで、お金が非常にかかります。
順調に契約がとれているなら必要経費と割り切れるかもしれません。
でも、思うように売上があがっていないときであれば、どうしようもなく重い負担です。
④ 売り込み先は自分で開拓
毎月新規開拓していくことが求められる保険営業ですが、会社から見込み客リストなどを渡してもらえるわけではありません。
文字どおり、自力で開拓していく必要があります。
すでに契約してもらったお客様から紹介してもらうこともありますが、そうあるものでもなく、それだけでノルマは達成できません。
そこで、電話帳を見ながらかたっぱしから電話をかけてアポをとったり、企業を訪問して食堂や休憩スペースでチラシを配ったりして、見込み客を探します。
ほんの少しでも反応があればくいついてアポ取りをし、後日改めて勧誘して売り込みをかけるわけです。
ただし、もちろんスムーズにいくことは稀です。
だいたい、保険商品はどう転んでも売りづらい商品なんですね。
すでに加入している人が多いため需要があまりなく、ライバルは多く、おまけに保険外交員というだけで「無理やり売り込んでくるんじゃないか」と警戒されてしまう。
アポ取りの電話をしても「今忙しいんで!」とガチャ切りされたり、企業訪問して声をかけても無視されたり露骨に邪魔扱いされたり、といったことは珍しくありません。
こういったことが続けば、よっぽど強メンタルの持ち主でなければ、存在そのものを否定されている気にすらなるでしょう。
さらに、ここまでしても見込み客がみつからなければ家族や親せき、友達などに売り込めと上司に詰め寄られます。
親しい相手への売り込みは気が重いもので、友人などは下手したら関係が壊れかねません。
⑤ 短期解約されると手数料を返金しなければならない
ようやく契約にこぎつけても、お客様の事情や気もちが変わったとして解約を申し出てくるケースも少なくありません。
契約から5年10年経っていれば問題ありませんが、短期間で解約されてしまった場合は保険外交員に大きなダメージとなります。
なぜなら、契約時に受け取った報酬を会社に返さなければならないからです。
これを戻入(れいにゅう)といいます。
戻入の義務がある期間は会社によって異なり、契約から2年以内とするところも3年以内とするところもあります。
3年前の契約が解約されて、当時受け取った報酬を返せ!といわれても困りますよね。
特に、大型の契約が短期間で解約されてしまうと、シャレになりません。
その月の売上で受け取る報酬より戻入の金額のほうが大きくなり、収入がマイナスになるという笑えない話もあります。
そもそも、お客様の都合で解約されるのに、どうして保険外交員が報酬を返さないといけないのでしょうね。
保険外交員の負担が大きすぎるおかしな慣習だと思うのですが、なぜかまかり通っているのが保険業界というところです。
⑥ 激務で休みがない
保険営業をしていると、世間一般の人が休んでいる時間帯に働く必要があります。
これは、顧客の多くが平日の日中は仕事などで会えないため、先方の都合に合わせるとどうしても平日の夜や土日祝日になるからですね。
保険外交員も平日の日中は出社して仕事をすることが求められるわけで、それにプラスして夜や休みの日に顧客のもとに出向かなければならず、つまりまともに休めません。
特に、営業成績が悪いときは、休みなどほとんどとれないでしょう。
ただし、十分に成果を上げていてノルマ達成済みという場合であれば別です。
事業所の雰囲気や上長の考え方にもよりますが、この場合は休んでも問題ありません。
⑦ 職場の雰囲気が良くない
もちろん営業所によりますが、ギスギスした雰囲気で社員同士の関係性も悪いといったところも少なからず存在します。
ストレスの多い仕事で、ほかの保険営業員はすべてライバルという状況なので、仕方のない面もあるかもしれません。
⑧ 不幸を身近に感じる
顧客にすすめて加入してもらった保険が役立つのは、「亡くなった」「がんの告知を受けた」など、顧客に不幸があったときです。
つきあいのあった顧客やその家族が不幸に嘆く姿を目の当たりにするのは、よほど淡泊な性格でなければやはりツライものです。
「お役にたてた!」「やりがいを感じるわ!」とはなかなかなりません。
⑨ なかなか辞めさせてもらえない
ここまで説明してきたように、保険営業は基本的にきつく大変な仕事です。
ところが、耐え切れなくて退職したいと申し出ても、すんなり認めてもらえることはほとんどありません。
なかなか辞めさせてもらえないのは、部署の在籍人数によって上司の成績が決まる仕組みだから。
部下に辞められると自分の査定が悪くなるため、上司が認めないんですね。
辞めさせてもらえないからと、泣く泣く続ける羽目に陥る人も少なくないようです。
ただ、本来上司には退職の申し出を却下する権利はありません。
辞めさせてもらえないときの対処法については、のちの章で改めて解説します。
⑩ 営業スタッフの採用も必要
保険営業の人から、「保険の営業に興味ありませんか」「一緒に働きませんか」と勧誘を受けたことがある人もいるのではないでしょうか。
特に、ハローワークの近辺で、仕事を探しに来ていると思しき人に声をかけている姿は以前からよく見られています。
2020年10月には、市民からの苦情を受けて那覇市のハローワーク前に警察官が出動して注意したことがあるほど。それでも保険外交員が勧誘する姿は減りません。
これは、営業スタッフの確保も仕事のうちだからです。
こちらにもノルマがあり、また自分の勧誘で1人でも入ると報酬がもらえるので必死なのです。
保険営業は過酷すぎてばかすか辞めていくので、慢性的に人が足りていません。
そのため、勧誘してでも増やす必要があるのでしょう。
ただ、どうして保険の営業員がしなければいけないのかは理解に苦しみますね。
会社の人事部がやるべき仕事じゃないでしょうか。
保険営業がツライときの対処法
保険営業の仕事をしてみたものの、きつくてツラくてしかたないときは、どうすべきでしょうか?
ここでは、「ツラさ」の度合い別に対処法を3つ紹介します。
① やる気がまだあるなら成績を上げる努力をする
保険営業という仕事に対してまだやる気がありすぐに辞める気はないというのであれば、営業成績を上げる努力をするのも1つの方法です。
ツラいと感じる理由にもよりますが、保険に限らず営業は「たくさん売った人がエラい」世界なので、成績さえ上げられるようになれば楽になる部分も多いでしょう。
収入も安定しますし、休みも取れるようになります。
成績のいい先輩や同僚にコツを聞いたり、営業ノウハウについて書かれた本を読むなどして学んだりするのがおすすめです。
営業成績をあげるためのオンラインスクールなどもあります。
ちょっとしたコツで飛躍的に成績が伸びることもあるので、まだ保険外交員として働くつもりがあるのであれば、いろいろ試してみましょう。
② 会社が嫌でなければ異動を願い出る
これは正社員として採用されている場合のみ通じる対処法ですが、ほかの部署への移動を申し出る方法もあります。
運よくバックオフィス部門に異動できれば、保険営業のようなきついツラさはないでしょう。
給料も安定し、休日もきちんと休め、顧客に嫌な顔をされることもありません。
必ずしも希望が通るとはいえませんが、営業の仕事がツラくてしかたないなら、試しに申し出てみる価値はあるでしょう。
ただし、個人事業主として委託契約を結び保険外交員として働いている場合は、保険会社の社員ではないので異動はできません。
③ 「これ以上がんばれない」と思うなら転職する
「もうがんばる気力もない」「会社から解放されたい」と思っている状態なら、転職しましょう。
よく、「就職したら3年はがんばるべき」などと言う人がいますが、こんな言葉にしばられる必要はありません。
もちろん、合わなかったらぽんぽん辞めてもいいといっているのではありませんよ。
ただ、もう気力もないほど追い詰められた状態になってまで続けるのはデメリットしかありません。
そのまま働き続けていれば、いずれ心身ともに壊してしまうでしょう。
そうなるくらいなら、早々に適性のある仕事を見つけ転職するほうがよほど賢明です。
特に、第二新卒として見てもらえる20代半ばまでなら実績よりポテンシャルややる気を重視してもらえることも多いため、転職を考えているなら早いほうがよいでしょう。
保険営業からの転職に成功するポイント
保険営業からの転職を成功させるためには、いくつか注意したいポイントがあります。
ここでは、3つのポイントをとりあげて解説します。
① 転職エージェントと転職サイトを併用する
転職活動をする際は、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」などの転職サイトを利用する人が多いでしょう。
転職サイトは手軽に利用でき、多くの求人情報を収集できて便利です。
反面、転職活動はすべて自力で進めなければなりません。
保険営業をしながら企業研究や書類作成、応募や面接日の調整などをするのは相当大変でしょう。
その欠点を補うのに良いのが、「リクルートエージェント」「
ウズキャリ」などの転職エージェントです。
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーがついて求人の紹介から応募書類の添削、面接対策、内定後の条件交渉までさまざまなサポートをしてもらえます。
とはいえ、キャリアアドバイザーから紹介された案件のなかから選んで応募する必要があり、気に入った求人に自由に応募することはできません。
このようにどちらのサービスもメリット・デメリットがありますが、併用すれば互いのデメリットをうまい具合に補い合うことができるのです。
求職者は無料で利用できるので、自分にあったところを見つけ、使い倒すといいでしょう。
▼利用した僕がおすすめできる転職エージェント
(※複数利用して担当者の質を比較するのがベストです!目安はまず2〜3社を併用)
リクルートエージェント
ー保有求人数が日本イチの転職エージェント
ー僕が利用した時も担当者が非常に丁寧に対応・支援してくれましたdoda転職エージェント
ー保有求人数がリクルートエージェントに次ぐ量を持つ
ー担当者のメールや電話のレスポンスが非常に高かったですマイナビジョブ20’s
ー20代に特化したマイナビが運営する優良エージェント
ー利用者からの評判が非常に良いのでおすすめ
▼転職者が必ず登録しておくべき求人サイト
(※まずは下記の大手2サイトを登録して新着求人を常に確認しましょう)
② 営業実績や具体的な努力をアピール
転職活動における面接では、「自分にはどのようなスキル・強みがあり、志望企業にどのような貢献できるか」を伝えることが鉄則です。
「支店トップで表彰された」など立派な営業実績がある場合は、迷わずアピールしましょう。
保険商品という売れにくい商材で成果を出しているなら、大きな評価の対象となります。
アピールできるほどの実績がない場合は、契約をとるためにした努力を伝えましょう。
たとえば、次のようなエピソード。
問題ときちんと向き合い、解決する力があることが伝わりますね。
保険商品の勉強は怠らないようにしていた、営業に応用できるよう心理学の本を読んでテクニックをとりいれるようにしていたなど、なんでもいいので努力したことをアピールすると良いでしょう。
③ 退職理由はポジティブに
中途採用の面接では、ほぼ必ず「退職理由」について聞かれます。
このとき注意したいのが、ネガティブな理由をいわないこと。
つい保険会社の不満や愚痴を言いたくもなりますが、志望企業の採用担当者に良い印象を与えることは絶対にありません。
「でも、保険営業を選んだのはアナタ自身でしょ?」
と思われるだけ。同情も納得もしてもらえないでしょう。
なるべくポジティブに聞こえる内容にすることが大切です。
たとえば、次のような感じですね。
これなら、志望動機などにもつなげやすくなります。
辞めさせてもらえないときの対処法
思い切って退職を申し出ても、保険営業の場合は基本的に引き留められる可能性が高いです。
退職届を受理してもらえないだけでなく、辞めるなら違約金を払え、損害賠償を請求するなどと脅される悪質な事例もあります。
しかし、これは違法です。
契約期間を定めている場合を除いて、法律上、従業員は2週間前に辞めたいと申し出ればいつでも辞めることができます。
なので、「辞めさせない」といわれても従う必要はありません。
退職届をだして2週間経ったら辞めてしまっていいのです。
もちろん、違約金だの損害賠償だのを払う必要はありません。
ただし、退職届を提出しても直属の上司に破られるなどして「受け取っていない」といわれてしまうとややこしいことになります。
そこで、次のような方法が有効です。
- 退職届を内容証明郵便で送りつける
- 退職代行サービスを利用する
それぞれの方法について、以下に詳しく説明します。
退職届を内容証明郵便で送りつける
退職届を受け取ってもらえなかったり会社に出向く気力もなかったりするときは、内容証明郵便を配達証明つきで会社に送付するのが得策です。
内容証明郵便は「いつ」「誰が」「誰に」「どのような内容で」送付したかを証明するもので、配達証明は「相手のもとにいつ配達されたか」がわかるものです。
いずれも記録が残るので、「退職届など受け取っていない」は通用しません。
相手が受け取ってから2週間経ったら、「辞めさせない」と脅されてていても辞めて問題ないのです。
なお、送付するときは、「退職願」ではなく「退職届」にしましょう。
退職願は辞めていいかと願いでる書面にすぎないからで、辞めたいという確固たる意志を示す退職届にする必要があります。
退職代行サービスを利用する
退職代行サービスを利用する方法もあります。
これは、辞めたい本人に代わって退職に必要な手続きを行うサービス。
利用の流れは、おおむね以下のとおりです。
- サービス会社に相談
- 担当者と話し合い
- 必要な費用(3万~5万円が相場)の支払い
- 具体的な打ち合わせ
- 担当者が保険会社に退職申し入れ・交渉
- 担当者より経過報告
数万円の費用はかかりますが、上司に直接退職を申し出る心理的負担やわずらわしさなしに、スムーズに辞められるのが大きなメリットです。
ただし、弁護士資格をもたない代行業者などに依頼してしまうと、サービスの内容によっては違法行為とみなされることもあるので、依頼先は十分に注意して選びましょう。
どんなサービスにも文句を言う人はいるもので、なかには「わざわざ費用をかけてまで代行サービスを使わず自分で対応すべき」という人もいます。
ただ、現実問題として辞めさせてもらえなかったり心理的に委縮してしまってどうすることもできなかったりするなら、外野の意見など気にせず利用したほうが良いでしょう。
高収入が狙えるおすすめの職業は?
ここでは、保険営業から転職するのにおすすめで、高収入もねらえる職種を紹介します。
① 法人営業(IT企業、インフラ業界、大手メーカーなど)
営業の仕事自体は嫌ではないのであれば、法人営業がおすすめです。
これまで身に着けた営業スキルを活かせます。
法人営業は企業が相手なので、基本的に土日祝日は休めます。
基本給が固定されているため、保険営業に比べ収入も安定しています。
特に、ルート営業なら、すでに取引のある企業を訪れて納品した製品についてフォローしたり新製品を提案したりするのが主な仕事です。
保険営業と比べればノルマもきつくなく、自爆営業を強要されることもありません。
おすすめの業界は、伸び盛りで需要も高いIT業界、安定しているインフラ業界や大手メーカーなどです。
ただし、インフラ業界や大手メーカーの中途採用の求人はそれほど多くありません。
IT業界の営業であれば、求人が多めで挑戦しやすいでしょう。
② ITエンジニア
保険業界からはがらりと変わりますが、IT系に興味があるならエンジニアを目指すのもおすすめです。
IT業界は成長が著しく、市場は右肩あがりで拡大を続けています。
この傾向は今後もしばらく変わりそうにありません。
人手不足なこともあり、業界未経験からでも採用される可能性は高いです。
ただし、まったく知識がなければさすがに難しいので、スクールなどを利用して基本はしっかり学んでおきましょう。
正社員として就職しスキルを磨き続ければ、将来的にはフリーランスとして独立することもできます。
手に職があると強いですよ。
ただし、ブラック企業もそれなりにあるので、転職先は慎重に見極める必要があります。
このあたりは転職エージェントに相談するなどして、十分に情報を集めるといいですね。
③ Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの構成やレイアウトなどを決めてデザインし、コーディングしていくのがメインの仕事。
クライアントのニーズを的確に聞き出し形にしていく必要があり、打ち合わせなども多く、営業で培ったコミュニケーションスキルが活かせます。
未経験からでも挑戦しやすく、将来性もあるという意味でおすすめ。
ただし、こちらも基本的な知識やスキルがないと内定を得るのは難しいので、スクールなどを利用して勉強しておくと良いでしょう。
\僕が考える年収を上げる最適解をこちらの記事でまとめました!/
まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事では、保険営業はきついといわれる理由やツラくて仕方ないのときの対処法、転職するなら押さえておくべきポイントなどについて解説しました。
保険営業は、顧客の人生をサポートするやりがいある仕事です。
といいたいところですが、実際には労働環境が整っているとはいいがたいのが現状。
営業センスがあってコンスタントに売上を上げている人であれば別ですが、多くの人が「きつい」「辞めたい」と感じているのではないでしょうか。
どうしても無理と思うなら、思い切って転職するのがおすすめです。
世の中、保険営業よりもきつくなく、収入の安定している仕事はたくさんあります。
そういった仕事への転職を成功させるためには、転職サイトと転職エージェントを併用するのがおすすめです。
転職サイトで幅広く求人情報を集め、自分の適性を知ったりキャリアを考えたりするのには転職エージェントを利用すると良いでしょう。
内定に向けた具体的なサポートも得られるので、効率的に転職活動を進めることができますよ。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。