【高卒で転職できる職種一覧】高卒者におすすめの職種とは?

高卒だろうが、キャリアアップを目指して努力する人を僕は心から応援したいと思っています。

そんな中、高卒である親戚から「高卒でも転職できる職種でおすすめはある?」と質問されたんですよね。

キャリアを考える時に重要な要素の1つとして「職種」があります。
需要が高く、希少性の高い職種を経験してスキルを身につけることで年収が上がりますから。

そこで本記事では、高卒者でも転職によって就ける職種について詳しく解説していきます。

高卒でも初心者として転職できる職種一覧

職場への不満や、将来性のなさなどから転職を考える人も多いです。
しかし、「高卒だから初心者での転職は難しいのかなぁ」と不安になってしまうこともありますよね。

結論から言えば、高卒でも初心者として転職できる職種はたくさんあります。

具体的には、以下の職種があげられますね。

  • 営業職
  • ドライバー職
  • 介護職
  • 建設関係職
  • 飲食関連職
  • プログラマー
  • 事務職
  • 販売員・接客業

ここではこれらの職種に関して、詳しく解説していきますね。

①営業職

営業は自社の製品を外側にアピールし、販売する仕事です。
販売する商品は会社によって様々なものがあり、商品によって顧客の立場も変わります。

例えば、従業員の勤怠管理システムを販売するときは、会社の社長さんや企業のIT担当部署がお客さんとなるでしょう。
また、調理器具や洗濯用品などの家庭用商品の場合には、一般家庭の主婦がお客さんとなります。

そのため、営業職は人と話すのが好きな人に向いている職業です。
いわゆる、コミュ力が高い人ですね。
営業という職業は、様々な立場の人と臆せずに話せる能力が必要になります。

②ドライバー職

ドライバー職は、トラックやバスなどを運転する仕事で、高卒の初心者でも転職可能です。
大型トラックなどの輸送は体力的にきつい面もありますが、収入は安定しています。

また、タクシードライバーは就職してから免許を取得することも可能ですね。
ドライバー職においては、免許取得費用を会社が負担するという企業も増えてきています。

車の運転が好きな人や、同じ仕事を安定的に続けていきたいという人に向いている職業です。

③介護職

介護職は老人ホームなどで、高齢者介護を行う仕事です。
介護職は現在、慢性的な人手不足に悩まされています。

また、「介護職は資格が必要なのでは?」と考える人もいるでしょう。
しかし、介護職を営む会社の多くは「資格は働きながら取ればよい」というスタンスであることが多いです。
よって、高卒で初心者でも転職することは十分可能な職種でしょう。

人との関りが強い職業なので、人と話すのが好きという事はもちろん、誰かの役に立ちたいと望んでいる人にはおすすめですね。
ただ、医療に関する知識が必要であることや体力的に厳しい面もあります。

④建設関係職

建設関係職は、工事現場の職人や現場監督などを指します。
ガテン系と呼ばれることもありますね。

建設関係職は一般的に給料が他よりも高く、一生モノの技術が身に付く職種でもあります。
また、一定の修業を積んだ後、独立起業し大成功を収めることも可能です。

仕事は体力仕事であることが多いので、体力に自信がある人でなければ勤まらないでしょう。
また、身体が資本である職種なので、不慮の事故や病気の際には働けなくなってしまうこともあります。
こういったリスクを伴う仕事ではありますが、その分独立起業できる可能性もあるので、高い収入を目指すこともできますよ。

⑤飲食関連職

飲食関係職は、主に居酒屋やレストランでの調理や給仕といった食に関連する職種です。
飲食業界の店長などは、学歴に関係なく募集をかけています。
まずは店長候補として働き、ある程度経験を積んだ後に店長や料理長などへステップアップしていくという感じですね。

飲食業界は売上目標を達成したり、お客さんから喜ばれることでやりがいを感じやすい職種でしょう。
その反面、料理の仕込みや売上の計算、従業員の管理などやることが多く、長時間労働になりがちです。
飲食関係職は、体力に自信がある人に向いています。

⑥プログラマー

プログラマーは、システムを設計書に沿って開発していく仕事です。
プログラムと聞くと「専門知識が必要なのでは」と考えてしまうことも多いですよね。

確かにプログラマーとして働くためには、プログラム言語に関する専門的な知識は必須です。
しかし、現状のIT業界は人手不足であることから、例え高卒で初心者でも人柄がよければ積極的に採用してくれます。

また、専門知識は入社してから教育していくという企業も多いので、そこまで心配する必要はありませんね。
ものを作るのが好きな人や、集中して物事に取り組める人に向いています。

またこのプログラマーというキャリアを選択することで、年収1000万円を狙うことができます。
プログラマーは学歴よりもスキルが重視されるからです。

高卒でも年収1000万円を超える具体的な方法」にて高卒者が年収を上げる方法を詳しく書いているので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね!

事務職

事務職は書類の作成やデータ入力、来客応対など企業の様々なフロント業務を支える仕事です。
体力的にきつくなく、プライベートの時間を確保しやすいという理由から、特に女性から人気の職種と言えますね。

事務職は学歴よりも書類などの整理能力やエクセルなどの操作能力が求められるので、高卒で初心者でも転職しやすいでしょう。
また、最近では中小企業の経理などは人手不足である傾向も強いので狙い目ですよ。

販売員・接客業

販売員や接客業は、ショップ店員やホテルのフロントなどで接客し、商品を販売する仕事です。
学歴よりも接客スキルや販売スキルなどが重要視されるので、高卒で初心者でも転職しやすい職種でしょう。

営業職以上に実力主義であることも多く、実力によっては大きな出世も見込める仕事です。
人前に出るのが得意、コミュ力が高い人に向いていますね。
学歴不問の求人が多いですが、土日出勤があるということも理解しておきましょう。

高卒におすすめの職種について

高卒で初心者でも転職可能な職業を紹介しました。

非常に多くの職業が、高卒初心者でも転職可能なことがわかります。
しかし、この中でも特におすすめな職種は以下の3つです。

  • 営業職
  • プログラマー
  • 事務職

これらの仕事には「自分の努力次第で大きく稼げる」、「プライベートな時間をしっかりと確保できる」といった他にはないメリットがあります。
それではこれら3つの職種について、詳しく見ていきましょう。

営業職

営業職は、あなたの努力次第で大きく稼ぐことができる仕事の代表です。
企業によっては、インセンティブ制度を導入していることも多いでしょう。

インセンティブ制度というのは、簡単にいうと「売ったら売っただけ給料をあげますよ」という制度です。
そのため、売り方を工夫していくことでどんどん稼いでいくことができます。

基本的に営業力は、経験から身に付けていく能力です。
そのため、営業として優秀かどうかは学歴が関係ない点も魅力ですね。
大学では基本的に物の売り方なんて教えてくれないので、大卒でも高卒でも「売ったやつが正義」となる実力主義の世界でもあります。

また、「給料はそこまで高くなくていいから、プライベートな時間が欲しい」という人には、ルート営業という選択肢もあります。
ルート営業は、既に自分の企業と付き合いのあるお客さんに対して営業を行う仕事です。

そのため、新規開拓の営業とは違い、ノルマに追われるということもなく、既存のお客さんを大切にすることが求められます。
一定のお客さんのみを相手にするので、大きく忙しくなるという事もなく、プライベートな時間を確保しやすくなるでしょう。

プログラマー

「学歴関係なく、努力次第でお金も時間も手に入る職種」の代表がプログラマーです。
プログラマーはプログラムに関する知識を持てば持つほど、給料を稼ぐことができます。

学歴よりも実力が重視される世界なので、高卒でも1000万円以上稼ぐことは夢ではありません。

また、働き方も多様で、プログラムに関する知識や技術があれば、フリーランスとして会社に所属しない生き方も選べます。
優秀なプログラマーの中は会社に出社せず、自分が好きな時に仕事をし、大きな年収を稼ぐ人もいます。
プログラマーは学歴に関係なく、自由な生き方ができる職業でもあるので、努力次第でプライベートな時間も高い給料も得ることが可能ですよ。

事務職

お金よりも時間が欲しいという人には、事務職がおすすめです。
事務職は他の職業と比べて、正直忙しくないことが多いですね。

そのため、有休なども非常に取りやすくプライベートな時間をしっかりと確保できます。
その分給料は安くなってしまいますが、お金よりも時間を大切にしたいという人には向いています。

特に女性は、結婚し出産すると子育てに時間が取られることも多くなりますよね。
結婚を考える女性は、子どもが急に熱を出したというときも休みやすいので事務職を目指す人が多いです。

ちなみに高卒でホワイト企業に入社したいという人のために「高卒から“安定した高収入ホワイト企業”に転職する具体的な方法」という記事を書きました。
ぜひ職種を理解した上で、ホワイト企業に入社する方法まで目を通してくださいね。

高卒者が職種選びで注意すべきポイント

高卒者におすすめの職種を紹介しましたが、これはあくまで一例です。
そのため、転職を考える際は、自分でしっかりと考える必要があります。

しかし、「職種選びは何から始めればいいのか分からない」ということもありますよね。
職種選びは、ポイントをしっかりと押さえれば問題なく行えます。
具体的には以下のポイントがあげられますね。

  • 自己分析をしっかりと行う
  • 転職する目的を明確にする
  • 正社員登用であるかを確認する
  • ある程度年収が欲しいなら都心で転職する
  • 転職エージェントを利用する

少し多い気もしますが、これらはどれも転職の際に押さえておくポイントです。
これらを押さえておくことで、自分の満足する転職が行えるようになりますよ。

自己分析をしっかりと行う

まず何よりも大切なことは、しっかりと自己分析を行うことです。
自己分析と聞くと、かなり難しいことのように思ってしまいますよね。

しかし、難しく考える必要はありません。
自己分析は色々やり方がありますが、今回は簡単な方法を紹介しますね。

  • 学校生活や今の会社での経験を書き出す
  • これまで得た経験から自分の強みを書き出す
  • エピソードを交えて経験や強みを整理する

これら3つのステップを行うだけで「自分は何が出来て、何をしたいのか」が見えてきます。
具体例を出すと以下のような感じです。

自己分析の3ステップ
ステップ①:自分の経験 高校生:バレー部の主将としてチームをまとめる。文化祭実行委員など学校行事にも積極的に参加。
社会人:地方の中小企業にてドライバーとして勤める。
ステップ②:経験からの自分の強み 高校生:バレー部の主将→皆をまとめる力、文化祭実行委員→行動力・企画力
社会人:ドライバー→体力や運転技術
ステップ③:エピソードを交えた整理 高校生時代は、バレー部の主将としてチームをまとめてきた。難しい面もあったが、チーム全員とコミュニケーションを取り、最後には1つにまとめることができた。
文化祭実行委員では、自ら出し物の企画を考え、皆を楽しませるための準備を行った。
ドライバーとして就職してからは、運転技術を磨くと共に、長時間の運転に耐えうる体力も付いた。

このように経験から強みを理解し、エピソードを交えて整理することで、自分の様々な能力に気付くことができるでしょう。
因みにこの人の場合には、コミュ力が高く、体力があることから積極的に人と関わることに向いていることが分かりますよね。

また、企画力や行動力が優れている点や運転技術があることから、営業職が向いているようにも見えます。

このような感じで自己分析を行うことで、自分が向いている職種を絞っていくことが可能です。

転職する目的を明確にする

転職する上で、転職する目的を明確にすることも大切です。
これが出来ていないと、せっかく転職に成功しても「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうこともあります。
具体的には、「転職によって自分が何を得たいのか」を考えておくといいですね。

例えば、転職することで「プライベートな時間が欲しい」のであれば、事務職やルート営業など職種を選ぶ基準になります。
基準がない転職は場当たり的になりやすく、その結果転職を繰り返すことにも繋がってしまいます。
あなたが達成したい未来を想像しましょう。

正社員登用であるかを確認する

転職をする上で意外と盲点なのが、正社員登用かどうかの確認です。
転職を考えるのであれば、やはりあなたのキャリアのためにも正社員登用であることをおすすめしますね。

確かにフリーターや派遣社員という働き方も間違いではありません。
しかし、フリーターは自由な時間が確保できる反面、仕事の裁量が少なくキャリアとしての経験を積みにくいことが多いです。

そのため、年を重ねれば重ねるほど、正社員との間に経験の差が生まれてしまいます。

また、職場が合わず再転職を行う際にも、正社員登用であることの方が社会的信用を得ることが可能です。
職種を選ぶ際は、自分のキャリアの為にも正社員登用かを必ず確認しておきましょう。

ある程度年収が欲しいなら都心で転職する

これは1つのテクニック的な話になりますが、ある程度高い給料を望むのであれば都心で転職することをおすすめします。
やはり、現在は地方よりも都心の方が給与水準が高いことが多いです。

具体的に関東地方の地域別の平均賃金を見てみましょう。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、関東地方の地域別平均賃金は以下のようになっています。

都道府県名 平均賃金(千円)
茨城 298.7
栃木 292.6
群馬 287.4
埼玉 301.7
千葉 303.1
東京 379
神奈川 341.1

上記の表からもわかる通り、都心に近づけば近づくほど平均賃金が上がっていますよね。
ある程度の高い年収を望むのであれば、都心での転職を目指しましょう。

転職エージェントを利用する

高卒者が職種選びを行う際は、転職エージェントを利用した方がいいです。
転職は自己分析だけでなく、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など意外とやることが多くなります。
そのため、これらを1人でやろうとすると上手くいかないことが多いんですよね。

転職を行う際は、しっかりとしたプロの視点からのサポートが大切になります。
あなたの性格傾向や要望などから、あなたに合う求人の紹介も行ってくれるのでおすすめですよ。

おすすめの転職エージェント

高卒で初心者向けの転職エージェントは、「リクルートエージェント」がおすすめです。
リクルートエージェントは国内最大の転職エージェントサービスで、保有案件は圧倒的!

転職に関する豊富な経験を持つエージェントが、転職をサポートしてくれます。
さらに、リクルートエージェントは企業に対して、あなたの推薦状を書いてくれるのも魅力です。

推薦状があるだけで、書類審査の通過率が飛躍的に上がるので、書類作成に自信がない人にもおすすめできますね。

また、「転職に使う時間がない」という人は「マイナビエージェント」を利用しましょう。
マイナビエージェントは、平日夜間や土日も対応してくれるので、忙しくてなかなか時間が取れない人でも相談に乗ってくれます。
未経験業種に関しても、かなり丁寧に教えてくれるエージェントなので安心して転職活動を行うことが可能ですよ。

高卒者は職種の選択肢が狭いのか?

転職において高卒者は、学歴が気になりますよね。
大卒者よりも学歴が低いことで、「職種の選択肢が限られてしまうのでは?」と考えることもあるでしょう。

確かに新卒で就職する場合は、大卒者に比べ、選択肢が狭まることもあります。
しかし、転職の場合は「高卒者だから選択肢が狭い」とは一概に言えません。
その根拠として、以下のようなものが上げられますね。

  • 学歴不問の職種は多い
  • 転職において重要なのは学歴よりも経験や人間性

それでは、詳しく見ていきましょう。

学歴不問の職種は多い

意外に思われるかも知れませんが、世の中には学歴不問の職種は多くあります。
実際に、先ほど紹介したリクルートエージェントで「学歴不問」で検索をかけると368件もの求人が出てきます。

これは公開求人のみとなっているので、非公開求人も合わせるとより多くの学歴不問の職種が出てくるでしょう。

また、企業によってはそもそも学歴を重要視していないので、募集要項に学歴不問とすら書いていないこともありますね。
逆に学歴が必要であるような大企業は、学歴に大卒以上と書かれている場合がほとんどです。

最近では実力主義の会社も非常に増えてきているので、高卒であるということをそこまで気にする必要はないですよ。

転職において重要なのは学歴よりも経験と人間性

転職市場において何よりも重要なのが、あなた自身の経験や人間性です。
例え、東大出身者であっても社会人経験が乏しいことや人間性に問題がある場合は、転職することが難しい場合もあるでしょう。

学歴は確かに、その人の特徴を示す1つの利点でもありますが、勉強が得意な人が必ずしも仕事ができるとは限りませんよね。

転職の担当人事は、勉強のできるできないよりも、仕事のできる人材になれるかを判断しています。
社会人として仕事を行っていくためには、人間性や経験の方がよっぽど大切です。

学歴がないからといって悲観する必要はありませんよ。

本記事のまとめ

高卒で転職できる職種について理解できたでしょうか。

個人的には「学歴」よりも「スキル」が重視される「営業職」と「プログラマー」がおすすめです。

高卒の平均年収まとめ【年代別】|年収の上げ方も解説!」の記事で詳しく解説しましたが、高卒者は大卒者と比べて、平均の生涯年収が7000万円も違うんですよね。

これは高卒者が給料の低い、工場での技術職などに就いている人が多いことも影響しているでしょう。

職種を考える上で「誰でもできる職種」は希少性が低いので、給料は高くなりません。ぜひこのあたりを押さえた上で職種の選択をしてくださいね。